大相撲、豊昇龍が横綱に昇進した。
僕は元々この力士は横綱になるかもとずっと思っていたので、まぁ「ついにやったなぁ」という気持ちで、特別なファンでもないですが喜ばしいことと思いました。
ただ、以前からそうでしたが豊昇龍が話題になるたびに叔父にあたる朝青龍という名前がちらつき、僕的には正直あまり面白くないと云うのが本音です。
僕は朝青龍が台頭してきてから今の大相撲はダメになってしまったとずっと思ってきましたから、彼の業績や強さのようなものにはてんで興味がありません。
存在そのものが大相撲を貶めてしまったようでしょうがありません。
そういう相撲協会の体質にも随分嫌な面がありますけどね。
当時の悪名日大関係者達とのただれた関係が取りざたされたり、反社との付き合いやトラブル、まぁそれで辞めさせられた、詰腹を切らされたと云うことなんですが、彼に関しては普段の人柄がどうとかとか、実はいい奴なんだとか云うのはどうでもよくて、いつも「こんなんが横綱かよ」と忸怩たる思いがありました。
今回の豊昇龍の横綱昇進を目の当たりにして「もうちょろちょろ出てくるなよ朝青龍」甥っ子の為にならんよ、と言いたくなるのです。
今日の読売朝刊に早速「朝青龍の背中を追いかけて・・・」云々と載っていましたが、勘弁してくれよと思わず頭を抱えてしまう始末です。
それにしても日本人の相撲好きにはほとほと驚かされます。根強い文化的嗜好というか、とにかく老若男女こぞって場所が始まると騒ぎ出しますからね。
家とて同じですよ。家内など暇に明かせて幕下の取り組みから見てますもの。
とまぁ、豊昇龍には罪はありません、どころか迷惑かも知れませんけどね。
話は飛びますが、因みに僕はずっと「貴乃花」を応援していました。
あの際立ったストイックさが魅力でした。それが度を越して誤解もされたと思いますけど、彼こそ現代の大相撲と云うものを体現した稀代の「名横綱」だったと今でも信じています。そういう存在でした。
豊昇龍の横綱昇進を見届け、同時に沸き起こった不安のようなものを書いてみましたが、朝青龍ファンの皆様には不快な思いをしたかも知れませんが、戯言とお許しください。
と言ってもまぁ彼は別の新たな人生を進んでいる訳ですから、すでに相撲界には関係ない存在ですので悪い影響など杞憂であれば良いのですけど。
終わります。
ゴメンな朝青龍。これを書いていておかしなことにアンタが嫌じゃなくなってきちゃいました。
変ですね。
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