スイングづくりは自分の体と会話することだ！

高岡のゴルフ練習場で小中学生が練習しているのを参観したことがある。
知り合いの知り合いの知り合い（？）がそこで長年コーチをしている。

その時フシギに思ったのだが、コーチはただベンチに腰を下ろして後ろから見ているだけだ。
何かアドバイスしなくていいのだろうか・・・
この人がほんとうにあの永峯咲希を育てた人だろうか・・・

その時はほんとうにそう思った。
しかし、今はそれでいいのだと思っている。

グリップやスタンス、アドレスなど基礎的なことは教えたのだろう。
その後、子どもたちはひたすらボールを打つ。
打ちながら、子どもたちはずっと自分の体と会話をしていたのだと思う。

いくらプロを育てあげた人と言えども、自分以外のことは分からない。
スイングは自分から身につけていくものだ。
子どもたち自身が自分で探すしか最善の道はないのだ。

「自分の型を知った人だけ上達できる」
そのことの深い意味がようやく分かった気がする。