モーセとアロン、なタブとアビフ、それにイスラエルの年長者のうちの七十人はシナイ山に上り、まことの神エホバの幻を見ました(出エジプト記24:9~11)。次いで神エホバはモーセにシナイ山で、「わたしは石の書き板と律法とおきてをあなたに与えたいのである」と、言われます。その時のシナイ山での様子が次のように記されています。
「次いでエホバはモーセにこう言われた。「山の中のわたしのもとに上って来て、そこにとどまりなさい。わたしは石の書き板と律法とおきてをあなたに与えたいのである。それは、彼ら(イスラエルの民)を教えるためにわたしが書き記さねばならないものである」。それでモーセとその奉仕者ヨシュアは身を起こし、モーセはまことの神(エホバ)の山の中に上って行った。しかし、年長者たちに対して彼はこう言った。「わたしたちが戻って来るまで、あなた方はここで待っていてください。そして、ご覧なさい、アロンとフルがあなた方と共にいます。だれでも訴え事のある人は彼らに近づきなさい。こうしてモーセは山の中に上って行ったが、雲がその山(シナイ山)を覆っていた。
そして、エホバの栄光がずっとシナイ山の上にとどまり、雲は六日の間そこを覆ったままであった。ついに七日目になって、神は雲の中からモーセに呼びかけられた。そして、イスラエルの子らの目に、エホバの栄光は山頂にあってむさぼり食う火のように見えた。次いでモーセは雲の中に入り、山をさらに上って行った。そしてモーセは四十日四十夜山の中にとどまった」(出エジプト記24:12~18)。
まことの神エホバは、モーセに「わたしは石の書き板と律法とおきてをあなたに与えたいのである」と告げられました。その神エホバの目的はイスラエルの民を教えるために、ご自身が書き記さなければならないことを明らかにされました。神エホバはだれにも消すことのできない石の書き板にご自分の真理の教えを書き記すことを明らかにされました。モーセはシナイ山に上って行きましたが、シナイ山はずっと雲が覆っていました。それは神エホバの栄光であったことが記されています。エホバの栄光はシナイ山頂にあってむさぼり食う火のよに見えたことが記されています。神エホバの栄光は畏怖の念を抱く光景だったに違いありません。
さらに特筆すべきことは、モーセがシナイ山にとどまり、神エホバがモーセに呼びかけられたのは七日目のことです。さらにモーセは雲の中のシナイ山を上って行って四十日四十夜シナイ山にとどまったことが記されています。モーセの神エホバへの揺るぎない信仰をみることができます。後にこの地上に遣わされたみ子イエスは、断食をされた時四十日四十夜であったことが記されています(マタイ4:2)。
寒波来て 人の少なし 街暮れる 今日の一句
1年前に来た時の「ボタンちゃん」
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