偉大な創造者エホバ神は、ご自分の預言者イザヤを用い、ご自分の約束の地では、数日しか生きない乳児も、寿命も全うしない老人もいなくなることを約束されました(イザヤ65:20)。
神エホバは、復興したイスラエルの地に行き渡る平和な生活の状態を、次のように記しています。
「人々は家を建てて住み、ブドウ園を造って実を食べる。建てた家に他人が住むことはなく、植えた物を他人が食べることもない。私(エホバ)の民の寿命は木の寿命のようになり、私(エホバ)が選んだ者たちは働く喜びを存分に味わう」(イザヤ65:21,22)。
当時の神エホバのご意志を守り行なう人々は、イスラエルの荒廃した地、恐らく、家もブドウ園もない地に帰還した後、自分の家を建てて暮らし、自分のブドウ園の実を食べるとい、平和な喜びの生活を味わいます。神エホバはご自分の民の業を祝福なさり、民の寿命は木の寿命のようになり、「働く喜びを存分に味わう」ことになります。
この時代にも、イザヤの預言は成就してきました。1919年、神エホバの民は、自分たちの土地、つまり、神の王国の宣教活動と清い崇拝の領域を復興し始めました。各地にクリスチャン会衆を築き、霊的な実のり豊かな畑を耕しました。その結果、今でさえ、神エホバの民・エホバの証人のクリスチャンたちは、霊的なパラダイスと神エホバから与えられた平和を楽しんでいます。神エホバの民の進んで働く心と手をもって、神エホバが新しい世の中で成し遂げられる事柄は、私たちの想像をはるかに超えています。誰もが自分の家を建ててそこに平安の内に住めるのは、大きな喜びではないでしょうか。神の王国政府の導きの下で満足のいく仕事が永続することになります。自分たちの労働の成果によって「良いことを見る」というのは、何と言う祝福でしょうか(伝道の書3:13)。神エホバに忠実な民の命は、「木の寿命のように」、つまり幾千年も、それ以上になる神エホバの保証の約束を享受するのです。
引き続きイザヤは何と述べるでしょうか。次回にその内容をお伝え致します。
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