N003の実事求是な日々

基本はゲームの事、後は気になったニュースとか人生観とか
自分の病気の事とか実事求是な記事を書きたいと思っております

別れ―全てが終わったその瞬間―

2016-04-09 20:38:19 | 日記
コツコツコツコツ・・・・
ハイヒールの音が辺りに響いた
その女性はデートでもしていたかのような豪華な服装や装飾品に身を包んでいた
その女性の後ろには男性と3歳ほどと見受けられる少女が1人

男性は歩くのを止めない女性の後姿を眺めていた
そうすると少女は女性とは反対方向に地面のタイルの濃い部分だけを選んで跳ね気味に歩いていく

「かほ」

男性が少し大きめの声で叫んだ、その声にはどこか未練の様なものが感じられた
コツコツコツコツ・・・
女性はハイヒールの音で返事をした

「お父さん!」

少女は振り返り男性を呼んだ、しかし男性は女性の方を見つめたままだった

「かほー!」

先ほどより大きい声
周囲には人がほとんどいないが、もし居たら誰もが振り返るであろう声で叫んだ
女性はまるで誰の声も聞こえていないかのように歩みを止めない、その歩みには淀みが微塵も感じられず真っすぐ前だけを見ていた

「はやくいこ~よ~!」

少女はなおも男性に催促した
男性はその少女の後を追い、いつしか男性は見えなくなっていった
それでも女性は振り返る事は1度も無かった、振り返らないという事はもう全てが終わったことの証明だった




というドラマにでも出てきそうなワンシーンを地球上の誰よりも近い場所で偶然見てしまいました
恐らく、子持ちもしくはバツイチと知らずに(子持ちの方がショックだが)付き合ってて今日それを明かしたのでしょう
一瞬不倫相手かな?と思ったけどそれだったら子供が一緒にいるのはおかしいですからね

着信アリを見た(?)

2016-04-09 09:54:25 | 映画
遂に、着信アリ1,2を見た、、いや、聞いた

昔友達から内容を聞いていた以外は殆ど知らなくて
ホラー映画の中でもかなり恐い方だというのは聞いていた

そもそも俺はホラーがかなり、非常に、凄く嫌いだ
感受性が強すぎるのか、映像の中と現実をリンクしすぎるので
見てしまったらとてもまともな日常を送れなくなる

一番最後に見たホラーはパラノーマルアクティビティという、外国の映画
シリーズは4まであるのかな、それの3まで見たのだが
その前に、急性気管支炎になり治ったと思ったのに再発、悪化、肺炎、入院
と、エスカレーター入学のごとくスムーズに闘病生活に送り込まれた

俺の悪い癖の中で一番要らないのが、この恐いもの見たさなのだ
ホラーは見たくないのにストーリーが気になるという性格に困っている

しかし、今回遂にその克復方法を見つけた

それは見るのではなく、聞くのだ

映像は一切見ていない、音声のみでお楽しみください状態にした
音だけではよく分からない部分は説明して貰いながら
そうすると何とか見れた、勿論一人では無理だが

人間の情報分析は視覚が8割、聴覚が2割、みたいなのを聞いたことがある
つまり見ていたらこの5倍怖いと考えると、とても見れたものじゃない
何故なら、音だけしか聞いていないのに汗をかいていたぐらいだ、、、

しかし、2は作る必要があったのかと思う
多分人気が出たから作ったとは思うのだが

まあでも今回のでホラー映画はサスペンスやSFほどのシナリオは無理なのだなと思った
何故なら、幽霊というものがそもそも何でもありなので
無理矢理な部分が通ってしまう、その点が謎の部分を軽くしてしまうのだ
更に言えば「怖い」という部分は「論理的」に説明がつくと怖くなくなる部分が出てくる
意味も分からず襲われるから怖いのであって、ストーリーの辻褄が合わない部分が出ても仕方が無いと言えば仕方が無い

最近の漫画などに良くある、悪の親玉も過去の裏切り行為等でそうなったというシナリオだと敵側にも情がわくのと同じ原理だ
それをホラー映画でやるとホラーでも何でも無くなるので、やるなら一番最後なのだが、、、

その辺はホラー映画の難しい部分だと思う

つまり、ホラー映画なのだから恐怖の部分で評価するべきであり
ホラー映画にシナリオが悪いとかこじつけが酷いとかいったものは意味の無いものなのかもしれない

ファイナルは見る(聞く)かどうかは分かりませんw

ちなみに、寝るときに「チャン!ティンティンティンティン、ティンティンティンティン、ティンティンティンティン、ティンティンティンティンティンティンティンティンティンティンティン、ティン、ティン、ティン、ティン、トゥンティントゥン、トゥンティントゥン、トゥンティントゥン、トゥンティントゥン、チャラララランランランララランラララン、ティン!ティンティンティンティン、、、、
というあの忌々しいメロディーが頭の中で流れ続けて1時間以上寝れなかったのは言うまでも無い