2012年10月23日(火) PM1:00~4:00
卑弥呼おばさんのお墓がある婀月山の地権者であるO財産区のNさんのお宅へ約束の時間に伺うと、数人の方々が来ておられました。Nさんのお宅は、卑弥呼おばさんのお墓とかごめの故郷の中心点であり、卑弥呼おばさんの祈り場でもあり人工的なピラミッドだと言われる八幡山が連なる八幡山連峰の東に位置し、近くにはヨーデルの森という憩いの公園の近くに位置したのどかな所にありました。庭には池もあり、切妻屋根のお宅の玄関の引き戸を引いて入ると、そこは広いたたきの土間があり、座敷に上がるには、腰かけにもなる年代を思わせる黒く長い段板もある日本古来の落ち着きのある住まいでした。 そして・・、それから・・・私が・・。
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「調査掘削の報告が遅れて申し訳ありませんでした。又、このことは全て地元住人でもない事情も分からない私のいたらない行動が地元住人の方々に大変なご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫びいたします。掘削にあたりましては、大雨が降っても問題が無いような場所を選び、私も建築現場30年間の経験をした人間として問題なきような仕事の仕方で進めました。その点はご安心ください」と私。
その場には、N議長、T副議長、S町会議員、神河町職員のKさんと、もう一人。と、住民男性お一人で、私を入れて合計7名でした。
なんども何度も深く頭を下げてお詫びする私でした。
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誰が言われたのでしょうか、「これからどうされるんですか」と。
私 :「これ以上は何も致しません。地元や役所の方々にも多大なご迷惑をかけているとのことですし、これ以上ご迷惑をかけてまで進める気持ちはありません。私費でやれることはとっくに限度を超えていますし、進めようにもお金もありません。工事計画書ひとつも出せないような私です。信じる信じないではなくて、ましてや宝探しをしているわけでもありません。信じてはいただけないでしょうが、神様に言われてここまでやるだけのことはやりましたから、後は、町の方々が、「進める価値がある」と思われるようでしたら、科学的調査やそれをもとに工事計画書の作成や事業計画書を作成されて実行されたらと思います。力も金も無いよそ者の私が皆さんにご迷惑をかけてまでやる話でもないと思います。もう私としましては、神様に「十分やるだけのことはやりました」と言い訳もできますし、これで終わりにしたいと思います。ただ、11月の3日4日と一泊二日でモンテローザさんに宿泊させていただき、八幡山や卑弥呼のお墓を車窓から眺めたりする旅行や、これからも多くの方々を神河町や生野へとお連れすることはいたしますが・・」
誰? :「何処に泊られようが、町へ来られようが そんなことは私が知ったことではないですが・・」
低姿勢でお詫びするだけの私でしたが、この時ばかりはすかさず言わさせていただきました。
私 :「それはあまりにも悲しすぎます。そんな言い方されたら・・、皆さんは何処に来るんですか!ここ神河町にでしょう。九州や東京など遠く全国から来られるんですよ。そんな言い方はないでしょう・・」
実際に、沖縄、新潟、東京、埼玉、九州、山口、愛媛、岐阜、奈良、大阪と、全国から新神戸駅に集まられ、大型バスに乗り込まれ、神戸から「かごめかごめの故郷 」神河町へと、当日時間的に無理な方は、前日から来られて、神河町へと行くのです。24日今日現在で30名ほどの方が確定していますが、地元の方々や兵庫県の方々にも是非とも同乗していただきたいと私は願っているところです。単なる空想や架空のロマンを追いかけているわけでも私はありません。そのようなものでしたら、わざわざ時間やお金を使って、誰も行かないへんぴな場所場所へと遠くから行きません。そう思われませんか皆さん。 3日4日と一緒に行かれる方々は、何かに間違いなく動かされています。 この世に生まれてきた「使命」というものをよ~~く真剣に捉えて居られる、真実を見通せる素晴らしい方々です。 私も100%の確信をもっての行動です。
私 :「現場は重機を入れてやらないと無理だと思いますが、ヘリで重機2台を上げて下すだけでも500万円ほど必要ですし、現場での作業を入れると大ざっぱに1000万円は最低でも必要だと思いますから、今、この活動資金の募金集 めをしていますが、現在まで80万円ほど集まっています。本当に今、こころ温まる方々のご支援の輪が広がりつつあります。できましたら、町の方で受け皿の組織をつくっていただきましたら、もっともっとその輪は急速に広がるものと私は思っています。現場での調査から発掘立証まで全て地元、神河町の方々がやられることを私は期待します。その為のお手伝いをすることにはご協力はおしみませんが、地元の皆さんにご迷惑をかけてまではできません。地図上に書かされた多くの図形や、葺き石で覆われた現場の状況や話の流れから、卑弥呼の墓であることには私は100%の確信を持っていますし、掘削費用の1000万円はどうしても集めなくてはいけないと思っています」
