帰宅すると、斜め向かいに住む人が声をかけた。
「トマト、育てちょる?」
「はい!」
「カラスがトマトを盗ってったが」
「え~っ?」
カラスがわが家のトマトを?!
すぐさまチェックした。
駐車場に青く小さなトマトの実が転がっていた。
ああ、これか?
畑に回ってみる。
どれどれ・・・
ふむふむ・・・
どうやら、トマトはダイジョウブのようだ。
赤いトマトはちゃんとついていた。
いや~カラスも食べ物不足か?
とうとう菜園のトマトに手を出したか?
すぐに虫よけネットを張った。
残念ながら、カラスに分けるトマトはない。