博文(ひろぶみ)通信

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行政報告その4

2013-06-18 18:55:18 | 日記

昨日は文教・厚生常任委員会があり、所管する仮設津島診療所、健康保険課、介護福祉課、教育委員会事務局の今定例会に上程された、条例の制定及び一部改正や25年度一般会計補正予算などの事務調査をしました。今日は昨日の調査がスムーズだったため休会となりました。なお、議決結果は閉会後お知らせします。

 

それでは、行政報告その3に入ります。

◎福島原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業について

町では、町民の帰町のために必要な事項、また立ち入りが緩和されたことによる懸念される事項を庁内検討会において整理し、「福島原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業」によりそれら懸念される事項の対応を行ってきました。

立ち入り規制が緩和されたことにより、不審者の侵入や不審火の心配など防犯・防災に対しての備えも必要となりました。

そこで、市町村境にバリケードを設置し、町内に立ち入る際にはゲートを通過してもらい、入町のチェックを行うことで防犯対策を行っております。また、民間警備会社による町内の巡回パトロールにより入町後の防犯対策なども実施しており、より一層の防犯対策に努めてまいります。

また、帰町の際には国道114号やいわき方面から国道6号も利用できるようになりましたが、帰還困難区域など放射線量が高い地域を通過することでの健康面の安心確保から、全町民を対象にガラスバッチの配布も実施いたしました。

さらには、インフラ整備はいまだ復旧していないことから、仮設トイレや休憩所、体調を崩した際の医師の配置なども行っております。

また、町民の健康管理のための「内部被ばく検査」や「初期被ばく検査」、避難先での絆の維持のための「交流会」や「各種スポーツ大会・芸能祭」の開催、さらに、町内のインフラ復旧や荒廃抑制のため「各種施設の調査点検」や「草刈事業」なども帰還・再生加速事業により実施することとしております。

この間、避難指示解除準備区域のみの適用となっていた制度を居住制限区域まで適用するよう変更要請を図り、年度を挟むために手続きが煩雑になることの解消等、制度の運用面でも国との交渉をし、短期間にも関わらず4月1日の区域再編には間に合った状況です。

今年度に入り、同じような流れで進むものと期待しておりましたが、5月中旬からの復興総局への権限移譲にもかかわらず、財政当局の壁は相変わらず高く厚く、現実には一向に加速化しない現状もでてきています。今後さらなる国との交渉、要望を強めていく所存であります。

 

◎ライブカメラ設置について

双葉地方広域圏組合が事業主となって郡内8町村に約140台、うち浪江町分として31台ライブカメラが設置されます。配信する映像はパソコンやスマートフォンで見ることができます。カメラは学校、自然、市街地等の眺めの良い場所に設置されます。ホームページを見ることが出来ない方へはフォトビジョンを利用して四季折々の風景を配信するなど、総合的に「ふるさとの今」を伝え、町民の絆の維持に努めていきます。

 

 

今日は、行政報告の内容についてどのように要約するか考えながら、また要約しても打ち込む字数が多かったため、更新に約1時間かかりました。「ふ~、疲れた」

今日はこの辺で