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あけましておめでとうございます。

2008-01-04 00:19:58 | 侃々諤々

あけましておめでとうございます。

今年はHDDも飛ばず風邪もひかず、歯も痛くならず、Uターンラッシュの東名高速道路からも無事帰還。
ボチボチの正月です。
暮れのご挨拶もブッ飛ばして遅ればせながらのご挨拶ですが、本年もよろしくお願いいたします。


昨年は勝手に『本格派映画雑談系ブログ』としてやっていまして、アップした映画雑談は200本ちょっと。
結構観た気がするんですが、意外と大したこと無かったです。やることなかった大学生の頃の方が観てたなぁ。
ベスト10を発表するつもりでまとめていたんですが、「2007年に観た」枠だと満足いかなかったので、それはまたいずれ。

ちなみに、2007年封切り作でのナンバー1はギレルモ・デル・トロ監督の「パンズ・ラビリンス」
見逃した作品も沢山ありますが、本作はあと10年経っても引き合いに出される作品です。


本年もぼちぼちでやっていきますので、おつきあいの程よろしくお願い申し上げます。

PV【閃光少女】東京事変MV

2007-12-22 01:03:54 | 侃々諤々
 
 
閃光少女
2007
児玉裕一


東京事変「閃光少女」のPVを観て思ったことを少し。
既に随分話題になっている様ですので、知っている方も大勢いらっしゃるかと。
まずはこちらの映像をご覧下さい。
たったの2min58secです。

東京事変 - 閃光少女




何とも思わなかった方は以下読まないでください。
ただの変態だと思われかねないので。ソレはソレで構いませんが。







好きとか同意とか越えて驚いてしまった。
映像が音楽を補完したり、何かを加えるのではなくて、歌詞が聞き取れなくてもイメージとして押し寄せる。
アーティストが一瞬も映らなくても全て繋がっています。
久々に国産でオマケではないPVを観ました。

ディレクターは児玉祐一(32才)。
編集は正直ベタなんですが、そのベタさ故の気持ちよさもあり。
一瞬で焼き付けるためのカイル・クーパー直系の手法。
で、焼き付く彼女たちの表情(顔だけじゃなく)。
コンテから計算でやっていたとしたら、ドエライ演出家がいたもんです。



彼女達を観て欲情するのではなく、ただただその様に見入る。けれども何が起こっているのか分からない。
これは映画「花とアリス」「リンダリンダリンダ」にも通じるもので、少女達の持つ私たちには絶対に分からない情動を翻訳してくれた数少ない映像なのだと思います。
翻ってみれば私たちの持つソリッドな少女への理想像でもあります。
コレは現代の「萌え」ですね。

クラスに一人はいた何を考えているか分からない(恋愛沙汰から距離があるように見える)あこがれの美少女が、そのとき何を考えていたのかということの一つの理解なのでしょうか。
彼女たちは『その瞬間』しか生きていなくて、打算など無く、異常なほどに直線的だったのでしょうか。

たまたま見つけたこちらのブログではこの対峙する2人の少女に「『死』の臭いを感じる」とのこと。
なるほど。
「その対立によって結びついている」というヘーゲルの弁証法的な『死』をモチーフにした『生』の解釈ともとれます。
意図的にトーンを落として、表情があるのはド頭の息を呑む一瞬カット。そして踵を返して走り出した瞬間。
多分、演出上では「無表情で」というのがあったと思うのですが、しかし節々に漏れてしまう彼女たちの表情。
そして、走る様に隠しきれない漏れるような情感。
本作から『死』を感じるも、『生』を感じるも紙一重。
歌詞の物語性から言えば『死』でしょうか。
彼女たちはその一瞬後に『生きている』ことを考えていない。
これが正統な「萌え」なのか、どうなのか。
  ※古典における語義は「芽が出る」「きざす」「芽ぐむ」を示すとのこと。

上記の「何を考えているか分からない」のは、彼女たち自身にも「自分が何を考えているのか分からない」からだったではないのでしょうか。
以前、高校の同級生のある友人で、正に「何を考えているのか分からなかったあこがれの美少女」だった友人から「あの時は無意識だった」という談からの類推です。


瞬間に昇華してしまう、故に他人には決して捉えられない世界。
俗と純の無茶苦茶なミックスで一瞬の眩すぎる閃光を放つ少女。
その瞬間(ストップウォッチで計るような時間は関係なく)を完全にクローズで、例えば本作のような2人だけの世界に閉じこめてしまう。
暴力的なアプローチとすると大友克洋の「AKIRA」の覚醒状態の内側への強力な引力。
それを抽出し、凝縮し、また希釈し、作品にまで昇華できたのが近年では「花とアリス」「リンダリンダリンダ」そして「閃光少女」の3作品。
近いところにテリー・ツワイゴフの「ゴーストワールド」もあります。


