鏡海亭 Kagami-Tei  ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。

第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第59)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

宿命を超えて、そして猛暑をも超えてゆけ――激熱な第55話!

今日も大変暑い日でしたね。読者様方、お変わりはありませんか。
下手すると体温より高いような気温は勘弁なのですが、暑いといえば、いや、最近熱いといえば、連載小説『アルフェリオン』です!
 
本日も熱く(時には暑苦しく?)参ります。
今回は、第55話「五柱星輪陣」の予告&PR用のスライドを初公開です。
 
 
なんとな〜くではありますが、ネタバレっぽい部分も含まれているかもしれません。いや、この程度なら、次回予告で出てくるくらいの範囲内であり、ネタバレではないですよね。
あ、タイトル自体がネタバレでしょうか?
 
そういえば、むかし、Gガンダムの最終回のタイトルの中に、たしか「Gガンダム大勝利!」という言葉が入っていました(笑)。これこそネタバレですが、昔はおおらかでしたね。いや、昔じゃなくて、Gガンダムだからか。。。
 
話を戻して、第55話のタイトルにもなっている「五柱星輪陣」、必殺技(?)の名前が題名とは、何だか往年の少年コミックのようです。しかも名称からして、五人の御子が合わせ技で何かを放つような、激熱の展開を予想させます。でも、何と戦うのでしょう??
 
少しだけばらしておきますと、五柱星輪陣の「輪」という文字にも表れているように、この技は、御子たちが次々と呪文を放っていくものです。今回は「闇」属性のルキアンを五芒星の頂点として、闇の炎、闇の水、闇の風、闇の地……と、各属性の御子がルキアンとそれぞれ合わせ技を撃って、最後にルキアン(とエレオノーア)が闇の闇、それから……(その続きは内緒)という感じです。
これはもう、少年コミックのド定番?の「これは誰々の分、そしてこれは俺の分だ!」という燃え燃えな連撃の応酬になるわけでしょうか。「これはエレオノーアの分!!」も含めて。
 
いや、作者自身が一番楽しみ過ぎます(笑)。早く書きたいな。
 
ちなみに「五柱星輪陣(ごちゅう・せいりんじん)」と書いて「ペンタグランマ・アポストロールム(pentagramma apostolorum)」とフリガナを振ります。最強必殺技なので、少し重いめに、ラテン語にしてみました。何だか無駄に重厚というのか、「大人の中二病」(苦笑)感があって、よいですね。直訳すると「使徒たちの五芒星」です。使徒とは、この場合、「御子」のことです。
 
しかし、以前も書いたのですが、「御子」という言葉を欧米の言語に直した時の訳語に、いまいち適切なものがありません。仕方がないので、英語でいうと「apostle」と訳していますが、これは「使徒」です。御子は「エインザールの使徒」とも呼ばれていますので、それで間違いではないのですが、キリスト教的な世界観に合わせていうならば、「御子」は本来は「使徒」ではなくて、「救いの御子」すなわちイエスの方ですね。しかし、それだと何か文脈が大きく違うような……。
 
まぁ、細かいことはともかくです。
物語としていえば、これまで、同じ世界の同じ時代に御子が五人集まったことは一度もなかったのですね。過去、特にルカ・イーヴィックのときには、かなり良いところまでいったのですが(あと一人、というところくらいまでは集まったかも)。結局、数が揃わないということが、これまでいかなる世界でも御子が自分たちの世界を守ることができなかった最も大きい原因なのでした。それが今回は五人が結集して、何かが変わりそうです。
 
本当は、御子というのは、今の五名の他に「光」属性の御子を合わせて、全六名です(ただし、人造の闇の御子(ルキアン+α)は執行体とアーカイブの二人合わせて一名相当のため、現在の御子も、数自体は合計六名ですが)。しかし現在の世界では、「光」の御子は存在しているはずなのですが、色々と理由があって仲間に加わるのは難しそうです。小説本編にもあったように、光のパラディーヴァが徹底して拒否していますからね。
 
それからオマケです。
今回、星輪陣の画像を作るために、地の御子であるアマリアさんの画像を改訂しました。他の御子とは違い、立っている画像がなかったもので。こちらです。
 
それからアマリアさんの顔アップの画像の新ヴァージョンも。
 
 
神秘的な雰囲気の旧画像の味わいもできるだけ活かしたかったのですが、ちょっと、旧画像は他のキャラの画像とタッチが違い過ぎるので……。絵柄が安定せず申し訳ありません。最近のファンタジー小説にありがちな「美少女」(苦笑)だけでなく、こういう、大人の女性キャラが頑張って素敵に活躍しているのも、『アルフェリオン』の魅力です。若さ溢れる(古語?)エレオノーアもたしかに可愛いですが、男女問わずそういう世代のキャラだけが突出すると、何だか話が嘘くさいというのか、薄っぺらくなりますよね(汗)。
画像生成AIのHolaraさんも、よく頑張って(頑張るというより、粛々と、でしょうか)支えてくれています。
 
本日も鏡海亭を訪問いただき、ありがとうございます!
暑い暑い毎日ですが、『アルフェリオン』が読者様方にとって、わずかにでも清涼剤のひとつとなれば嬉しいです。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。
 
ではまた!
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