2012年7月19日(木)
地元生野の歴史研究家のTさんの紹介で、龍上山延応寺へ行ってきました。
車でお寺の境内へ登り切って目に入ってきたのが、住職さんらしき男性と大きな大きな巨木でした。
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私 :「住職さんですか」
男性 :「そうです」
私 :「大きな樹ですねぇ」
住職 :「1000年以上経っています」
・・・ その時、巨木の向こうに白く輝く立像が目に飛び込んだので、
私 : 「1200年経っていませんか」
住職 :「実際、詳しいことは分からないのです。・・1200年かもしれませんね」
私 :「向こうに立って居られるのは、空海様ですね」
住職 :「そうです、空海様です」
・・・
それから私は、懐かしい空間へと戻ってきたような、懐かしい人と出逢っているような・・、住職の姿も消えて、一人だけでその時空間に溶け込んでいる私をもう別のところから観ているワタシの眼で観ているようでした。 巨木に吸い寄せられるように近づいて行き、そ~っと手を伸ばして石にも見える木肌に触れていました。 愛おしいわが子の頬に触れるように、そして瞬間、懐かしいお祖父さんやお祖母さんや父の手に触られているようにも思えて・・そしてその状態で立って居れる限界まで反り返って巨木を見上げていました。
「生きてる!」 と思ったと同時にピンクのテラファイトを巨木に当てて、そしてまた会話を続けていました。
それから空海様の前にすすんで・・・、顔を見つめると・・、生きてそこに立って居られるような・・、何かを私に言われたような・・、心が膨らんで体が浮き上がるような・・、とでも言いましょうか、なんとも言えない幸福感に包まれていました。
そして本堂を見ると・・・。 なんと 亀さんが飛び込んできました。
「亀が居てるということは、反対には鶴が居てるはず!」と思って、そちらへ行くと・・。 鶴が飛び込んできました!
鶴と亀が山で大きく造形された生野の地上絵の、鶴の左の羽の部分に当たる龍上山延応寺さんの境内からは、ユダヤの二人の大王が祀られている古城山御林と絶峯御林の両山が観えました。それに、二人の大王と女王卑弥呼の三つの三角形が重なるポイントのお山も境内から観通せていました。
空海様は間違いなくこのポイントに立って、山山を見渡しながら、将来解き明かされるその未来、正に今を想いながら山々を観続けたことでしょう。 そして、ここの境内でも子供たちを集めては、「か~~ごめ、かごめ~~、か~ごの中の鳥は・・」とかごめの唄をみんなで唄ったことでしょう。 巨木を囲んで、大勢の人達と手に手を取って、大きな一つの輪をつくってかごめの唄を歌いながらの楽しい一時を夢見る私でした。
これで、空海様もそろそろ、とうりゃんせの舞台であるイエス・キリストを祀る岩戸の扉を開けてくれることでしょう。
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Mさん、いつもありがとうございます。 感謝しています。
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