お父さんエホバ神は、ご自分の預言者イザヤを通し、罪深い人間に対する優しい愛情を示されました(イザヤ57:16)。
続く、神エホバのイザヤを通した言葉からも、さらに多くの洞察を得ることができます。次のようにイザヤは記しています。
「彼(背信の者)が罪深くも不当な利益を追い求めたことに、私(エホバ)は憤っていた。それで彼を打ち、私(エホバ)の顔を隠し、憤っていた。しかし、彼は背き続け、心のままに歩んだ」(イザヤ57:17)。
神エホバの教えや導きを離れた悪行は、必ず神エホバの憤りを招きます。人が心の中で背信であり続けるかぎり、神エホバの憤りも続きます。では、背信の者が神エホバの懲らしめにこたえ応じるならどおうなるでしょうか。神エホバは、ご自分が愛と同情心に動かされて、どのように行動するかを、次のように述べられました。
「私(エホバ)は彼(背信の者)の歩みを見たが、彼を癒し、導き、彼および共に嘆き悲しむ人たちを以前のように慰めることにする」(イザヤ57:18)。
神エホバは、民に懲らしめを施した後、悔恨の情を抱いている人たちを癒し、その人及びその人と共に嘆き悲しむ人々を慰めてくださるのです。それゆえに、西暦前537年に、イスラエル人は故国に帰還できたのです。
引き続き、神エホバはイザヤを通してどのような諭を与えてくださるでしょうか。次回にお伝え致します。
目の前で ホトトギスなく 知人宅 今日の一句

裏庭に咲いている花「メドセージ」