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マイケル・ムーア「世界侵略のススメ」感想。

2016年06月08日 13時50分00秒 | 映画
【ネタバレ注意】
めずらしく今年は早くも2本目の映画鑑賞です。
そして、久しぶりのマイケル・ムーアの作品です。



ネットでいろいろなバージョンの予告編が公開されており、観る機会があったのですが、面白そうと思う反面、今回もしかしたらテレビ番組っぽい内容かも?との危惧もありました。

しかし、結論から言うとその危惧はおもいっきり裏切ってくれました。
単純に、そのいろいろなバージョンの予告編をつなげたものでは、ありません!

いちいち深いです。いちいち驚きです。よくもこんな事実をたくさん調べてきたものだと、まずそれだけでも感心。
そして、笑ってしまうもの、呆気にとられるもの、感動してしまうもの、などなど。世界はすごいなぁとあらためて思い知らされます。

例えば、



この動画、フィンランドの教育制度については、僕は「人を育てる。」ということについて普遍的な重要性を若い時から感じ、ことあるごとにこのブログでも強く主張させていただいていますが、ふと気がつけば涙が滲み出ていたぐらいに感動。想いをさらに強くしました。

ほかにもいろいろな「世界のジョーシキ」が映画で披露されます。
そのどれもは大切な理念に基づいてできうる限りその国や自治体や企業が率先して非常に良心的に具体化し実行しているという事実です。
そしてその理念は何から?と、たぐりよせてみると………。

もうこれ以上は書きません。
とにかく映画を観てください。
このブログを読んでいるより、観たほうがいいです^^;


結論の部分で彼はベルリンの壁を引用します。
絶対になくならないと思っていたものが突然なくなる。世の中、先のことなんてわからない。
だからこそ、行動を起こすことが重要だと彼は言います。
そして最後の「落し物係に聞けばよかった。」という言葉は胸にしみいるものがあるし、この言葉に至る結論的物言いは名言・名セリフの感があります。
またこの映画のメッセージ性はほぼアメリカ国民に主に向けられたものであることを認識する時、彼は祖国アメリカがとっても好きなんだなぁ、とも思いました。

今回も全編に渡って彼の全世界民への愛が滲み出ていて観て良かったです^^
また、個人的には日本はアメリカよりヨーロッパの国々をお手本にするべきだと普段から思っていますが(特に社会保障に関連する部分)、そのことについてさらにもう一歩理解を深くすることができたことも良かったと思いました。

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