相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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三役陣の出欠情況 その123

2018-03-19 20:52:51 | 日記
 文政九(1826)年春場所の三役陣。

東大関 源氏山 7日間を出場
西大関 四賀峰 6日間を出場
東関脇 小 柳 7日間を出場
西関脇 稲 妻 8日間を出場
東小結 荒 馬 八日目まで出場
西小結 鉄生山 10日間を全休

 鳥渡ばかり珍しい記録を拾えば…。

 当場所、新関脇の稲妻は、幕下(現
十両)力士とは一番も対戦せず、相手は
すべて東方幕内力士である。他の出場
した三役は、1番乃至2番の対幕下戦
が…。
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「先入観」を危惧する…

2018-03-19 13:29:33 | 日記
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 相撲解説者として一世を風靡した神風
正一氏(元関脇=一時海山太郎)の著書
『神風一代』(昭和六二年刊)より抜萃。

〔前略〕〔角界入りに〕一番反対したのは
母だった。心が揺れ動くわたしを物陰に
呼んで、「のう正一、相撲というところは
恐ろしいところと聞いておる〔中略〕」と涙
を浮かべて止めた。母は末っ子のわたしが、
みすみす苦労をなめさせられるのを、見るに
しのびなかったのであろう。もとより学校の先
生も友達にも、賛成する者は一人もいなかった。

 貴乃花部屋の不祥事━もう…、日常茶飯事的に
「暴力行為」が土俵の内・外で…と云う「先入観」
を一般の人々に植えつけてしまうのではないか、
と危惧せざるを得ない。
 相撲人気に“翳り”がみえる、いや、そればかり
じゃぁなく力士志願者減少に拍車がかかりそうだ。
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