Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

台風の爪痕、危うい基盤。

2018-08-24 10:32:29 | 随想・・・。

  ショックですね。

子供の頃からそこにあったカナメモチの木がこの20号台風の強風で倒れてしまいました。

土手に根を張って立っていたため山からの強風で根こそぎやられてしまいました。

同じ並びのオオシマサクラは支えの杭のお陰で倒れずに少し傾いた程度で助かりました。よかったです(^^;)

  久し振りの大時化になった台風でした。それも丁度真夜中ですからね、おまけに停電ときましたから。

シャッターのお陰で室内は平穏でしたが、停電には参りましたね、エアコンが切れて蒸し暑いし、携帯の電源も無くなりそうだし、冷蔵庫やパソコンが心配だしで、なんだかよく眠れませんでしたね。

  30年以上前の19号台風思い出しました。

50m以上の瞬間最大風速記録した覚えおりますが、その時は家がというか屋根が飛ばされると一瞬覚悟しましたからね。

あの時も庭の古いカイズカイブキが根元から傾いてしまい、とうとう後で伐採するはめになりましたから・・。

このカナメモチはなんとか残したいので早速出入りの造園屋さんにも相談して、大きい枝を払って剪定しなんとか別の場所に移植しようと思っています。

やれやれです。

  それにしても我々の生活は危うい基盤の上に成り立っているのですね、痛感です。

台風で停電・・何もできない・・生活そのものの土台が崩れてしまう、大きな「電源」というパワーなしでは何一つ機能しなくなってしまうのですから。

何だかそんなこと眠れぬ夜に痛感してしまいましたね。

  これだけ災害が多くなると電源の確保や水の確保の問題などは今や人ごとでなくなってきた思いです。

やっぱりある程度の規模の蓄電池、要するに二次電源のようなもの考えなくてはと思いますね。

まぁ、水は最悪、貯水タンクででもいけると思っていますがね。

  先日、西日本地方を襲ったあの豪雨災害、ライフラインが寸断されてしまった後の生活はさぞや大変だろうとあらためて推察しました

  この台風で未だに停電の地域があるらしいですが不便な事でしょう。

独占企業の電力会社は、こういう時の迅速な対応こそ大使命ですよね。

  いやはや久し振りにこの台風には参りました、やはり山側を通過する台風は甘く見てはいけません、充分用心しなければと、今更ながらに認識を新たにしましたよ。

まぁ、比較的、台風情報はどのメディアからも頻繁に細かく入ってきていたので、これはありがたかったですがね。

  と云うことで、台風一過のまだ雨の降り続く中、「あの子供頃によく見た、台風一過の爽やかさな青空は一体何処に行ってしまったんだ」そんなこと思いました。

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移住者達。

2018-08-22 15:27:02 | 随想・・・。

  先日、日本オオカミ協会のイベントの後片付けのお手伝いに奈良県の東吉野村に行って来ました。

ここ3週間に渡って村の小さなカフェでオオカミの絵や写真、オブジェなどを展示していたのですが、村の旧道沿いの空き家や朽ちかけた古い建物の並びの中にぽつねんとあるこのカフェは、すべて吉野杉を使った新しい綺麗な建物で、そこで働く若い女性はというと東京から夫婦でこの村に移住してきたらしく、同じ敷地のすぐ横にあるビール工房(バーもある・・)でも地元の特産ビールを作る為、またここにも関西から移住してきたと云う若い夫婦が働いていました。

  地域協力隊という国が新しい村おこしの為に推し進めている事業の一環らしいです。

そう言えば尾鷲の浦村にもそういう人達が何人か住まいしていて地元新聞等でよく取り上げられてすっかり地域に溶け込んでいるような感じですが、いやはや今や全国津々浦々に若者や高齢者も含め他所の人間がその地域に移り住むという現象が日常化しているようです。

