偉大な創造者エホバ神に近づくことなどできない、とお考えでしょうか。お父さんエホバ神は聖書を通して、「神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたに近づいてくださいます」と、私たちを優しく招いてくださっています(ヤコブ4:8)。神エホバが「神に近づきなさい」と、そのように招かれている意味を理解するなら、心から神エホバを愛し、近づくことができるでしょう。
親は、自分の赤ちゃんの愛らしい笑顔を見るのが好きです。赤ちゃんの顔に自分の顔を近づけては、優しく声をかけたり、表情豊かにほほ笑んだりします。赤ちゃんの反応を見たくてたまらないのです。やがて、赤ちゃんは反応します。ほっぺをくぼませて、手を動かしながら可愛い笑顔を見せます。その笑顔は、幼いなりの愛情の笑顔なのでしょう。親の愛にこたえ応じて、赤ちゃんの内に愛が芽生えたのです。
赤ちゃんの笑顔は、人間の自然な性向に関する重要な点を思い起こさせます。愛を受けると、人は自然に愛でこたえるのです。私たち人間はまさにそのように造られています(詩編22:9)。成長するにつれ、愛にこたえ応じる能力も成熟してゆきます。あなたも、子供の頃に親や親族や友人からどのように愛を示してもらったかを覚えておられるでしょう。あなたの心の中に温かな愛の気持ちが根を下ろし、それが育まれ、愛を行動に表すようになりました。今度は自分が愛を示したのです。では、お父さんエホバ神との関係も、同様の過程が進行しているでしょうか。
「わたしたちは、神エホバがまさしくわたしたちを愛してくださったので愛するのです」と、聖書には記されています(ヨハネ第一4:19)。お父さんエホバ神はご自分の比類のない特質の力、公正(義)、知恵を、私たちの益のために、愛ある仕方で働かせて来られました。先にお伝えして来ました通り、お父さんエホバ神は、人類に対する深い愛、 - そして、私たち一人一人に対する愛 - を、驚嘆すべき仕方で率直に表明してこられました。それで今、一つの質問が生じます。自問できる最も重要な点と言うべき、「自分はお父さんエホバ神の愛にどのようにこたえるか」という質問です。神エホバの比類のない愛にこたえて、「神エホバに近づく」ように行動を起こされるっでしょうか。
次回は「お父さんエホバ神を愛することの意味」についてお伝え致します。引き続きお読み下されば嬉しく存じます。
「参照資料」:ものみの塔聖書冊子協会発行、「エホバに近づきなさい」誌
山笑う 里の伝道 狭き道 今日の一句
庭に咲いている「ガーベラ」
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