「アンタ大丈夫か?」とお思いの方、安心してください。
私はこのテの病気です。それも重度の。


ちなみに児玉氏はUNIQLOCKの演出家でもあり。出てる女の子も同じ。

ちなみに、先日友人から「東京事変の『OSCA』のPVがヤバイ」とうことを聴いてYoutubeにて拝見したところ、気になるサムネイルから本作を発見。
テレビに接していなくてもこういうモノは向こうからやってくるんですね。
インターネットの浄化能力は凄いものです。

霞町ファンク

2007-09-04 23:46:55 | 侃々諤々

友人のバンド、霞町ファンクのサイトを大幅リニューアルいたしました。

今回のサイトでは楽曲の試聴も可能です。
music videoも昔の素材をつなぎ合わせて緊急ではありますがアップしています。

一度、聴いてみても損はありませんよ。
友人だと言うことを差し引いても聴くだろうなという音楽です。

現在、tvk(テレビ神奈川)のバックアップで、MVを制作中とのこと。



ちなみに、今回のリニューアルは、本人の希望により素人でも更新できるようにして欲しいとのことでAppleのiWebで制作。
私も初めて触りましたが、3時間ぐらいで今のサイトができあがりました。
ちょっとクセはあるけれども慣れてしまえばなんとなく出来てしまいます。
ソースが汚いとかいろいろ言われていますが、なんとなくで出来てしまうのは凄い。


ということで、霞町ファンクを一度聴いてみてください。

31

2007-08-26 23:38:55 | 侃々諤々
2007年8月25日の午前0時。
バンドマンの友人Tから、あるTV局から声がかかりmusic videoを制作することになったという報告を受け、その後、友人S氏のイベントへ遊びに行き、誕生日プレゼントを頂き、すぐに出ると言うと後輩Kから「アンタのために今日来たのに」とさんざん悪態をつかれ、表に出れば車は駐禁切られる寸前で免許証を見せる前に「今日は大目に見るけど、ダメよ」と見逃してもらい、その足で実家へと東名高速をスッ飛ばし、05時到着。

実家のリビングに入ればクーラーがガンガンにかかり犬(柴犬のみどり)が寝ている。
ビールを飲みつつ馬鹿デカイ液晶テレビで「ボーイ・ミーツ・ガール」をちらっと観て、先日5年ぶりくらいに再会した友人Tから借りた安達哲著の「さくらの唄」を読みつつ寝る。

翌朝、10時に起床し「意外と早く起きたじゃない」と母から言われ、一人祖母の墓参りへ。クソ暑い。
一通り墓を洗い、花を生けて、線香を一掴み20本ほどあげ、拝む。
お寺さんの近くにある母校である小学校へ立ち寄り何枚か写真を撮り「昼飯どうすんの?」と母からの電話で帰宅。
そうめんをすすり、「さくらの唄」のつづきを読む。

15時。
ぶらぶらと出かける。
海の近くにある母校の高校へ行き、何枚か写真を撮る。
同郷の友人からの「おめでとうメール」への返信に母校の写真を添付。

大学の後輩でもある同郷の友人Wの案内で山を切り崩した無茶な開発をしている工業団地を見学に行く。写真を何枚か。
Wを今から飲みに行くというキャバクラ前まで送り「晩ご飯どうすんの?」という母からの電話で帰宅。
20時。

外から花火の音が聞こえ、実家の2階から眺める。
実家の本棚にあった「湘南爆走族」を読んでいると、いつの間にかうとうと。
22時。

3年前に結婚した友人N夫妻宅へ遊びに行き、ぐだぐだとしていると、私のiPodをいじっていた嫁が「Rinoceroseって、ライブカッコイイけどなんて読むんだろうね」ということで、録画のFuji Rockを観る。続けて電気グルーヴのライヴを観ながら自家製のわらび餅をご馳走に。

N夫妻曰く「急に帰ってくるって言うから結婚報告だと思ったのに」とのこと。
ごめんなさい。多分それは随分先です。

25時。
N夫妻宅をおいとまし横浜へと東名高速をスッ飛ばす。
27時帰宅。



そんな31歳の誕生日でした。
お祝いいただきました皆様、ありがとうございます。

修理

2007-08-22 23:42:27 | 侃々諤々


終わったわけでもないけれども、夏のピークタイムの全てを仕事に費やし、休みゼロ。
おかげで随分メガネ焼け(ロケ焼け)もしました。
1ヶ月ぶりに1日だけ休みが取れてもやったことと言えば、突然液晶が死んでしまったGR Digitalの修理に行き、夕方からはビールを飲みながら土いじり。


