早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密

国内外美大デザイン全科受験指導歴32年約千名累計合格89.9%
洋々早稲田建築AO入試エキスパート16年コーチング

“早稲田建築一般入試実技 空間表現・鉛筆デッサンの注意点”

2020-01-19 08:53:50 | 工学部建築入試デッサン
“早稲田建築一般入試実技 空間表現・鉛筆デッサンの注意点” 

         

以前AO入試のドローイングでも、気をつけることなどを書きましたが再度伝えます。 まず、公開されている過去問題は全て解答することです。 

➡1.  解答用紙はA3ケント紙縦位置なので、自分でA3ケント紙のスケッチブックタイプかバラを購入して必ず練習すること。画用紙と異なり表面が滑るのと、手の甲で画面が汚れるので手と画面の間に一枚問題用紙などを挟んで作業をしましよう。画面が汚れていると採点の時に減点されます。

 2. 鉛筆は先を使い線描で交差させるハッチング法(ダビンチ・ミケランジェロ・デユーラーの素描参照)と平塗りで塗り重ねて調子を調整する方法があります。むろん併用しても良いのでふだんからいろいろと、建物の外観や内観(自分の部屋でも良い)などで研究してみよう。 

3. 問題文と提示された問題の意図をよく読んで何が求められているか?よく考えて自分が考える建築科の設問を意識して解決提案や空間を意識したあなた独自の解答文章を書き。そして一番伝えたいことを視覚的なデッサン(ドローイング)にして伝えることするようにしてみましょう。 

4. 建築的発想で解決出来そうなことはそういう意図(アイデア)をきちんと、空間性を的確に伝わるように1点透視や2点透視、遠近図法やあるいは等角投影図法で描いてください。そこに建物や植栽、あるいは人物やその周りの環境が必要な場合もあるので、ふだんから実の周りのそういう関連した自然物や人物、建物の外観や内観はむろんのこと、練習しないと絵画の初心者は本番でマンガみたいになり平面的になるので、出来れば遠近感覚と立体感、あるいは影(いつの時間帯か?)朝方か、昼か、夕方か、夜かにより影の出方が大きく変わります。影は設置感などにも影響するので入射角をよく考えて描きましょう。

 5. 問題により解決の提案型でなく、文章で述べられている状況を書くことが要求されることもあるので、例えば文学作品で、谷崎潤一郎の”陰影礼賛”などの伝統的日本家屋における、幽玄的な陰影の描写のくだりなどの場合は、やはり伝統的な日本建築の部屋のつくりの構造と意匠、材質感などが書けるようにしたい。畳は6畳と4畳半では並べ方や畳のモヂュール(縦横比)、障子のマス目と数、ふすまの構成、天井、床の間の意匠と形状など。一度でも書いてみないと実際にはなかなか描けません。一番良いのは実際にそういう伝統建築の外観や内観をデッサンするとベストです。横浜の三渓園などはお薦めですが、鎌倉、京都や奈良などに住む人や近いひとは外観と内観を描いてください。

 6. 文学系でもランボーの詩などの問題を視覚化するという、抽象的だが自由に表現できる空間を創作出来る問題も過去に出ているので。こういう問題は想定デッサンという名称で美大などでも数多くの科が多く出題されています。こういう問題はやはりふだんから相当の描写をしていないと、ボリュームや形体、材質感を正確に描くことができません。写真を撮るだけではデッサンは上達しないので、やはり自分の目と手と頭で感じて解釈しながら、実際の空間や自然物や人工物など自分の内面的価値観と刷り合わせながらさまざまなことを観察し描写することで、いろいろなことを発見することができ心に刻むことができます。一つの新しい自分の内面との自己対話でもあり新しい自分の感情体験でもあるのです。 

7. 未来における建築や海洋での建築、あるいは砂漠などの建築もあるかもしれません。現在ではドバイ、サウジアラビア、アベルバイジャン、韓国をはじめさまざまな国が高層建築やタワー型建築、あるいは故ザハ・ハデイットやフランクゲイリーなどの20世紀建築ではみられない超前衛芸術的な意匠の建築も世界で数多く建築されています。日本の建築家ユニットSANAAのルーブル・ランス西沢立衛と妹島和世さん、ポンピドーセンター・メスの坂茂さん、隈研吾、安藤忠雄、伊藤豊雄、MOMAの谷口吉生などさまざまな日本人建築家が世界で活躍しているので、ぜひ皆さんも未来の世界建築界で海外の建築家ができないような日本的な完成と美学の建築を創造してください。

 高橋 順一 下記に私のサイトを記載しますので、ご覧の上 質問等があれば、サイト内の問い合わせのページから 問い合わせください。

 早稲田建築AO/サイトアドレス  https://kenchiku-ao1.xsrv.jp/

高橋 順一公式サイト  https://www.junichitakahashi.info/

         

      “人生は知識を知恵にするただ一度の時間芸術”TM 

“公立校で専門的にデッサンを描いたこともない、 理系女子の空手部現役女子校生が、入試直前のわずか1ヶ月で 突然「建築系アーテイスト」に変身し、 早稲田建築入試に見事合格した。誰にでもできる創造を超えた別次元の秘密の方法!”

 “早稲田をはじめ美大や工学系建築学科入試で、空間表現などの実技デッサンがある場合、何をどのように描いて伝えてよいか知りません。私はあなたの中にあるアートの才能を見出し引き出し、これから創りたい建築への情熱と建築観へとつなげ綜合芸術家としての建築芸術家への可能性を、効果的 で基礎的で空間造形の知識と奥行きや立体感を鉛筆ドローイングとして自己表現し、国内外デザイン全科における美大入試対応でコーチング40年のキャリアと、約1000名を個別指導し合格へと導いてきた経験を歩んできました。…… 

受験生を指導する前は企業と自分のデザイン会社を起業したプロのデザイナーやアーテイストとしての経験があります。受験予備校の学部生バイトや専任講師とは様々な社会経験での現場経験としてのキャリアを歩みました。 目を閉じて合格した自分を想像してください、あなたはいまどんな気持ちですか?” あなたに一つの描き方を強制的に押し付けるのではなく原理を楽しく学び、空間造形におけるあなたの内面的な世界観を、独自の視覚伝達表現へと導くことができる「独自のメソッドを30年以上にわたり構築しました」。

                                   

                               
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