統一地方選は一部混乱含み。

大阪知事選　共産元参院議員の辰巳孝太郎氏出馬へ　「非維新」分散か

徳島県知事選出馬の後藤田正純氏、現職の飯泉知事と激しく対立…前回１９年知事選から因縁深まる

奈良県知事が5選出馬表明　元総務官僚と保守分裂か

地方選で自民分裂続々＝次期衆院選へ火種

年明け早々、統一地方選への動きが活発です。

アメリカの議会でも共和党の一部造反によって議長がなかなか決まらない事態になっていましたが、4月に向けて徳島県知事選、奈良県知事選で自民分裂の動きがあり、特に徳島では三つどもえの情勢です。

そして、本日は大阪府知事選に元参議院議員の辰巳コータロー氏の出馬表明がありました。こちらは非維新・反維新の足並みがそろうかどうか混乱含みです。

これから4月に向けてそれぞれの選挙についていろいろな動きがあるでしょうからまだ流動的で確定的な推測もできません。

またこのような混乱含みのまま選挙戦に突入した場合、その結果によっては選挙後有権者にとってとんでもないことになる可能性もあります。

それを避けるためにも、この記事で書いておきたいのは以前から申していることでもありますが、ご自身が投票権を持っている選挙だけでいいので、これから4月にかけて選挙に立候補する予定の方たちの動静を中心に有権者として情報をできうる限りでいいので追っておいたほうが良いということです。

そして、もちろんのことながら選挙公約とあわせて投票する際の参考にするということです。

個人的には徳島も奈良も大阪もそれぞれに関係性がある地域です。

そのどの地域の知事選でもこのような混乱含みの情勢となっていることを少々驚きを持って見ています。

上記リンクした記事の中には、自民党の地方組織内での世代交代がうまくいっていなくて組織統制がとれていないとの指摘もあり、それもあると思いつつ具体的には独善的であったり、自分のことしか考えていない政治家同士が単純に足を引っ張りあい、県民・府民のほうをまったく向いていない動きをしてレベルの低い話になっているようにも思います。

どちらにしてもガチンコな構図で選挙をするのであれば、本当にガチンコな内容の戦いにしてもらって有権者にとって有益な選挙戦とその結果になってほしいと思うばかりです。

そのためにも、繰り返しになりますが有権者がこの選挙や政治に無関心にならずに「普段から不断の努力」をつづけ投票日には棄権せずに必ず投票に行くことが重要であることは言うまでもありません。