怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

ひとりがアホだとみんなもパープー

2008年12月24日 | Weblog
<12月23日(火・祝)>

これまで怪人クンが出会ってきたキャバ嬢。もちろんマジメなコもいたし、誠意があるコも知っている。けど、そのうちの何割かはちょっとなぁ。客を泣かせて店をも泣かすヤツがいた。そういう女は最終的に首を切られ、捨てられる。疑問符をつけたくなるようなコは、そもそもあの時間が「仕事」だという意識がないんじゃないのか? そんな気がする。店長やボーイに対する態度を見ても、そこで働かせて「もらってる」のに「あげてる」とか「いてやってる」みたいな姿勢がのぞく。
「もともと、『ねぇキミ、ここで働かない?』と言ったのはそっちじゃない!」
スタートがこれだから、彼女たちはどんどんつけ上がる。普通に考えて、出勤日や時間が好き勝手であることがおかしい。認めるなよ、そんなの! 最低限の予定くらいは提出させろ。お客だって大迷惑だ。
さらに自分たちは〝してもらえる〟のが当たり前と思ってるからタチが悪い。帰りは送ってもらえるし、お客には何かを買ってもらえる。彼女たちの言葉の端々を聞いていると、「~~してくれてありがとう」がダントツだ。

今、キャストを確保するのに多くの店が四苦八苦している。この商売、女のコがいなければ機能しないことは言うまでもない。10代から20代前半の彼女たちは超、超、超ワガママだ。やっとの思いでスカウトしてもすぐに辞めてしまう。
これは以前、ある店で働いていた嬢から直接聞いた話だ。
「店長が気に入らない」を理由に集団離脱。週末に出勤してくる女のコがわずかに3人の断末魔。お客だって待たされた挙句にそれじゃあと、1人減り2人減っていく。もうガラン、ガラン。
ところでこの街のナイト誌を見ると、おもしろいことに気づく。
「ウチはこんな店ですよ!」
本来は客へのアピールとするところを、人材募集広告のほうに力を入れていることだ。メインターゲット、読者は未来の商品。つまり、これからデビューや移籍を考える女のコ向けに作っている。ケータイ用のQRコードから店のHPに飛べば、よりそれを強く感じる。

怪人クンの周り。「キャバクラ」という響きを発すると否定されることはあっても、好感する人間は非常に少ない。イメージというのは怖い。ひとりがアホだとみんなもパープー。連帯責任じゃないけど、がんばっている嬢までもがひとくくりにされてしまう。ひどいときには、遊びにさえ行ったこともない人間から頭ごなしで決めつけられる。
悲しいかな、世間はどこかキャバ嬢をまっとうに捉えていないところがある。けど、ある意味それも仕方ないな。なぜなら、夜の世界で働いている彼女たちが、自らキャバ嬢という仕事を馬鹿にしている。ナメているところがあるのだから。そりゃあ、外の人から偏見視されても無理はないよ。
こうして、ブログでなら延々と言えることでも彼女たちに面と向かって発言したら「うざっ!」のひと言で終わりだな、ムフフ…。

イブの前日。「天皇誕生日」の街は、大きな紙袋を抱えた家族連れやカップルでごった返した。はなびちゃんの店も今宵は営業してるらしいけど、所詮は以下同文男だからね(笑)。のんびりテレビを見てるほうがいいな。
それでも怪人クンは年内、たぶん2回はキャバへ行く。26日(金)とそれから…。なんだかんだ書いたって、そこから逃れられないんだよ。バカヤロー!


※プチイブの街。おじさんに注目。この楽器は、パイプオルガンでしょうか?(写真)