退職後、銀行が「為替で儲けませんか?」としつこく勧誘して来た。
面白半分に2回ほど話を聞きに行った。
アメリカ株とオーストラリア株があった。
円安?
ドル安?
「損することもあります」という話だった。
そりゃあ、そうだろう。
「なん%にされますか?」
「と言いますと?」
「目標の%に達したらそこで停止し、お返しします」
「みんな、なん%くらいで申し込んでいるんですか?」
「10%の方が多いですね。20%の方もいらっしゃいます」
あまりにもやかましいものだから、しかたなく現金を預けた。
小心者のワタクシはギリギリのところで5%差額に変更した。
その時は理解できたが、今はすっかり忘れてしまうような話だった。
それから、ずっと心配だった。
はたして現金はちゃんと戻るだろうか?
あ~話に乗るんじゃなかった・・・
時々、思い出しては心配だった。
はたして2年後、無事にお金は戻って来た。
もちろん、5%上乗せで返って来た。
知らせがあった時、通帳を見た時は正直、ほっとした。
その時、思った。
儲け話はもうやめよう・・・
こういう話は性に合わない・・・
儲け話には向き不向きがある。
それは好きな人がやればいいのだ。
向いてない、心配性な人はやるべきではない。
好き好んでわざわざ心配事を増やすバカはいない。
その後、ずっとそういう話は断り続けているし、身内にもその話をしている。
儲け話は体に悪い!
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