とうことで、昼前に起きて、新横浜のリコーのサービスセンターに行き、修理を申し込んできた訳なんですが、基本即日修理で可能とのこと。早いじゃないか。

私のGRDをいじりながら担当者がブツブツとなにやら唱えつついじっています。
「多分、サブ基盤が逝っているっぽいから交換します。2時間後にまた来てください」とのこと。
担当者のカメラをいじる姿勢が営業的ではなく、そのカメラが好きで、どうして壊れたのか?ということを探るようにさわっている。この姿勢にもの凄く好感を持ちました。


約束の2時間後に受け取りに伺えば、どうやら修理が未完。
聞けば、サブ基盤は交換したものの、通常は壊れないはずのパーツが壊れていたため、原因究明のため詳細な検査をしているとのこと。
邪推すれば「技術担当の昼飯が長くて間に合わなかった」のかもしれません。
しかし、ここはリコーを信じます。
イラっときたところに、「貸出機を用意いたします」とのこと。

この「当日に治すことができなければ代替機を貸し出す」という姿勢に感心しました。
わざわざサービスセンターに持ち込む者の気持ちを分かっています。

写真を趣味とする者にとって、カメラを取り上げられるのは相当なストレスです。
たとえ、3日間一度もファインダーを覗かない日があったとしても、いつ被写体に巡り会えるか分からない。
ちなみに、私が壊したのは8/20夕方の原宿。
視界を覆うような大きな入道雲が北東の空にそびえ立つ様を押さえようと、運転しつつ露光を調整したとき。
こんなことやってると近々死ぬので決して真似しないでください。
ちなみに、このエントリの画像がGRD仮死直前の写真です。
私は、大きな入道雲に出会うたびに「竜の巣だ!(「天空の城ラピュタ」より)」と、一人でわくわくしてます。


写真好きの会社なんだなぁ。
浮気して便利なFujiのコンデジに買い換えようと思っていましたが、作っている会社の姿勢を目の当たりにしてやっぱり使い続けようと思いました。
社員の一人が会社を代表していた最良の例だと思います。


とは言うものの、TC-1のデジタル出ないかなぁ、と思う日々です。
ソニーから出たら買わないけど。

無駄話

2007-06-30 01:25:50 | 侃々諤々
興味深いテキストを読んだので、その感想というか実感込みで。
とは言うものの、めんどくさい文章なのでテキトーに読んでさらっと流してください。




Type A
事実→解析→意見→感情

Type B
感情→意見→解析→事実


この2つのパターンは何かというと、とある大学の先生が教え子について良く感じることだそうです。
出典はこちら
この先生が仰っていることに対して、明後日の方向から思ったことをずらずらと書き連ねようと思います。


前者が本来あるべき理論的思考プロセスであって、後者が若い学生の思考というか、思考に至るまでのプロセスとのこと。
ほほぅ・・・、と膝を打った訳ですよ。

この考え方はあらゆる学問の入門編としては大事だと思います。
でも、あるレベルを超えた学者とかは「自分はこう思うからきっと真実はこうなんだ」という思いがあるはず。
それがなければ「真実」に到達することはできないでしょう。
Type Bからある時期にType Aにシフトするものの、結局、Type Bの思考に戻るんだと思います。
そのType B方式で導き出した「事実」が自分の思惑と違っていたか、合っていたかは突き詰めて行けば最終的には分かることで、最初に「事実」ありきで考えてしまうのはつまらないと思うのです。
その「想い」が無ければそこまで考えない。
その途中で放棄するのであれば、中途半端なところで投げ出すのであれば、思いついたことだけを胸に秘めておけ、と思うのです。



このところ、公私問わずで、あらゆることが動く動く。
で、その全てに於いて「人」が関わっているのは間違いなく、その、人間関係に翻弄され、翻弄することもあり、人に悩まされ、人を悩まし、幸か不幸か、根が浅いのか深いのかも分からない状態であるわけです。
こんなこと言っていると、オマエは大きめの病院にでも行った方が良いんじゃないか?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そうかもしれません。

30も過ぎるとどうやら結構な部分を諦観できるものだなぁ、と自分でも驚きます。
諦観している部分が、自分にとってもの凄く大きなことであっても、その相手のために自分を曲げる、もしくは隠す、という芸当が表面上できてしまうことがあります。
これ、Type Bの思考です。
で、根本的には何も解決しない。
そんなこと出来てる訳ねぇだろ。



