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松本人志氏の文春記事に思うこと。

2023年12月30日 23時55分55秒 | 芸能ネタ
今回の文春の記事は、最初、X(旧Twitter)の文春のアカウントで知りました。
それからやはり気になったので、12月27日に発売された「週刊文春」1月4日11日新年特大号を近くのコンビニで購入。
とりあえず松本氏の記事は読みました。

当該記事に関して吉本興業は、一切の事実を否定。松本氏の名誉を毀損するものとして法的措置を検討するとのことです。

それに対して、文春側は下記反論記事を出しています。

どちらの言い分が正しいのか。
今後吉本興業が実際に法的措置に出れば、裁判などで事実が明らかにされるでしょうから、それを待つのみです。
ですので、記事が事実かどうかの推測もあえてしません。

ただ、それよりも松本人志氏、浜田雅功氏のダウンタウンには関西人の僕としてはいろいろと思うところがあります。


ダウンタウンを僕が最初に知ったのは、中学生の時でした。
ウッチャンナンチャンとともにテレビのお正月番組に出演。
その時に披露されていたのが、「『あ』の研究」。
子供の頃からそれまで、漫才でここまで笑ったことがないぐらい笑いました。

ほかのネタについてもこの頃の彼らの漫才は心の底から笑えるという感じがありました。
その後、僕が高校一年生の4月に「4時ですよーだ」が始まり、たまたま初回を観て「ダウンタウンが出とる」とバラエティー番組はあまり観ない人間でしたが、結構観ていました。
素人が参加する「ダウンタウンの欲望」というコーナーもありましたね。
実は、一度だけ高校の同級生が出てました。(クラスも違いますし、お顔だけ存じ上げている程度の人)

しかし、それからしばらくして、結構早々だったと思うのですが、2人での漫才を観る機会はしだいに減りお笑いバラエティー番組での傍若無人さが目立つようになりました。
やはりバラエティー番組はあまり観ない人間ですので同時に彼らへの関心が薄れていきます。

その後、注目したのは「ゲイシャガールズ」の時です。
当時ファンであった坂本龍一氏とダウンタウンとの、今で言うところのコラボに大変期待し大いに楽しみました。
もちろん、当時発売されたCDはすべて購入したものと記憶しています。(どこいった?)
中でもオリジナルアルバムである「THE GEISHA GIRLS SHOW - 炎の おっさんアワー」は、かなり充実した内容で特に坂本龍一氏と小室哲哉氏の合作「炎のミーティング」は結構ヘビーローテーションしました。

しかしながら、その直後といってもいいタイミングで、浜田雅功氏と小室哲哉氏との、H Jungle with t「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜」のリリースを知った時、結構引きました。彼らも商業主義的なものに毒されたのだな、と。

以降でしょうか、彼らにまったくといってよいほど興味がなくなったのは。
それから何をしていたのか、僕はほとんど知りません。
ただ聞こえてくるのは、バラエティー番組内での問題となった内容のことであったりと、あまり良い話題はなかったように思います。

それと、昨年だったか一昨年前だったかは忘れましたが、ある女優さんと松本氏、その周辺の人物との間に、あまりこちらで書くことができないようなことがあったという話をネットか何かで知りました。
この件、今回の文春の記事と何らかの関連があるのかもしれません。

そういった流れの中での今回の記事です。
あまりの記事の内容に、来るところまで来たか。そんな印象です。

性加害は許されるものではありません。徹底的に非難されるべきことです。
吉本興業も法的措置を検討するのであれば、裁判で事実が明らかになるでしょう。
その際、記事に書かれたことが事実であるのであれば、松本氏をはじめこの件に関わった者は徹底的に非難され、場合によっては逮捕されるべきです。

また結論に至る間も、もちろん被害者とされている人は守られないといけません。なのに、すでにもう二次被害と言えるような言動を取る者がいます。これも徹底的に非難されるべきです。


まったくといってよいほど彼らに興味がなくなってから、あまりテレビでも見ることはありませんでしたが、ここ数年は逆に見ないようにしていたと言ってもいいかもしれません。特に松本氏が局長になってから「探偵ナイトスクープ」すら観ていません。
文春の記事にもありましたが、被害者にしてみれば、もちろんのことながらもっと見たくなかったはずです。
いくら若い頃の彼らのネタがおもしろいと言ってもです。

僕は10年ぐらい前から、「『あ』の研究」をやっていた頃のダウンタウンのほうが良かったと思うことが多くなっていて、このブログやSNSで時々書いていたと思いますが、昨年10月頃に「4時ですよーだ」に出ていたメンバメイコボルスミ11のビクさんがテレビ番組に出ておられたことをSNSで知った時には超絶に懐かしくなり、「あの頃のお笑いの世界に戻ってほしい」と思ってしまいました。

今、この世の中は本当に荒み切っています。
あの頃のお笑いの世界があった時期から約30年間。常にお笑い界をリードし台頭してきたのはダウンタウンと言っても良いでしょう。
しかし、そのお笑いは世の中の荒み具合と同様に変質してきたように思います。
いわば、「お笑い」ではなく「お嗤い」に変わってしまった。
他人の容姿を見て嗤う。他人をいじめて嗤う。他人を見下して嗤う。
そのような「お嗤い」が決して人々の心を豊かにするでしょうか?世の中を豊かにするでしょうか?

この変質がダウンタウンを中心に行われてきたとは思いたくありませんし、それは違うと思います。結局のところ、世の中全体が荒み切っているのですから、それは最終的にこの世の中に生きる人、一人一人の責任です。僕だってそうです。
ですから、もう少し深く考えてほしいのです。
この世の中を本当の意味でおもしろくする「行動」を。本当の意味でおもしろくする「お笑い」を。特に大人が考えないといけません。

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