  清流のあるこの村は夏休みの終わりと云うこともあってか役場の駐車場は県内ナンバーはもとより大阪、名古屋からの車でほぼ満車状態で多くの家族連れなどで賑わっていました。鮎釣りも盛んでしたね。

僕はと云えばこの日一日展示される終了予定の時間まで別段することもなく、付近を散策したり当のカフェでコーヒーを飲んだり蕎麦や朴葉寿司を食べたりしながら時たま彼らと会話して、どんな生活なのか、地域とは上手くやっていけているのかなど興味本位に色々と話を聞きかじりました。

入れ替わり立ち替わりカフェにはお客さんが来ます。旅行者もですが移住者が村をブラブラしながらここに立ち寄る・・そんな感じで、店に来たある少し年配の女性に聞いところによると、大体この辺をブラブラしているのはほとんど移住者の方達ですよ、という話でした。

この人口2000人位の村に結構な数の移住者がいるようで驚きましたね。

先住民との関係もとりわけ問題もなさそうだし、皆一様に楽しそうでしたね。

この村、普段は多分相当うら寂しいことだろうと思いますがね。それでもそこで生活をするというパワーには感心させられます。まぁ、ここが良いから来たのでしょうがね。

綺麗な川があり、自然豊かで夏はそれなりに楽しい場所でしょうが、冬場は雪も降れば積もりもするし随分不便なことも多々あるように思われますが、カフェの彼女はそれでももう3年ここで暮らしていると云うことでした。

因みにそのカフェはスイーツ類は二件隣の老舗の和菓子屋さんから取り寄せ、蕎麦や素麺も同じく近くのお店から取り寄せと云うことで存外持ちつ持たれつみたいで、こうして地元と繋がりを持っているいるようでした。

それであんなに美味しかったんだと納得でした。

  と云うことでなんだかんだと楽しい一日でしたね。

この東吉野村は明治期最後にニホンオオカミが捕獲されたと云われているところで、村もそのことを全面的に表に出して村の活性化に利用しようとしています。

役場の玄関にはニホンオオカミの大きな像が設置されています。

なかなか力入っているんですよね。

  ただですね・・ある村の方達との懇親会の席で、このオオカミのオブジェを見た我が協会のお偉いさん達がこれを貶すんですよね「あれってちょっと違うだろうょ・・」顔がどうとか尻尾がどうのこうのとかですね・・村の人の前でですよ・・もう困ったもんですから・・・そんなんエエやンかみたいな、と云うことでほんの冗談ですが、まったく(苦笑)ものでしたね(^^;)そんなこともありました。

この村はことニホンオオカミについては大変熱心です。

こういうところとは今後も我が協会としてもしっかり連携していきたいものですね。

 

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夏の終わりと熊野の花火。

2018-08-20 09:08:33 | 随想・・・。

  一月前の猛暑が嘘のように思えます。

すっかり暑さが和らぎました。

毎年お盆が過ぎて17日にお隣の熊野大花火があり、これが終わると徐々に人の流れも車の数も元に戻り、街はまたいつものように静かになります。

静かになると言っても、イオンや他の街のスーパーはある時刻になると多くの人が繰り出し、何処にこんなに人がいるんやみたいな感じにさせられ、いやはや世の中は何だかんだと云いつつも豊かなんだと痛感させられる訳ですが、それでもやはり毎年お盆シーズンは特別で街は賑やかで、どこのお店も忙しそうにしています。

