仏の里

2012-11-07 | お出かけ

国東半島は「仏の里」と呼ばれています。

2?年ぶりに国東半島へ出かけました。
国東半島を廻っていてよく耳にする「六郷満山」について調べてみました。
国東半島の中央にそびえる両子山(ふたごさん)から放射状に伸びる谷筋に沿って、
武蔵(むさし)来縄(くなわ)国東(くにさき)田染(たしぶ)安岐(あき)伊美(いみ)の六つの郷が開け、これらを六郷と呼んでいました。
国東半島の寺院群は、学問をするための本山(もとやま)
修行をするための中山(なかやま)
布教をするための末山(すえやま)
3つの群に分けられ、これらは合わせて満山と呼ばれています。
このことから、国東半島の寺院を総称して「六郷満山」と呼ぶようになったそうです。

この六郷と天台宗が結びつき、山間に多くの寺院を擁立して、独特の仏教文化が『六郷満山文化』といわれるものです。

宇佐神宮を中心とする八幡信仰と仏教(天台宗)が融合して「神仏習合」が生れました。
「神仏習合」とは、神と仏との出会いの事で、
これは自然の中に神を見る信仰と、人間の生き方を求める仏の道が調和されているという事だそうです。
このことは、現代の「人と自然」との関わり、共生のあり方に通じるものがある様に思えます。

今回は自分の記憶としてブログに残そうと思いましたので、何回かに分けてUPさせて頂きます。



六郷満山を包む山は奇岩奇峰が多く、修験者達が悟りの境地を求めるにふさわしい景観をみせています


紅葉は今からと言う感じです


最初に行ったのは富貴寺です




富貴寺は平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた寺院です。
現存する九州最古の木造建築物で、国宝指定されています。

仁王像は寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神として入口に安置されています。





本堂の中は撮影禁止でした。



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6 コメント

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国東半島には (guroriosa)
2012-11-07 22:00:28
うら若き乙女の頃(私にも確かにあったよ~)ドライブで行ったっきりで
多分、思い出せないほど大昔。
磨崖仏を見た記憶はあるけど・・・あまり覚えてないよ。

よく調べたね。勉強になります。
次を待っていますね。

日記としてブログを綴るのは、私もそう。
でも 私の場合、時間たってあとで見返すと、
とんでもなくつまらないことをよくUPできたなぁ・・・
なんて思うことがしょっちゅうで(・・;)
つきあってくれている皆様に感謝です(m。_。)m
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六郷満山の (ムツゴロウ)
2012-11-08 10:03:51
岩は、石灰岩みたいな感じです。
秋吉台とか北九州の平尾台のカルトス地形を想い出します。
猿?、ゴリラ?によく似ていますね。
まさしく奇岩ですよ。

よく勉強されましたね。
感心します。

Continue ですね!!
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guroriosaさんへ (ほっとひと息)
2012-11-10 00:44:27
今回は磨崖仏には行かず
今までに行ったことがない所へ行ってきました。
国東半島には本当に沢山のお寺があるのだなぁと感じました。

>時間たってあとで・・・
私も気恥ずかしくなることが多々あります。

いつも拙いブログにお付き合いしていただき
励みになります
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ムツゴロウさんへ (ほっとひと息)
2012-11-10 00:53:20
奇岩でしょ!
なるほど   猿・ゴリラ 見えますね。
いたる所で見られます。
修行とは言え、山頂まで登るなんて驚きです。

時間がかかりそうですが続編 待っていて下さい。
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いつ行かれたの? (さくら)
2012-11-10 23:34:27
私もいつか、のどかな時期に行ってみようと思っています。
仏さまの柔和なお顔に、心癒されると
昔友人から手紙を貰った事を思い出しました。

次も見せてね。
忙しい?
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さくらさんへ (ほっとひと息)
2012-11-11 15:17:01
阿弥陀様・不動明王・観音様の顔を見ていると落ち着きます。
それぞれのお顔は撮影禁止でしたのでUPできませんが。

次回も見て下さいネ(*^^)v
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