out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

2017 雲取山 #1

2017-11-23 12:50:30 | 山登り in 東京

2017年11月19日(土)
鴨沢ルートより望む富士山

 「今年のお山は今年のうちに登っておきたい!」 とは言うものの、早い人は今年に備え昨年中に登っているのです。 なので忙しくなってきた年末に「もう今年中に登ることもないかなぁ。」と半分あきらめムードでしたが、とうとう登れそうな日がやって来ました!
 既に紅葉も終わりだろうし雪も降るかもという中、「無理はなさそうだし、そろそろ人も減ってるかな?」などと思いつつ宿泊予定の「雲取山荘」サイトを見ると「11月中の土曜日はすべて満室でこれ以上の予約は受け付けません。」と。 行こうと思っていたのは日~月曜日だったので、それはOK。 けど私のように年末まで持ち越してしまった人「結構いたんだなぁ~」と改めて思う。

 標高年であり初めての雲取山、東京都最高峰の山ということもあり東京在住の私は是非東京側から登りたく、鴨沢ルートを選択。 鴨沢上の小袖駐車場を確保するには土曜日宿泊の登山者も考えるとかなり至難の業。 超早朝に到着しなければならないのでひとりで行こうと思っていましたが、一応以前より登りたいと言っていたトレッキングさんに声をかけると「駐車場で前泊する」とのことだったので、ご一緒願いました。 でもよくよく考えてみたら鴨沢も小袖も山梨県。(;''∀'') トレッキングさん、ごめんね~!w
 「5時到着かなぁ~」と思っていたところトレッキングさんから「5時半でいいのでは」という言葉に「そうだ、そうだ」と思い着いてみると駐車場はすでに満車。 けどカーブひとつ下のすぐ近くの広い路側帯に停めることができました。 真っ暗な中、心霊スポット小河内ダムを越え、小袖Pまでの林道を走るのも不安がありましたが、最大難関を突破。


photo by トレッキングさん
というわけで「行くどぉ~!!」
今年中に来れたので、この看板も見られて良かった~!!\(^o^)/


何やかんやしていて、出発は 7:00。
すっかり陽が昇った斜面にはまだ紅葉が美しぃ~!


標高850m付近。








photo by トレッキングさん
ユルユルと登り始める坂道には廃屋や畑の囲いがあり、以前はこの辺にも人が住んでいたことを感じさせます。


 1時間半ほど登ると「茶煮場(ちゃにっぱ)」  雲取山山頂まで距離にして 1/4、時間にして 1/5地点だそうです。 私たち大丈夫なのか?(^^;

 「茶煮場」という地名は写真中央奥の説明板に書いてあるのですが、鴨沢ルートにはこのような説明板がいくつもあります。 すべては「平将門」の伝説、朝廷軍に追われ迷走する将門の逸話について書かれています。 私は歴史には全く疎いので、今回帰ってきてから調べた結果、平将門、平清盛、源平の争い、源義経の逃走など、全てがごっちゃになっていることが判明いたしました。(''Д'') 色々勉強になるルートでもあります。 


さらに1時間ほど登ると、富士山が見えてきました!
天気予報では快晴、強風ということでしたが風はなく、そのせいか富士山には少し雲がかかっています。


富士山もあっという間に真っ白になったようです。 とても美しい~!
風はありませんが、空気はとても冷たい。
登って汗をかくと心地よいですが、依然ユルユルとした上り坂です。


10:00ごろ。 七ツ石山への分岐に来ました。
この時はお天気も良いし、七ツ石山に登ってみたい気持ちもありましたが、
時間がかかっているようなので、体力温存も考え巻き道へ。
巻き道とは書いてありませんが、左へ行くと七ツ石山を巻いてブナ坂へ向かうルートです。


距離は長くなるでしょうが、こちらは七ツ石尾根を緩やかに超えてゆくルートでとても歩きやすいです。


photo by トレッキングさん
おそらく七ツ石小屋近くの水場から落ちてくる沢。 氷がいっぱい落ちています。


尾根を登ってゆくと、登り切った向こう側は風が強そうです。
ゴーッという音がしているので、おやつ休憩をして上着を着ました。


七ツ石山を回り込むと七ツ石山を越えてきた道、その他いろいろ合流点。 ここからがブナ坂。
雲取山周辺のルートは巻き道や色々な方向への登山道が入り組んでいるので、慣れていない人は充分な確認が必要です。


「ブナ坂」ってこの辺からの見通しの良い坂がすべてブナ坂だと思っているのですが、あってるのかな?
防火帯という文字も見ましたが、この辺から木々のない広い尾根道が続きます。


カラマツも多く、割と見晴らせない部分もあるのですが、この景色!
南アルプスの高い山々も良く見える!


あった! ダンシングツリー!ヽ(^o^)丿
そう言えば、音はすごかったのですが風はそれ程強くない。


雲取山と峰続きの山々も近くなってきました。


残念ながら富士山は既に雲の中。
この辺に来ると富士山も随分すそ野の方まで見えるようなのに。
周りの雲も多くなってきたので、山頂からの絶景は無しかな。。。 つづく