out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

瑞牆山 ~新たな試み~ #1

2016-01-11 23:00:18 | 山登り in 山梨県エリア

2016年1月9日(土)
瑞牆山山頂より金峰山と富士山を望む

 2014年6月、圏央道の高尾~海老名間が開通。 2015年10月、同じく圏央道の桶川北本~白岡菖蒲間が開通。 時代は変わったものだ、と感じたりするこの頃。w
 日頃、外環道和光ICから浦和を経て東北自動車道に乗り日光方面を往復する私は「ほぼ渋滞することがない、とても便利なルート」と思い強頻度で利用させていただいているが、姉に言わせれば「よくあの渋滞のひどい外環を通るね。」と。 そりゃ私の場合、主に早朝および夜(でも深夜ではないのだけど)に利用しているので、混まないのは当たり前なのか。。。? そして「そんな時間ならどんな高速道路に乗っても空いているのかしら?」と最近思い始める。
 けど朝東北道を走っている時、また夜帰り道で、ラジオから関越道、中央道のひどい渋滞案内を聞くことはままあるよ? でもまぁ、便利になってきた高速道路の恩恵をこの新年からは少しくらい受けてみたいなぁ、などと思い始めて。。。

 そうは言ってもバックスはあるし、通いなれた日光方面へ行くことは今まで通り基本となるだろうけど、たまには違う方面にも足を延ばしてみよう、と新年早々行ってみました、瑞牆山(みずがきやま)。 いつも通り前置き長くてすみません。w

 当初は違う山を考えていたのですが、今シーズンの雪のなさに「瑞牆山に行けちゃうかな?」と思い至り行って参りました。 秩父多摩甲斐国立公園内に位置し、日本百名山にも含まれる、瑞牆山(みずがきやま)、標高 2,230m。 圏央道開通とはまったく関係のない場所ですがw、まぁ、中央道乗って行ってみた!w 
 とりあえず奥日光へ山登りに行くのと同じ4時半ごろ家を出て、渋滞はまったくなく須玉ICまで。 三連休初日の朝にしては上等じゃないか。 途中双葉SAで朝焼けに浮かぶ富士山を見て、それだけでも来た甲斐あったな、とか。w


 須玉ICを下りて既に増富ラジウムラインを走っていたのかな? 棚田のある美しい村落から、ちょうど朝陽が当り桃色に染まり始めた鳳凰三山が。 思わず車を寄せて写真に収める。 写真右側の方、雲がかかっているのがアサヨ峰、そして甲斐駒ケ岳がちょびっと。


 もう少し近くに寄せれば地蔵岳のオベリスクも見える。 地蔵岳のちょうど後ろ側あたりに北岳があるはずだけど、まだ標高が低いので見えません。
 田植えの頃はいいだろうなぁ、などと思いながらさらに車を走らせる。


 すると、ドドーンッと見えてきた! 左が目指す瑞牆山。 右奥霞んで白いのが金峰山(きんぷさん)。 いやいや。 ほんとに岩だらけの山だ。(^o^; 登れるんだろうか? 幸い雪はなさそうだけど。。。 まぁ、ダメならダメで、降りてくればいいんだし、と。(´・ω・`)


 まず目指すは瑞牆山荘。 サイトを拝見の通り立派な施設。 そしてそこまでの道路も危なげない舗装道路です。 ただ冬季は休業中?(←やっていらっしゃるようです。失礼いたしました。) 外のトイレも使用不可でした。 ちなみに最終トイレはどこになるのだろう? 塩川ダムに公園のような施設とトイレは見ましたが、開いているかどうかは確認していません。 それ以外は高速降りてすぐのコンビニくらいかな。(3件ほどあり) 登山口から山に入ると40~50分で富士見平小屋に到着しますが、そちらのトイレは使用可能でした。(100円) 山小屋も営業しているみたいです。
 上の写真は瑞牆山荘前の駐車場です。 広い駐車場で7時半過ぎに到着で余裕で停められましたが、結構人が入っています。 富士見平小屋経由で金峰山に登る人もここに停めます。 なのでグリーンシーズンはとても混みあうようです。


 登山口を出発してしばらくはなだらかに登って行きます。 いったん林道に出て再度階段から山に入って行くとだんだんと急登になってきます。


 それでも30分ほどで登りきるとこの景色。 正面に瑞牆山全容が見渡せます。 右の方からグル~ッと回り込んで行くのは何とも遠い感じ~、と思いつつも。。。


10分ほどで富士見平小屋到着。 ホッとしておトイレ。w 軽くおやつを食べ、水分補給もして。。。


山頂を目指す前に「富士山ビュースポット」に立ち寄ります。 
小屋の前に富士山型の看板がありますので(緑色の垂れ幕の前)、是非そこから富士山を観ましょう!
ちょっとの差なのですが、少し高くなっていて良く見えます。


こんな具合。 出てますねぇ~、富士山!
山頂に着くまで待っててねぇ~!

と、ようやく山頂目指して出発しますが、この後登山道はどんどん標高を下げます。


谷底の天鳥川までたどり着くと再び山頂目指して激登りの始まり、始まり~。(^o^;
ここから山頂まで容赦ない岩登りです。


程なくして「桃太郎岩」出現!
これかぁ~! おっきいなぁ!!
右側にある階段と比べてください。 どれくらい大きいかわかるでしょ?


