こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

国会の野次

2007年11月29日 13時32分23秒 | Weblog
ここのところ本会議開催が頻繁になっているが、
本会議での新人議員の野次が少ない、という指摘がある。
国会の野次については、さまざまな意見があるが、
私は、国会での野次は品位を欠くものでなければ
あってもよいと思う。
品のある野次というのもおかしな表現だが、
いわゆる国会の野次(不規則発言?)というのは、
批判や中傷だけではなく、同じ会派の議員に対する応援や
声援もあれば、意見を正す意味合いのものもある。
中には敵方も思わず笑ってしまうような絶妙かつ
ユーモアにあふれた野次もある。
一方、誹謗中傷的な野次をごくたまに耳にするのも事実だ。

衆議院では、小泉チルドレンが国会に現れてから、
品のない野次が増えたという話をよく聞く。

私自身は、野次を聞くのには慣れ始めたところだが、
野次を飛ばすのにはまだ慣れていない。
臨時国会が始まったばかりの9月、本会議終了後に
同僚議員が私にぼそっと言った言葉に思わず深く頷いてしまった。
「子供の頃、”人が話している時は静かに聞きなさい”
って学校で教わったのに・・・」

”野次は国会の華”という人がいるが、国権の最高機関である
国会に”華”を添えるような野次を飛ばせるのはいつの日だろうか。