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悪夢は、むしろこれからかもしれません。その2。

2024年07月13日 18時07分17秒 | 政治
このニュース記事の内容にたくさん書きたいことがあるのですが。
順番にいきますと。

まず、
「街頭演説を200回超やったが、特徴的なのは、細かい政策を全く言わないことだった。自己紹介を言い続けた。『小さな問題はどうでもいいんだ』といって『政治を正すんだ』という話をずっとやり続けた。それでも来る人の8、9割は『すごい』と言って帰っていく。たいして演説はうまくないし、政治の現場を知る人たちからは『中身がない』と批判ばっかりだった。だが、彼はそれを含めてわかってやっている。」

「中身がない」でしょう。政治の現場を知らなくてもそう思います。その演説に「8、9割は『すごい』と言って帰っていく」のは、有権者の劣化を感じます。
「続きはウェブで」みたいなことも言っていたようですが、先日X(旧Twitter)でも書きましたが、それが本来のあるべき演説ではないことを感じなければなりませんし、街頭演説は企業のやる広告やCMの類ではありません。
そして、それを含めて政治家(候補者)としてやっていたのであれば、限りなく詐欺に近いと思います。

「長い時間演説し、政策を主張したって、今までの政治家は政策や公約を守ったことあるのか」

有権者だって、バカではないのだから政治家の政策や公約がそのまま実現するとは思っていないし、思っていたらバカだし、じゃぁ、議会は何なのか???政治とは何なのか???という話になると思うのですが。
どのような政策や公約をその政治家が持っているか?を知ることによって、どのような考え方の政治家なのかを知ることができ、またそのまま政策や公約を実現できなかったとしても、それに近いものが実現できるんじゃないか?と思って投票していると思いますけどね。
多くのいろいろな政策や公約を持った議員が選挙で当選し集まって議会で話し合いいろいろなことを決めるのが政治ですから、ある政治家の政策や公約だけをそのまま実現していたら、それ自体、独裁でしょう。

「しかし、民主党はマニフェストを実行せずに終わってしまった。さらに「できなくてすみません」という姿勢も取らなかった。これが今の政治不信の大きな原因だ。」

民主党政権が「悪夢だった」とか、未だに思っている人は、蓮舫さんの「2位じゃだめなんですか?」と同じでマスコミ報道の刷り込み(印象操作)であることを自覚してほしいです。
民主党政権があのような終わり方をしたのは、マスコミの意図的な報道の仕方によって有権者の支持離れが加速しただけであり、そのことを理解していなかったと思われる当時の総理大臣である野田佳彦が党首討論で誰が見ても選挙で勝てるわけもない状況なのに衆議院の解散をぶっ放し、そのまま約束されたはずの定数是正もしばらく放置されたままで、政権だけを明け渡すようなことになってしまっただけと思っていて、あのまま民主党政権が続いていれば実現していたマニュフェストもあっただろうに、たまたま安倍晋三にはラッキーな展開で民主党政権が突然終了してしまったわけですから、マニュフェスト実行の現場の皆様も驚きだったでしょう。
これと同時に良し悪しは別にして日本の「二大政党制」へ道はいったんストップしてしまうわけです。
つまり、今の政治不信はマスコミによってきっかけが作られ、それから促されていると言っても良いのかもしれません。

「その結果、自民党にも立憲民主党も投票したくないという層が確実に存在するようになった。」

有権者は政治をあきらめてはいけないと思っています。
有権者は(既存)政党や政治家を育てないといけないと思っています。
同時に有権者としても育っていくという意識も必要でしょう。
それをやらないで新しくできる政治勢力ばかりを支持したところで、また最初から?またまた最初から?の堂々巡りで何かが実現すると思いますか?結局は裏切られている。維新で懲りてほしいし、有権者としても劣化する。そうは思いませんか?

「本来なら政策で勝負するけれど、政策で勝負しても全然意味がない。今までの有識者、政界の人たち、マスコミも含めてそういう政治のムードを作ってきてしまった。そこを直感的に理解した石丸氏だからこそ、ユーチューバーとして無党派層にアプローチするという本領を発揮できた選挙だった。」

先日のこちらの記事で書いた「選挙の神様」が、まさしくこのニュース記事でインタビューに答えている藤川晋之助氏ですが、この方もわかっているわけです。
いかにマスコミが世論に影響を与え、いかに有権者が劣化しているかを。

まずは今からでも勉強をしなければいけません。
年齢関係なく勉強をするべきでしょう。
それがむしろこれからの「悪夢」を避けるための唯一の方法かもしれません。

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