▶建築科専門実技試験の過去問題は、サイトからAO入試(創成入試)過去問題3年分を、を初心者の人は
現在の段階でできるところまで解答してください。まず出題の文章を最初に読んで入試でも作文は表現意図
(アイデア)を精査 されますので、まずは出題文章を良く読んでからいくつかのアイデアを言葉で 簡単に
書いて、その中からいちばん視覚化した時にどういう出題が出るかわかりませんが、意図が伝わる解決など
を含めた提案をするようにしたらいいですね。しかし文学的な問題や自然災害などが出題場合は 自分が想像した
イメージを自由にできれば前後左右の奥行きが表現できるように、添付資料を参考にして陰影や奥行き感などを
インパクトが強い印象で表現できるように各自工夫してください。
これらのドローイングは遠近法/透視投影図法(空気遠近図法・線遠近図法)は、最初は気にしないでいいです。
▶1.今日はヒントでウオルト・デイズニープロダクションのアニメーター (イマジニアとデイズニーは
呼んでいました)がアニメの背景を鉛筆デッサンした作品と、それにポスターカラーで仕上げた色彩彩色後
の作品を比較しやすいように縦で配置しました。
・実際の入試ではA3ケント紙の縦画面で下部に作文を描く方眼が印刷されています。実効画面のもヂュール
(縦横比)はおおよそ四角。美大入試ではこういう小さな画面はデザイン科も絵画系でも出題されませんので、
できるだけ大きく描くことです。よく初心者で画面中央に小さく、しかもHBとかH系の硬質の鉛筆を使用する
人がいますが、採点時は壁面に垂直に貼るのでまず見えません、しかも画面が淡いグレー1色では採点は最低に
なりますので注意してください。添付したこのデイズニースタジオのイマジニアのプロ作品ぐらいにしないと
いけません。作文を含めて120分しかありません。しかも教室内は時計がないので必ず腕時計を持参する事。
美大の絵画系のように室内イーゼルに洋紙を垂直に立てかける試験ではなく、学科用の学習机に洋紙を置き
描くので、描き手の目と洋紙が水平に向かい合う形ではなく、しかも画面に近いので必ず両手で持ち自分と
デッサンが水平に向き合いように離してください。※この点は早稲田建築のサイトでも注意してくれと
▶2.もう一枚は20世紀建築を導いた3大建築芸術家で米国人のフランク・ロイド・ライトで 有名なNYの
グッゲンハイム美術館や落水荘、日本の旧帝国ホテルを設計した建築史の中でいちばん完成予想図が優れて
美しい手描きのハンドドローイングを送付しますので手本にして目指すようにするといいですね。
ゲーム用3Dソフトで室内や外観レンダリングを制作している、プロ建築家が多いですが絵画的なテイストが
ないのでみんな似てしまいます。フランク・ゲーイリーのように建築模型を30も40も制作しながらイメージを
固める建築家はわたしは知りません。
イメージを創造するエンジニアが書いた想像による“鉛筆デッサン(ドローイング)”を2種類 貼付しますので
研究してください。デイズニーのアニメーション作品もピクサーの3次元的なデジタルアニメも同じように最初は
鉛筆ドローイングからスタートします。ストーリーボードというシナリオ・プランニング(スクリプト)→
絵コンテによる視覚伝達表現による物語構成ですね。
という、左脳による“科学的で論理構造的な美”と“右脳による美術的世界観の”詩的で叙情的な美”を総合した独自な
米国的な文化である「総合芸術的世界観」を目指しました。
早稲田建築が教育目標とする、左脳による“論理構造的な美”と“右脳による”詩的な美”を統合した 「総合建築芸術」
という点では似ていますね。