冒頭のフリは何だったのかというと、このType Aというのがもの凄く曲者だといこと。
本来正しいはずの思考プロセスに足をすくわれることがあるということです。

事実を客観的に受け入れるなんてことが出来るわけねぇだろ。バカヤロウ。
感情が伴わないことが、その本人にとっての事実に成りうることなんてあるわけねぇだろ。
感情で起こっている出来事でそんな真似出来るわけねぇだろ。
馬鹿なこと言うんじゃないよ。

私以外の方は、事実から感情という自分自身の「事実」を導き出すということが出来るんでしょうか。
もしそうだとしたら、なんと自分は未熟なのか。わがままなのか。
吐き出し口が常に無いとAKIRA(大友克洋)の覚醒した状態の様な内側の世界に押しつぶされかねない。
もしかして、大友氏はそういう内側で完結しようとした世界の虚無を描いたのかもしれない。
しかし、最後は新しい世界をを作るために不確定要素達が見えないところに向かって行く。

こうやって思考をとんでもない方向へ巡らせてみて、どこかにあるかもしれない脱出口を探しまくる。
その小さな脱出口に向かって行ったものの後ろを振り返った瞬間にずるずると引き戻される。
古典の引用って便利だなぁ。
でも、その通りだったりとか思って、その古典の中に本質らしきものを見いだしてみようとすると、結局未練がましいばかりで、泥の中をもがきまくって結局深く、生暖かい泥に包み込まれ、しかもその泥が暖かいもんだから生きている実感を得た様な気分になったりして、相当タチが悪い。

どんな状況であろうと、人はその状況に置かれた自分のことを正当化できる様です。
脳って便利だなぁ。


是か非ではなく、こうありたいと思うのはType Bですね。
感情→意見→解析→事実

事実らしきものからの帰納法で導き出した感情なんてモンは理屈で固めた殻みたいなモンで、そこに核は無い、と思うのです。
まず、感情ありきで物事の事実まで突き進めることが、最も幸せなことではないでしょうか。

The Pub

2007-06-03 01:27:52 | 侃々諤々


私も毎度楽しませていただいている毎月開催marginal主催のThe Pubと霞町ファンクのCDリリースの合同イベント。
ちょっと先の今月末ですが、楽しみです。
ちなみに、私もDJとして参加します。
お時間ある方は是非。



The Pub
2006.06.22(Fri)

at bar MOVE,Yokohama
Start 23:00
Charge 1.000 w/1D & Mix CD

Guest Live Act
霞町ファンク

DJs
Sakai (marginal)
GEEP (mo'nation)
アナクラタクロウ
Muraki

more info:045-243-0999
marginal

元旦

2007-01-05 01:43:33 | 侃々諤々
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
初夢は相棒のMacが壊れる夢でした。

以下は全て元旦の出来事です。



10:00
ベッドから出て椅子に座りMac(8月に買ったばかりのMacPro)の電源を入れる。
ディスプレイには初めて見る「起動ディスクが見つかりません」アイコンOSXバージョン。
自分内緊急対応マニュアルを一通りこなすもダメ。

アレレ?

今まで、数々の危機を乗り越えてきました。ここ8年のMac道で完全にデータを飛ばしたことは一度もありません。
最後の手段としてデータだけでも救出すべくHDDを抜き出し、修理環境の整った事務所へ向かう。


11:00
一刻も早く行きたかったので車で向かおうと駐車場へ。

ウンコ踏みました。
ゲル状だったため、なかなか取れません。

そんなことにかまっていられないのでひとまず車へ。
なぜか車内が暖かい。
まさか、と思いキーをひねればやはりバッテリーが上がっている。
車を共同所有している友人の一人が室内灯を付けっぱなしにしていたのでした。

すぐさま保険会社に電話をしてロードサービスを依頼。
待ち時間で靴についたウンコを落とす。
30分後に到着した兄ちゃんは部屋着の上に作業着。
顔には「正月からバッテリー上げてんじゃねぇよ、チンカス野郎」とはっきり書かれていました。

1時間はエンジンを止めてはならないと釘を刺され、事務所のある恵比寿へ。
普段は全く気を遣わないエンストへの細心の注意を払いつつ。(マニュアル車です)


