博文(ひろぶみ)通信

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行政報告その6

2013-06-21 15:45:54 | 日記

今日は6月定例会最終日でした。すべて原案可決となりましたが、詳細は後日報告したいと思います。

夕方からは、私が所属する文教・厚生常任委員会の皆さんと、また所管する課の幹部との懇親会が二本松であります。時間があったので、一端、車を置きに福島市のアパートに帰ってきました(ブログ更新を行うためでもありますが)。気をつかって飲む酒はあまり・・・・・。

オオット、行政報告を忘れるところでした。

◎津波被災ガレキ処理について

早期のガレキ処理実施に向け、国と町で処理施設設置予定の対象となる行政区長に相談しながら、関係者へ丁寧に説明をし、浪江町内でのガレキ処理に対し、理解と協力をお願いしているところです。

◎請戸地区墓地移転について

津波被災墓地所有の方々が一日でも早く、納骨や墓参りが出来るよう、県の各関係機関と協議をし、早期に実現するよう墓地の移転業務を進めております。

◎放射線に関する健康診査の実施状況について

ホールボディカウンタによる内部被ばく検査につきましては、4月末現在、受診者14012名、67.4%の方が検査を受けられており、内14005名の方が預託実効線量1mSv未満という結果となっております。

弘前大学による染色体検査につきましては、4月末現在、検査予定855名中、331名の採血を終了しており、今後、約半年ほどかけて分析し、各人へ初期被ばく線量をお知らせすることとしております。

震災時18歳以下の方に対して行っている甲状腺検査につきましては、4月末現在、4209名の方が受診されております。今回開催された第11回福島県「県民健康管理調査」検討委員会によりますと、のう胞や結節が確認されたB判定の方のうち、20名の方に二次検査を実施した結果、1名に甲状腺ガンが確認されました。また、県全体では二次検査を実施した421名のうち、12名の方の甲状腺ガンが確認されたとのことであります。現在は、いずれの方についても治療が終了し、経過は良好であるとのことであります。このことについて、検査を実施している県立医大及び県民健康管理調査検討委員会の見解としては、発症時期や症状から放射線の影響は考えにくく、震災前から罹病していたものとの見解です。しかしながら、現実に、甲状腺ガンを発症した方が確認されたわけであり、甲状腺への被ばく線量をはじめ、ガン発症と低線量被ばくとの因果関係について、詳細な検証を求めるものであります。いずれにしましても、各種検査につきまして、検査機会の拡充に努めて参りますので、未受診者はもとより、町民の皆さまには、今後とも継続して受診されますようお願いするところであります。

 

実は今日、妻の回目の誕生日です。帰宅途中に、プレゼントを買いました。妻の帰宅は夕方なので、茶の間のテーブルの上に内緒で置いて、今から懇親会に行って来マース。