相撲史に関心・興味のある方どうぞ

相撲史に関心・興味のある方どうぞ

辻褄あわぬ玉椿の記事・星取表

2023-06-14 21:23:18 | 日記
 拙稿「“時代”を超えた力士たち」━明治
→大正篇 ②━の執筆を開始した。

 “悲運の大関”駒ヶ嶽と同時の明治三十六年
夏場所に入幕した短躯・軽量力士、玉椿は
『…なんでも七傑事典』(三宅充氏)に拠れば、
「…三段目の古顔の柏森には子供のような
扱いを受けた…」が、『…全三役力士略伝』
(野宮明雄氏)の星取表では、明治三十一年の
春は序ノ口、同夏 序二段で何れも八日目
「〇柏 森」とあり、当方所蔵縮刷複写番附
で、柏森助五郎と名乗る力士が同春は東
三段目十八枚目、夏は同じく三二枚目(どん
尻)に載っており、同一人なのか? 或いは、
序ノ口─三段目の取組なのか。
 更に、『七傑事典』に…三十二年春、柏森
を投げ飛ばし…と云うが、前記星取表は「全
休」となっている。てんで辻褄があわないの
である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

102年前の幕下優勝

2023-06-14 13:40:11 | 日記
※昨日までのトータル訪問者数
 1,029,274

 大正十年春場所、西幕下三十枚目
出 羽 ノ 花〔非関取〕の星取表。
〇谷 嵐(幕下38)

〇黒 潮(幕下36)

〇立ノ山(幕下39)

〇高ノ濱(幕下25)

〇淀 川(幕下34)

 彼は、後入幕し戦後武蔵川理事長に
なった平幕止りの出羽ノ花國市ではな
く、その“先代”に相当する。
 出羽海部屋では、□常陸や常陸□と同
様、出羽ノ□などと命名する事例が少な
くなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする