城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

寒気団来襲中・JPCZとは 22.2.5

2022-02-05 12:45:02 | 山登り
 現在大雪警報発令中で、現在30cmの積雪である。この寒波襲来で、日曜日に予定していた涌谷山は延期することにした。旧坂内村ではおそらく50cm以上の新雪があり、相当なラッセルを強いられ、70歳台中心の我々グループでは難しいと考えた。木曜日あたりの予報では、JPCZ(日本海寒気団収束帯)の発生が予想され、日本海沿岸には豪雪さらには太平洋岸まで広い地域にも降雪があるとのことであった。私が、「JPCZ」という言葉を知ったのは、先月読んだ大矢康裕著「山岳気象遭難の真実」の中で、それまで全く知らなかった。その本の中で著者は、現在の気象システムを使って、過去の気象データから、悪天候による遭難事例について分析していた。その中にJPCZによる豪雪があり、今から60年も前になるが遭難史上大変有名な愛知大学山岳部薬師岳遭難(詳しいことはウキペディア参照)というのがある。これで13名の部員全員が死亡した。同じ日に登った日本医科歯科大学のメンバーは苦労しながらも無事に帰還した。確か薬師平の一角に遭難碑がある。私は部員が方向を見失ってリングワンダリング(八甲田山死の彷徨にも出てくる)に陥ったことはよく知っていた。この時の豪雪は38豪雪(昭和38年、1963年1月)として有名であり、この時の気象に二つ玉低気圧とJPCZが発生していた。その現象を画像で説明する。

 ウェザーニュースに出た金曜日のJPCZ

 日本気象協会による説明 シベリアからの寒気団が北朝鮮と中国の境界にある長白山脈によって北と南に分離され、それが日本海上で一緒になるときに雪を呼ぶ雲が大量に発生する

 JPCZの説明

 さて、日課の城台山散歩だが、お休みしようかと迷ったが、少し小降りになったので出かけた。

 揖斐小学校のグランド 城ヶ峰は霞んで見えない

 登り口

 登り口すぐの杉木立 見慣れた景色が違って見える

 一心寺 雪が湿雪のため、木の枝が雪の重みで垂れ下がっている

 城台山城跡

 長靴を履いてのお散歩だったが、結構しんどい。30分から1時間前くらいにどなたかが歩いた跡が残っていた。世の中には私を含めてお好きな人が結構いますね(^0^)。

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1 コメント

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雪が降りましたね (ジオン)
2022-02-05 19:55:06
こんばんは
昨日は池田山で知り合った坂井谷さんと、
貝月山の予定でしたが、予報では風は強く、テンクラ予想のCに(-_-;)
行先変更で、城ヶ峰&城台山~雁又山までの縦走に転進しました。
Sさんと三輪神社に行くと、小寺さん♀(門入)でご一緒した方ともう一人の小寺さん♂がいらして、ご一緒しました。
10年前は来振寺まで縦走しましたが、
登山道が整備されていて、びっくりでした。
今回は雁又山まで
小寺さん♀に下山の道を教えていただき感謝でした。
333展望台も教えてもらいましたよ。(^-^)V
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