out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

南会津町 そばの花咲く前沢曲屋集落

2014-09-18 22:32:24 | 福島県エリア

2014年9月6日(土)

 下郷町を後にして、南会津町に到着です。 上の写真は「重要伝統的建造物群保存地区 茅葺き屋根の集落 前沢集落」での一枚です。 こちらもそばの花が満開の中、茅葺き屋根の趣のある集落を見学することができます。


 が、その前に。 せっかくここまで来たのですからおいしいおそばで腹ごしらえです。 「道の駅番屋」で天ざるそばを頂きました。 小鉢で舘岩名物の冷ややっこや、行者ニンニクのお浸しが付いています。 小さく見えますが、天ぷらの種類は9種類くらい入っていて、本当にお腹いっぱいになってしまいました。 モブでもお伝えしましたが、お豆腐の天ぷらも入っていました。 おいしいものですね。w


 はい。 では本当に「前沢集落」入って行きます。 舘岩川を渡りすぐに見えてくるのがこの水車小屋とバッタリ小屋です。 かつては小川沿いにたくさん並び、村で採れた米、ヒエ、アワなどをつく音が響き渡っていたのだそうです。 
 現在ではこの「水車とバッタリが杵をつく音」が「うつくしまの音三十選」として福島県の認定を受けています。

↓どんな音がするかは動画を撮ってきましたのでお聞きください。

前沢集落 バッタリ小屋



 こちらは曲屋資料館にもなっている建物です。 うまやのついたL字型のかやぶき屋根のおうちが基本です。


 資料館の室内です。  囲炉裏があり、ここからの煙で天井や柱をいぶすのだそうです。 うまやだった場所には昔の写真や農機具などが展示されていました。


 この集落へは入園料300円を支払って入ってゆきますが、ここでは現在も町民の方が実際に生活していらっしゃいます。 なので通りからおうちの外観を拝見することはできますが、お庭や畑に入ることはできません。 また、観光客向けのお土産屋さんなどもありません。 


 けれど地域で採れた野菜やハチミツなどの無人販売スタンドがあったり、この水場のあるお宅では「ご自由にお飲み下さい」と蛇口の所にコップや空のペットボトルがおいてあったりします。
 また、観光客が来るとニコニコして外に出てきてくれるおばあちゃんがいたりもします。


 観光客も、末長くこのような伝統的な日本家屋や文化が残されてゆくことを願いつつ、静かに見守ってゆくのがいいでしょうね。


 前沢曲屋集落をあとに、たかえつスキー場近くにある広大なそば畑にも寄ってきました。
 こちらのそば畑は畑の中に木々があり、何とも言えない雰囲気をかもし出しています。 この方角にあと一時間もすれば日が沈む、と言うところだったのですが、この日の撮影はこれで終了です。


 このあと舘岩名物のお豆腐を買い、温泉に入って帰路に着きました。

 南会津は広大で有名なそば畑のみならず、この時期あちこちの畑で真っ白なそばの花と黄金色に染まり始めた田んぼを見ることができ、とても癒され、豊かな気持ちになることができました。 また来シーズンンも訪ねてゆきたいと思います。