それもこれも毎年この1大イベントの「熊野の大花火」が終わると周りの雰囲気が何となく夏の終わりが近いような、そんな様子に変わりますよね。

気温もグッと下がりますし、朝晩が過ごしやすくエアコンのスイッチも入れたり切ったり、この前までは一日中つけっぱなしでそれでも暑い暑いとフーフー言ってましたからね。

やれやれこの夏は西日本では大変な水害がありましたし台風も多くやって来ました。

近年の気候の変動を否応なく感じさせられた大変な夏でした。

  まだまだ晩夏で過ぎゆく夏を惜しむまではいきませんが、ようやく過ごしやすくなってきたのはありがたいことです。

  朝の散歩の途中で見かけるお寺の百日紅の花も終わりを迎えています。

何となく寂しげな気分になりますが、また今からしばらくすると紅葉が見頃となり、京都などは溢れんばかりの観光客で大賑わいになるのですよね。

  こういうふうに季節と共に移り変わる日々の生活をもうどれだけの数過ごして来たのかと考えると、何だか切なくてまた「一期一会」という言葉が脳裏をよぎります。

 

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地元の憂鬱。

2018-08-14 16:15:55 | 随想・・・。

  僕は現在、かねてから夢見ていた京都と尾鷲を行き来するという生活にも慣れてきて、僕一人だと年間三分の一位は京都で暮らしています。もう少し多いかも知れません。

息子や娘が京都に住んでいると云うのも理由のひとつですが、別段彼らに会うためだけに京都に行くと云うことはありません。

例えば一週間滞在していてもほとんど顔を合わさなかったなどというのはざらにありますしね。

  ただ家内もワンコ達も一緒に行くときはそうではありません、ほとんど毎日のように息子達一家が押し寄せて来ますから・・それに娘も加わり、まぁ一家団らんですね。

今はそういう生活リズムにすっかり嵌まっています。

もっとも、京都はとても近くなったせいもありますが、その距離や時間にあまり負担も感じないのですよね。

  で、表題の事、地元のこの尾鷲では毎日の生活の中で否応なく買い物や散歩、たまに街に外食に出たりと云うことで、若い頃から良く見知った人やそう特別に声を掛け合う仲でもないけども何となく知ってる人、学校の先生、それに先輩や後輩、同級生等々若い頃と云うより子供の頃からの知り合いが多くいる訳ですね。

最近こういう人達と顔を合わせて、相手には失礼かもですが、うんざりしてしまう事があるのですよ。

要するに随分と年老いてしまった感のする人とか多いのですよ。

もちろん中にはいつまでも変わらぬ容姿を維持してる人もいるにはいますがね、少ない・・・。

  その人が以前はどういう人だったのかとか知っているばかりにですね、歳とかわかるじゃないですか、でその時、自分のことは横に置いといて「ふぇー!」とか「えーっ!」とかになるときがあるのですよね。

いくら何でもあんた、じっ様が過ぎてるやろとか、ちょっとばぁ様過ぎちゃうか?とかですね、そういう人と出会うと「わぁー(>_<)」となり、その瞬間にやっぱ地元なんやなぁ、それ故に過去からの経緯とか知ってるもんなぁ・・。それも仕方ないわなぁ・・とまぁなるわけです。

あくまでも自分のことは置いといてですよ。(自分は若々しい方だと自負してますがね・・)

知ってるが故にそんな思いに駆られ、更にはあの人もこの人もいずれ消えていく・・そんな焦燥感にも駆られるんですよね。

それが「地元の憂鬱」となってる訳です。

  京都には本格的に住まいし出してからもう十数年行き来していますが、もちろんその間、家の近所のおばさんやおじさん、若い夫婦や学生等々、それはそれで当然ながら存在し時間も経ているのですが、ただその人達との接触時間が少ないことやその人の過去の事はその十数年以降しか知らないので、時間が極端に遅く感じるのです。

