<福島民報ニュースより>
災害公営住宅3700戸整備へ いわき1800戸、南相馬410戸
東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)をめぐり、県などが仮の町の拠点として県内10市町村に整備する災害公営住宅の全体計画案が11日、判明した。全体戸数は県営、市町村営合わせて3700戸で、避難元市町村を最も多く受け入れる、いわき市には約半数の1800戸を整備する。今回の計画は第一次整備計画の位置付けで、住民や避難元市町村の意向により順次見直す。
復興庁と県は14日に計画を公表する予定。富岡、大熊、双葉、浪江の4町が仮の町を置く、いわき市の1800戸が最多。双葉、浪江、飯舘の3町村を受け入れる南相馬市に410戸、富岡、大熊、双葉の3町を受け入れる郡山市に390戸を整備する。福島市には170戸、会津若松市には100戸を建設する。浪江町が仮役場を置く二本松市など5市町村には計830戸を予定しており、今後、個別協議の中で調整する。
全体戸数には県が県営災害公営住宅として郡山、会津若松、いわきの3市に先行整備する計500戸も含まれる。県は3700戸について平成27年度までの建設を目指している。
復興庁と県は、5月にまとめた避難市町村の住民意向調査結果を基に計画案を策定した。災害公営住宅への入居希望は3232世帯だったが、調査への未回答や「現時点で判断できない」との答えの中にも今後の入居希望があると仮定して全体戸数を算出した。
調査は24年8月から25年1月にかけて全町避難の富岡町、双葉町など8市町村で実施した。調査終了後に避難区域再編や財物賠償の基準策定が進んだことから、復興庁と県は再度、住民意向調査を実施し、計画見直しに反映させる。
仮の町をめぐっては、9日に郡山市で開かれた協議会で、いわき市など10市町村が富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘の6町村を受け入れることで合意していた。今月中旬から受け入れ市町村ごとに個別協議を開く。
復興庁と県は14日に計画を公表する予定。富岡、大熊、双葉、浪江の4町が仮の町を置く、いわき市の1800戸が最多。双葉、浪江、飯舘の3町村を受け入れる南相馬市に410戸、富岡、大熊、双葉の3町を受け入れる郡山市に390戸を整備する。福島市には170戸、会津若松市には100戸を建設する。浪江町が仮役場を置く二本松市など5市町村には計830戸を予定しており、今後、個別協議の中で調整する。
全体戸数には県が県営災害公営住宅として郡山、会津若松、いわきの3市に先行整備する計500戸も含まれる。県は3700戸について平成27年度までの建設を目指している。
復興庁と県は、5月にまとめた避難市町村の住民意向調査結果を基に計画案を策定した。災害公営住宅への入居希望は3232世帯だったが、調査への未回答や「現時点で判断できない」との答えの中にも今後の入居希望があると仮定して全体戸数を算出した。
調査は24年8月から25年1月にかけて全町避難の富岡町、双葉町など8市町村で実施した。調査終了後に避難区域再編や財物賠償の基準策定が進んだことから、復興庁と県は再度、住民意向調査を実施し、計画見直しに反映させる。
仮の町をめぐっては、9日に郡山市で開かれた協議会で、いわき市など10市町村が富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘の6町村を受け入れることで合意していた。今月中旬から受け入れ市町村ごとに個別協議を開く。
( 2013/06/12 08:33カテゴリー:主要)
*今日は5月16日に引き続き、ある国会議員の車座ミニ集会が桑折駅前仮設住宅行われ、司会を務めました。国政・町政に関する質問等はそれぞれ国会議員・町会議員としての立場でお答えしたつもりです。
さて災害公営住宅整備ですが、浪江町は単独で計3100戸(いわき1350戸、二本松450戸、南相馬市1300戸)を県に要望しています。今日の新聞報道では、復興庁と県は5月にまとめた避難市町村の住民意向調査結果を基に入居希望は3232世帯だったが、調査への未回答や「現時点で判断できない」との答えの中にも今後の入居希望があると仮定して、全体戸数を3700戸と算出したとありますが、浪江町の単独要望は完全無視かと・・・。