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お互いの意見もようやく出つくして御開きとなるころ・・
私 :「せっかく資料もつくってきたことですし、Sさんや役所へもって帰ってもらえませんか、よかったら・・」
Kさん :「卑弥呼のタタリだといって関わりたくないようです・・」
みなさん :「Sさん、どうされたんですか」
誰となく :「自宅前で溝にはまって数か月入院されるほど大ケガされたんです」
私 :「私もそうだと思います。祟りです! 人間、この世に生まれる時、神様と約束をしてこの世に出てくると言います。でも、お母さんの産道を通ってくるときに、そのことを消されて出てきます。約束をした高貴な御霊ほど、そのような大事な時に託されたことをやらなかったら、神様は大いにお怒りになられます。 祟りです!私はそのようなことをよ~~く知っています。ですから人からキチガイ呼ばわりされようが何といわれようと、やるだけです」
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んん? んん??「 祟りです!」 と言うことは、「かもしれない」を含めて・・・そこが卑弥呼の墓であることを認めた発言でもあります。・・潜在的にDNAがそれを教えているようです。
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ん? 祟り?? と言えば、 第十代天皇の名前、不思議に思われませんか。
祟神天皇 ・・この名、後世の人が付けた名前ですから、神に祟られた天皇ということを教えている気がしてなりません。
神となられたどなたにに祟られたのでしょうか。 どうして祟られた!?
・・理由がありますよ! と聞こえてくるような・・。
おそらく・・・248年に71歳で自ら永遠の眠りに着いた女王 卑弥呼 の祟りに悩まされた天皇が祟神天皇。 いやいや祟られてもおかしくない天皇だと聞こえてきてなりません。ちなみに、第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)の陵墓は父である祟神天皇の陵墓の方角を向いていますが、祟神天皇の陵墓は馬の山古墳を向いています。馬の山古墳で一番大きい4号墳は、物部神社の方角を観ています。ちなみに卑弥呼おばさんの墓は、香住の庵月山を向いています。
でも、丹後半島の神明山古墳を向いている第15代応神天皇陵と、六甲山石の宝殿と卑弥呼おばさんの墓と白兎神社が一直線になっている不思議に、何かを教えられている気がして仕方ありません。 そこに伊王島から、神功皇后と応神天皇と比売大神を祀る宇佐神宮(八幡総本宮) を通って卑弥呼おばさんのお墓にたどり着くこの不思議さは何を意味しているのでしょう。
比売大神は宗像大社や空海様が高野山を開くにあたりご挨拶に行かれたと言われる丹生都比売神社でもお祀りされていました。 ・・んん・・何か大事な大事なことを教えているようです。
Nさんのお宅を出て、私が行かされたところは、かごめの中心点である八幡山が奇麗に観える西の麓にある渕の集落にある大歳神社でした。
間違いなく空海様が待っていらっしゃいましたね。
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「今日は良くやった! 待ってたぞ!!」と言われたような気がしました。
空海 KUKAI ・・ この名の真髄は、ミラクルイングリッシュの洵音子さんにおりてきた言葉の
私( I )を受け入れることを選択する。 をさにわすると、
神を受け入れることを選択する。 とも・・言ってるようです。
そうすれば、Kaiser 神聖ローマ皇帝をも超えられると。
空海様~! このような解釈でもよろしいでしょうか。
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実は、この神社の裏山が、「籠の中の鳥はいついつ出会う」の羽を広げた二つ目の鳥の頭の部分にあたります。
N議長、T副議長は終始、町全体のことをよ~~く観通した面持ちでしたね。 感謝いたします。 集まられた全員の方々に心より感謝いたします。 神河町と町民の方々に祝福ありますように・・。