13:00
会社に到着してHDDを会社MacのG5へ接続するも全く認識せず。「カッチン、カッチン」というHDDのヘッドがイカれた一番ヤバイ音。
コレが「カ~ンチ!」なら鈴木保奈美も出てくるスキも有るのですがそれどころではない。
そこへ会社の後輩が寝起きで現れる。聞けば「カウントダウンパーティ行ってまして、寝てました~~」とのこと。勝手にしろ。

HDDが飛んだことでなぜここまで焦るかと言えば、現在、友人のCDアルバムのジャケットを制作中のため、そのために撮影したフォトセッションが全てこのHDDに入っている。
大晦日も気がつけば歳またぎでデザイン大会。
しかし壊れた。
二度とあの写真は撮れない。
一瞬で胃が痛くなる思い。
今までここまでヤバイと思ったことはありません。

googleでデータリカバリー関連で検索したの一番上にヒットした会社に電話。事情を説明。
15時にアポを取り銀座へ。元旦の銀座は15時とはいえ静かです。いつか見た早朝の景色。


15:00
データリカバリーサービス会社に到着し、再度説明。
見積もりは1時間後に連絡するとのこと。
そして横浜へ帰路。
道すがら、異常な寒気。終始かきっぱなしの冷や汗で風邪を引いた様子。


17:00
車を降りたとたんにデータリカバリーサービス会社からの電話。
見積もり17万。復旧の保証は無し。

でも17万。


19:00
手付け金(2万)を振り込み。
東京三菱UFJ銀行は年末年始もATM動いています。さすがです。



お願いします!
そのデータを助けてください!
助けてくだしゃ~い!!
(この台詞はこういう時にしか使ってはいけません)

BJ「やってはみるがね、フフフ、おまえさん、払えるかね?」
「払います!一生かけても!」
・・・(出術中)・・・
BJ「フー、術式終り。ところで、わたしゃ、そういうのは苦手でね。おっと、やっこさんがお出ましだ。
私は無免許でね。この辺でおいとまするとしようか。」
「先生!ありがとうございます!」

天才HDD技師のあなたに任せます。


22:00
猛烈な寒気と喉の痛み。


25:00
スラムダンク(全31巻)で、感涙しつつ就寝。
 


2007年1月1日をまとめてみますと以下。
・Mac壊れた(HDDクラッシュ、データリカバリーに17万)
・ウンコ踏んだ(こないだ買ったばかりのスニーカー、結構高い)
・車のバッテリー上がってた(自責ではなく)
・風邪ひいた
・花道、待ってるぞ


3日に行った初詣の明治神宮(アリーナまで40分待ち)での祈願は「悪霊退散」。
多分間違ってますが。


それでは、本年もよろしくお願い申し上げます。

供給(GR)

2006-12-19 02:20:30 | 侃々諤々
土曜日、2件の忘年会で程々にしつつも終電を逃し、菊名止まりの東横線からタクシーで帰宅後、先日スチールを撮影したバンドの連中と合流して27時くらいまで呑み。自宅に帰って借りた漫画を読みつつ就寝。
起きて鎌倉に邸を構えた会社の先輩宅へ遊びに行き、その息子とじゃれ、海岸まで散歩。
道が混む前にと日も暮れぬ前に後にし、いざ秋葉原へ。

GR DITIGAL購入。
Nikon D70sを購入した同じ店。行列のできる電気屋。

「やっぱいいわ、リコー」

まともなコンパクトカメラはミノルタのTC-1以来です。

28mm単焦点、そそります。
そういえば大学進学の時にオヤジから貰った(盗んだ)Nikomatも暫く28mmだけで撮影していました。
この微妙な広角な感じ。ややパンフォーカス。合わせづらいピント。
このレンズの歪みの少なさ。パースは付くけどゆがまない。寄ってしまえばそれなりに流れてしまう周辺部。そりゃやむを得ない。

ダイアルが2つある。マニュアル操作の時は絞りとシャッタースピードを各ダイアルで操作できる。
それを先日買った友人から教えて貰ったときに決意しました。
メニューは直感的とは言い難いものの、慣れ次第。
まだ外部ファインダーは購入していないのですが、急務です。

どうやら「売る」ことよりも「満足」を前提として作られたプロダクトだけあります。一気に愛着が沸きました。
持ったときの重量感・バランス・質感。撮った写真。
デジカメは消耗品なんてことを言われて久しい昨今ですが、コレは良い。
持ってて嬉しい。撮ってて楽しい。
あの2chでさえGRスレはまるで馴れ合いブログの様な有様。愛が伝わります。
一眼レフばかりでゴリゴリに構えて撮っていた日々よ、しばらくサヨウナラ。

あんまり手放しで浮かれるのもどうかと思うのでこの辺で。