退職ゴルフのはじまりは再現性の追求だった。
当時は、練習場でできても、コースでうまくいかずに、コロコロとスイングを変えていた。
それからしばらくして、正確に飛ぶスイングを模索し始めた。
それは同時に飛距離を求めるスイングでもあった。
再現性と正確性の時代は長かった。
ず~っとこの二つのレールを走るものだと思っていた。
ところが、ある日、ふと整合性のことが頭に浮かんだ。
コースのあるあるは、うまく打てるクラブと打てないクラブがあることだ。
つまり、ドライバーはいいが、アイアンがボロボロとか、アプローチはいいが、ドライバーが不安定とか・・・
これでも90は切れる。
しかし、その先に行かない!
どのクラブもそこそこ打てるスイングこそ、現状打破のキッカケになる。
それが整合性スイングだ。
スイングは再現性や正確性だけではなかったのだ。
整合性スイングの追及が始まった。
今までたくさんのスイング理論をかじってきたことが役立った。
一つ一つ、部位にこだわったスイングを試す。
ウェッジ、アイアン、UT、WDと試していく。
オープンスタンスと軸回転は、自分スイングの基礎だ。
左ひざで引き合うスイングがまんべんなく打てるような気がする。
右側の部位を使ったスイングはよかったり悪かったりだ。
左ひざが一番、安定している。
ところが、整合性スイングはそれだけではなかった。
左ひざのほかに、重要なポイントがあった。
体を回し過ぎない!
腕を上げ過ぎない!
つまり、オーバースイングをしない!
右に行き過ぎないコンパクトスイング!
たぶん悪い方向へ向かっていないように感じる。