早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密


国内外美大デザイン受験指導32年約1000名累計合格率89.9%
/早稲田建築AO他10年指導コーチング

「早稲田建築入試AO入試で合格するための13ステップ」NO.8・・・歴史的構図法の秘密

2017-03-01 07:07:17 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

 

NO.8・・・「歴史的構図法の秘密」

ダビンチやミケランジェロなどルネッサンスの天才画家や彫刻家はいまに残るバチカンの石づくりと美しい彫刻や内部の壮大なシステイナ礼拝堂の天井画や壁画をはじめ図書館や建築、そして有名な美しい広場をデザインしました。ミケランジェロは本職は彫刻家ですがその天井画をたった一人で弟子も使わず53才から取り組みました。

少し想像してください。昼間のきつい肉体労働にも等しい作業を終え、夜になり何十メートルの高さにあるところまではしごで登り、板でつくった狭い足場で身体を底に横たえ、湾曲した漆喰壁面に絵の具を毎日少しずつ調合し(現代のような便利なチューブ入り油絵がまだない時代)昼はダビデや聖母マリア、キリストなどの彫刻を巨大な大理石を少しずつ自ら手で刻みました。

そのシステイナ礼拝堂はまだ、前後左右の壁面も天井も白い漆喰のままだったのです。世間の人はみんなゆっくりと眠っている中で、「自分は眠れずそばのろうそくを便りに、日々天井に向かい絵を描いている...」その時の独白を残しています。だから、作業が遅いと絵を見にきたバチカンの司祭に向けてわざと絵の具を落としたことも....本当は何度も断ったそうです。

さて、きょうのテーマである「歴史的構図法の秘密」に話しをもどすと、ミケランジェロは礼拝堂の壁面装飾のために聖書の絵を依頼されたのですが、当時の普通の市民は文字が読めず文盲でしたので(当時書物は大変高価で、王族貴族や僧侶しか文字を知らずなにも知識がなかったのです。

中世からこのあたりの世情は、映画にもなりましたがウンデルコ・フーコの”薔薇の名前”などに描かれています)。礼拝の時に神父が聖書の話しをする際に、天井を指さして「みなさん、上の天井のまん中をごらんください、主なる神は、土の塵(アダマ)で人(アダム)を形ずくり、....ひとはこうして生きる者となった」旧約聖書 天地創造 創世記 第2 7節  

■アメリカの有名な、スピルバーグ監督のSF映画「E.T.」最初の場面では宇宙人の手の先と、少年の指先がふれる瞬間が描かれていますが、あれはこのシステイナ礼拝堂 旧約聖書 天地創造 創世記 第2 7節の”神とアダムの手”がふれる瞬間を、”ミケランジェロは素晴らしい構図”で描いたのです。

この構図はどのような考えや方法、あるいは法則で描かれたのでしょうか? 天才ですからただ”勘”で描かれたのでしょうか?レオナルド・ダビンチの岩窟の聖母は?ラファエロ、ボッチチェルリは?

のちのレンブラントは....ルーベンスは、また平面の絵ではなく大きな立体造形である、ギリシャ建築やルネサンス建築は? これらには、実はギリシャ時代から続く秘密の構成法が実在するからです.....

ここに、すこし例を見せましょう。これらの専門的知識を詳しく知りたい方は、私のプログラムで詳しく説明をいたしますので、申し込んで受講してください。  

 


有名大学建築科AO入試専門アドバイザー 高橋順一

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