愛と公正(義)と知恵と力と命の源の偉大な創造者エホバ神は、ご自分の預言者イザヤを用い、ご自分にはイスラエル人の行いの記録があり、エホバの忌み嫌われる偶像礼拝の記録によって、ご自分の民に十分に返報することを伝えました(イザヤ65:6,7)。公正(義)の神エホバは人々の行いによって応報を求められることを覚えておきたいものです(詩編79:12.エレミヤ32:18)。
神エホバは、ご自分の民の中の忠実な人々に憐れみを示されるでしょうか。イザヤは次のように記しています。
「エホバはこう言う。「ブドウのの房の中に新しいぶどう酒になるものがあると、誰かが「それを損なうな。中に良いものがいくらかあるからだ」と言う。私(エホバ)は私に仕える者たちのために同じようにし、皆を損なうことはしない。私(エホバ)はヤコブから子孫を出し、私の山々を授かる者をユダから出す。私(エホバ)が選んだ者たちがその土地を所有し、私に仕える者たちがそこに住む」(イザヤ65:8,9)。
神エホバは、ご自分の民が容易に理解できる例えを用い、彼らをぶどうの房に例えられています。ぶどうはイスラエルの地にたくさんあり、ぶどう酒は人間にとって祝福です(詩編104:15)。上の聖句で述べられているのは、一房のぶどうで、その全てではなく、一部が良いぶどうである、ということかも知れません。あるいは、一部は良く、他の房はどれも熟していないか腐っている、ということかも知れません。いずれにせよ、ぶどう栽培人が、良いぶどうを捨てることはありません。ですから、神エホバはご自分の民に、国民を全滅させることはなく、忠実な残りの者・選んだ者は生き残らせる、と保証しておられるのです。そして、この祝福され、神エホバが「選んだ者たちがその土地を所有し」、神エホバに「仕える者たちがそこに住む」と、保証を与えてくださっています。その「土地」は、丘陵も多い豊かなイスラエルの土地です。神エホバの祝福は民に対して善良です。
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新米を 抱えし友の 訪ね来る 今日の一句

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