こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

決算、総務委員会での質問

2008年04月23日 00時16分51秒 | Weblog
昨日4月21日(月)は決算委員会、本日22日(火)は総務委員会、
2日連続で質問をさせて頂いた。↓
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/consider.php

昨日の決算委員会は国土交通省の集中審議ということで
「道路特定財源(道路整備特別会計)から公益法人への支出」について
質問をさせて頂いた。
本日の総務委員会では、地方税関連3法案について、
片山前鳥取県知事ら学識者4人への参考人質疑ということで、
道路特定財源に半分ほど時間を費やして質問をさせて頂いた。

昨日の決算委員会用に質問の準備を始めた当時は、委員会での質問が2回目の
新人の私としては何とか持ち時間を消化しようという気持ちだったのだが、
凝り性の性分のせいか、調べれば調べるほど、政府に対して質したいこと
がどんどん増えてくる、意見を言いたいことが増えてくる。
そうなったらもうとめられない、でも時間は限られている。
ということで、いったん用意した質問の内容を削りに削って本番(?)に臨んだ。

いざ、質問。ところが、なかなかこちらのタイムテーブルどおりには
いかないもので、時間内に納めようという気持ちがつのり、
どんどん早口になってくる。

昨日の私の質問は、例えてみれば、下手な歌い手が歌った難しい名曲、
あるいは、未熟な寿司職人が握った高級ネタの寿司、そんなところだろうか。

私としては、この通常国会で、道路特定財源の一般財源化という、
今までまともに議論すらできなかったこのテーマについて
どうしても議論に加わりたかった。誤解を恐れずに言えば、
小泉政権下でさえもまともに議論すらができなかった、本丸中の本丸、
ねじれ国会だからこそ議論できるこのテーマ。何としても議論に
加わりたかったのだ。

道路特定財源の一般財源化。この国のかたちを今の時代にあわせて
変えることができる貴重な契機であると同時に、福田総理の
物言いからすると、時代の流れに逆行する危険性もはらんでいる。

後期高齢者医療制度、年金問題、医師不足、地域格差、、、、
国会で議論しなければいけないことは他にも山ほどあると
認識しつつも、道路特定財源という、今となっては奇形であるこの制度を
真の意味でなくすことによって、医療、福祉、教育といった
今まさに、特別扱いしなければいけないようなことに、
国として政策シフトが可能となるのではないだろうか。


4月21日決算委員会、22日総務委員会の質疑はこちらから↓
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/consider.php