こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

委員会での初質問

2008年04月01日 17時05分38秒 | Weblog
3月28日(金)、所属する総務委員会で初めて質問をさせて頂いた。
議題は、平成20年度NHK予算案について。

NHK(日本放送協会)は公共放送を行う特殊法人であり、
国民の受信料によって経営を支えられているという法人の性質上から、
放送法に則って、毎年度の予算は国会の承認を要することとなっている。
また、例年国会での審議がNHKで録画放映されるという点でも
特殊な議題と言える。
(私の質問も、28日(金)23:40から全国放映されました!)

初めての委員会質問。
昨年12月に務めさせて頂いた本会議での代表質問は
質問者と答弁者の質疑のやり取りが一往復だが、
委員会の質問は一問一答形式で、しかも相手方の答弁時間も
含めて自分の持ち時間に納めなければいけない。

本会議の代表質問は、本会議場という独特の重厚な空間の中で
どんな野次の怒号にもめげずに、ひたすら自分の主張を言いきる。
言ってみれば度胸試しのようなものだが、委員会の質疑は
度胸だけでは済まされない。答弁者の答弁内容への臨機応変な
対応が求められる。

今回は23分の持ち時間。終えてみて、質問の難しさを痛感した。
理由の一つ目は制限時間。理事からの「くれぐれも時間厳守」との
事前注意のプレッシャーもあり、とにかく時間内に納めるよう時計を
見ることしばしばで、後半はどんどん早口になっていく・・・

二つ目の理由は、事前に私が関係各所からヒアリングした内容と
全く違う答えが返ってきたこと。前の日にも念押しの確認をして
いたので私としては「間違いない」という確信のもと、質問を
組み立てていたのだが、何だか梯子を外された気分だ。
質問の場数を踏んでいる先輩議員なら、
「私がお調べした状況と違います。」とか、
「私がお調べした中では、データベース化がされていないとお聞きして
います。いかがですか。」
などと即座に応えるのだろうが、そうは対応できなかった。

28日は民主党から5人が質問をしたが、私だけぶっきらぼうな
印象を与えている。これは、国民の皆様が野党の民主党に望むことを
私なりに忖度し、あえてNHKさんが触れられたくない質問もさせて
頂いたがゆえとご理解ください。
多々、反省点はありますが、皆様には私の今後の成長を見守って頂くためにも、
ぜひ、ご覧頂きたくお願い申し上げます。

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