沢伝いに登って行く感じ。
沢は凍っていますが、歩く所は左側の岩の上です。
鎖があります。


岩はどんどん大きくなってきて、岩の間をすり抜けたり、
よいしょと登ったりして行きます。
矢印があるのですが、それでも「どこ?」
と思ってしまうような場所が多々あります。


こんな感じで、鎖を掴まないと登れないような場所もあります。
ここでは足元が凍った所もありました。


腕も使うし、脚も「よっこらしょっ!」と持ち上げないと行けない場所もあるので、
とても疲れます。
さらには、「どこをどうやって行けばいい?」と考えなくてはいけない場所もあるので、
神経も使います。
心身共に疲れてきた頃、振り返ると富士山が。


四つん這いになって穴もくぐりました。


ようやく見えた大ヤスリ岩!


「山頂はもうすぐだーっ!」と思いましたが、ここからがまた長かった。(^o^;
遠景からの山頂付近の写真を見ると、大ヤスリ岩から山頂、近くないですもん。。。
大ヤスリ岩の進行方向右側をグルッと周るように登って行きます。


雪がないのが幸いです。
薄氷でもついていたらツルツル滑って登れず撤退だったかもしれません。
もっとも軽アイゼン、10本爪、ザックには両方入っていたのですが。(^o^;


山頂直下。 この辺が一番神経を使いました。
足をかけられそうな凹凸が付いている所まで、足がようやく届くような高さだったり、
そんな場所が凍りついていてツルツルだったり。


そして雪もこんな具合。
けど、ここまでくれば本当に頂上はすぐそこです。
慎重に安全に。。。


このハシゴを登れば。。。


頂上だーーーっ!!\(^O^)/


ようやくだどり着きましたーーーっ!!(ToT)

山頂からの絶景はこの後で。 つづく。


【コース】
須玉IC - 瑞牆山荘前の駐車場 1時間弱

登山口駐車場 7:50 - 8:40 富士見平小屋 8:55 - 天鳥川 9:25 - 大ヤスリ岩直下 10:45 - 11:30 山頂(昼食) 12:30 - 14:10 天鳥川 - 14:40 富士見平小屋 14:50 - 15:30 登山口駐車場

活動時間 7時間40分
活動距離 5.82 km
高低差  709m(蓄積標高登り 875m、下り 888m)


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (やまとそば)
2016-01-12 05:49:32
行動範囲が広がるのはとってもいい事ですね。
この周辺、まだまだ良い所が沢山。
新たな挑戦~に今後が楽しみ、です。
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Unknown (yuko)
2016-01-12 09:34:41
行きましたねー、瑞牆山、岩山だし、標高も高い、登りも大変そうです。山頂からの景色もさぞかし。
中央道、山の眺めが素晴らしいですよね。私は何と言っても鳳凰三山が好き~~ 南アルプスの前にあるから、びっくりするほど近く見えるのよね。去年の2月にも、地蔵岳のオベリスク、車中から見えましたよ。
今年は? 行きませんか?
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眺望! (のんびり夫婦の山遊び)
2016-01-12 20:35:00
Laylaさん、こんばんわ!
冬の瑞牆山、素晴らしい眺望が得られ、最高でしたね。
ブログを始める前に一度だけ上りましたが、頂上手前
の木々を抜けるといきなり展望が開け、拡がっている
景色は感動ものでした。
頂上からは隣の金峰山、秀麗富士、南ア、八ヶ岳など
と本当に素晴らしい眺望が得られますね。
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Unknown (晴れ)
2016-01-12 22:36:36
どんだけ岩山をよじ登るのかと思い、ワクワクして見ちゃいました~~。Laylaさんカッコイイです!山頂の展望はいかに?
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やまとそばさん (Layla)
2016-01-12 23:56:00
行動範囲をそれ程広げようとは思っていないのですが、
たまには毛色の変わった場所にも行ってみたくなりますね。
数年前山梨県には良く来ていたので、
懐かしい思いと、その当時は知りもしなかった山に
興味を持っています。
年初のみんなでの計画も楽しみですから、
結果色々行けた、くらいになると良いな、と思っています。

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yukoさん (Layla)
2016-01-13 00:09:30
標高は高いですが、高低差がめっちゃ高いというわけではないのですよ。
けど、岩登り続きでねぇ。w
しかも蓄積標高登りが先日の菅沼~奥白根とほぼ同じで。 そりゃ、バテるわけですね。
ログ付けてるとこういう事がわかって面白いです。

南アルプスは昔写真ではたびたび撮っていたので興味あります。
登れるものなら登ってみたいですね。
北横岳はできたら今年も行きたいですが、
日にち、とれますかね?
また、ご相談しましょ。w

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のんびり夫婦の山遊びさん (Layla)
2016-01-13 00:15:08
そうですね。
突起した岩が山頂なので、
ほんとにパッと開ける解放感が良いですよね!
ただ絶壁が怖いので、写真を撮る時はほぼ座り込んでいました。w

機会があれば金峰山にも登ってみたいです!
遠そうだったなぁ。
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晴れさん (Layla)
2016-01-13 00:17:12
いや、ほんと、よじ登りました。w

ここまで岩登り続きだとは思っておらず、
ちょっとなめておりました。(^o^;

けれど山頂はやっぱりいいねぇ。
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Unknown (yosi)
2016-01-13 23:58:41
そっち方面でしたか。
中央道方面は御無沙汰してます。
大昔、雲取山から歩いて来てゴールが瑞牆山。
岩だらけをよじ登った記憶が残ってます。

最後の1枚、いいですねぇ。
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yosiさん (Layla)
2016-01-14 10:53:28
こっち方面でした。w
うち、外環、関越、中央、どこにも同じくらいの時間で着けるのです。
(どこにも近くないとも言えるw)
渋滞考えなければ結構あちこち行きやすいのですが。。。

雲取山から瑞牆山を歩いて!?((;゜Д゜)
まず雲取山まではどこから?、と思ってしまいます。w

「岩がニョキニョキ」ですからね。w

最後の一枚は自撮りじゃなくて、撮っていただきました。
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