そこでは僕は初めて住み着いた頃とほとんど変わり無いのですよね。

実際に経った年月とは別にです。

 だから最近こんな事思うのでしょうね。

よくある定年後の田舎暮らし、それも見知らぬ土地での第二の人生的な生活ですね、それってこういう意味からも案外良いかもですよ。

自分が関わってきたその土地や共同体と同時に過ぎていくまわりの景色にいちいち惑わされずに済みますからね。まぁ、人生リセットみたいな感じですかね。

新たな刺激を受けながら、その土地では自分で年齢を決めて、そこから再スタートするみたいな・・それって案外素敵なことかもなどと思うのです。

自分が地元を離れ京都で過ごしているとふとそんなこと思うのですよね。

よその土地では僕は何者かも知られませんし、親しくなっても相手は僕が何者かの実感が少ない・・そんな気がするのです。

ですから、見知らぬ土地でのそれは都会でも田舎でも、そこそこの中間的な都市でも意外と面白いものなのかも知れませんね。

インフラが良くなって日本中以外と時間的には近くなりましたもの、そういう生活のスタイルも増えてきてもおかしくないですよね。

地元の憂鬱・・そんな事なんです。

  ついでに、服装・・ファッションこれに疎くなるとダメですね、ふけこんでしまいますよ。

服装大事ですね、中にはおっさんでもおばはんでも一体何処でこんな服買ってるんだろうと思わせるような、多分大阪の新世界界隈に行かなければ手に入らないであろうようなとんでも服装の人いますからね。

綺麗にセンスアップしている人は、やはり何処か明るいし自信満々で若々しいですね、要するに自分に気を遣っているのでしょうね。

  最後に話は少しそれましたが悪しからず。

今日からまた静かな・・?二人とワンコ達との生活に戻ります。

 

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お盆の準備、草刈り敢行・・。

2018-08-08 13:57:00 | 随想・・・。

  今年三回目の草刈りをやりました。ヘトヘトになりましたね。

午前中に済ませる為頑張りましたが、後片付けまでできませんでした、体力的に限界でしたね。

強烈な暑さで日差しが強くなってくるともういけません。

  水分の補給はこまめにやりましたが、終盤身体に力が入らなくなってきたので止めにしました。

この時期は強い日差しの中での重労働は命の危険と隣り合わせですね、まさしく・・。

  家の草刈りは元々段々畑の跡地なのでそこを上がったり下がったりと、それはきついのですよ。

足腰にかなり応えます、疲れが倍増しますからね。

超ハードなんですから・・・(>_<)

まぁ、とにかくやり終えましたが、明日また早朝から掃除や片付けをやるつもりです(>_<)

  今週末から子供達が帰省します。賑やかになりそうです。

息子夫婦は孫を連れて、娘は今月からドッグスクールを立ち上げ独立し、久々に休暇というか自由な時間が取れたようでワンコ3匹連れです。

  家内も何だかんだとその受け入れ準備に忙しそうにしていますが、僕の役目はこの草刈りと後は二階の日差し除けのシールドを取り付けるだけですが、お盆の準備・・やれやれですね。

でもやっぱりお盆休みというか夏休みは賑やかで、ちょっとだけ子供に戻れるような気分になったりして、川に行こうか海にしようか、バーベキューもできたらいいなぁとか・・ですね。

そんな気持ちになるのですよね。どこかウキウキとね・・。

  孫が増えましたから狭いですね、普段は二人で生活している空間に孫を含め四人増えるのですから・・。

僕は事務所で寝ようか、それとも超早起きして生活の時間をずらそうか・・などと一人作戦を考えています。

四、五日は窮屈な思いと賑やかさが入り交じった日々が続きそうです。

孫はまだ一才に満たないのでそう連れ回して遊ぶ訳にはいきませんが、毎年それが楽しみになってくるのが手に取るようにわかります。

この孫、足腰も強くて一才を待たずに歩き始めました。健康で元気でやんちゃで楽しみな子です。

五年後はきっと竹刀を振り回していることだろうと想像しています。剣道小僧にします。

さてさて、何処の道場に預けることにするか・・今から親の意見も聞かずに勝手に考えています。

ほぼ決まっていますがね(^o^)

  と云うことで、暑中お見舞い申し上げます。

くれぐれもお身体大切にお過ごしくださいね。

 写真beforeafter  です(^o^)

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