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ビギナーから初段まで Ⅲ

2010-03-06 10:35:19 | 将棋

安曇野ちひろ美術館

6枚落ちの手合いになった子には、ウッキー先生は9筋狙い、私は1筋スズメ指しで指導している。
共通して言えるのは、玉を囲わない=囲わなくても良い。

そして最初に棒銀戦法を覚える。
角交換棒銀は、先手も後手も玉を囲わない方が良い場合がある。
そして、どうなったか・・・・(汗)
王様を囲わない子が増えてしまった。(涙)

本当は、矢倉を教えた方が良いと個人的には思っているし、大ちゃんには本人の申し出から6枚落ち矢倉を指しているし、O副支部長のお孫さんも矢倉をキチンと組み立てて来る。

しかし、しかし・・・しかしである。(笑)
団体戦やバローで勝てた方が面白いし、これまで学んだ事の上に積み重ねて行く方が、ステップアップしやすい。(将棋に1週間で○○なんて無いと思う。)




後手一手損角換わり振り飛車


もともと将棋に限らず、自分から考え構想を練って、アクションを起こしたいタイプであるので、何でもかんでも自分から角を換えに行く事で、自らこう指すんだと主張するようにすれば、与えられて動くより良いと考えていた。


そんな時、たまたま今期のA級順位戦を観戦していたら、出たのである。(笑)


普通に振り飛車を指すなら△4四歩ですが、△4二飛として「角交換OKですよ」と平気な顔をする。(笑)


▲6八玉と王様を移動した瞬間に、えいやっ~~と△8八角成として、後手なのに1手損して角交換してしまう。


その後は、飛車を向飛車⇒△2二飛とさらに1手使い移動して△3三銀と上がり逆棒銀から反撃を開始する。
後手玉は、シンプルな美濃囲にし低く構えて、争点を作らない事で反撃の時間を稼いでいる。

この後は、△2四歩▲同歩△同銀として、何が何でも習い覚えた棒銀戦方を使い戦う。

もしも相振り飛車になったら、角換わり腰掛銀の左右反対だと思って、気にしない事にする。
(ここら辺が・・・イイカゲン)



ポイントは、△8八角成と角を取った瞬間にある。
この1手に、全ての念力を掛け、「行くぞ========」とビーム光線を放つ。
そこで勝負が決まる。




次回は、先手バージョンです。

(参照棋譜:先手森内九段VS後手藤井九段 今期A級最終局より)

スカボロフェア サイモンとガーファンクル




Comments (2)
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ビギナーから初段まで Ⅱ

2010-03-06 04:17:17 | 将棋


1.角交換

ちょうど1年くらい前だろうか、五奉行の中で矢倉を指せる二人との対戦から、今先手の▲1六歩に△6四角と出てみたところ。
手自体は、飛車チョウ~~ダイ(笑)
▲3七桂なら△1四歩と端を受けて、▲3七銀なら受けないで別の手と思っていたら・・・


二人とも、▲4六角と角をぶつけて来た。
「うん?脇システム知ってるのか????」と思いきや、二人とも感性で手を選んでいた。
もう今は強くなってるから、別の手かもしれなし理解して▲4六角を選ぶかもしれない。


そこで思ったのは、子ども達は「角交換好きだ」という事である。

思考が角換わり棒銀の延長線上にあるなら、当然といえば当然なのかもしれない。
という事から、感性的に角交換する将棋に違和感が無いだろうという結論に達した。
(イイカゲン・・・な結論なのだが・・・)

そこで角換わりの陣形で良いのが無いかと、ものぐさは考えたのが今回のテーマになっている。

思い出は美しすぎて~八神純子さん

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