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ヴィタール
2004
塚本晋也


塚本晋也監督と言えば「鉄男」というのが大学生からの私の了見です。
なんだかよく分からない演出で映画を成立させてしまう、カット割りの鬼。
本作もどちらかと言えば芸術映画だと思うのですが、先日見た芸術映画の筆頭「トニー滝谷」とは対局。
でも凄い。素晴らしいと言うより凄い。
好きなタイプの映画ではないのですけど、引き込まれて「あと何分」とか思う暇もなく終わる。
それまでの映像との繋がりを無視しているけど、多分それら全てをまとめたラストのワンカットで鳥肌が立ちました。
今更見ているのでこんなこと言ってもどうしようもないですけど、凄い映画ですね。
好き嫌い以前に圧倒されました。

ところで、この映画の助演女優のKIKIというモデルっぽい女の子。かわいいけど、女優じゃない。喋らなければ良かったのに。でも、好き。顔は映画なのにもったいない。テレビにやられないで欲しい女の子です。


恐ろしく日本的な映像。脳内っぽい感じ。デビット・リンチ。いや、塚本晋也。
日本って国土の割に良い監督がホントに多いですね。エコノミックアニマルで良かった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (sakai)
2006-06-27 13:00:43
この子ですよね。

ムラキど真ん中でしょう(笑)。

http://kiki.vis.ne.jp/index.html

http://blog.honeyee.com/kiki/
 
 
 
Unknown (juraky)
2006-06-27 23:41:13
うーん、ど真ん中。

スチールより動いてる方がかわいいね。
 
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