「脱構築建築と抽象彫刻」 goo.gl/2Kcmi5
— 高橋順一JunichiTakahashi (@jtakahashi771) 2017年6月29日 - 09:47
「脱構築建築と抽象彫刻」 goo.gl/2NsR3s
— 高橋順一JunichiTakahashi (@jtakahashi771) 2017年6月29日 - 09:53
「脱構築建築と抽象彫刻」 goo.gl/2Kcmi5
— 高橋順一JunichiTakahashi (@jtakahashi771) 2017年6月29日 - 09:47
「脱構築建築と抽象彫刻」 goo.gl/2NsR3s
— 高橋順一JunichiTakahashi (@jtakahashi771) 2017年6月29日 - 09:53
「脱構築建築と抽象彫刻」
1. 現在の世界の最先端建築を見るとアート化が進んでいる事は明白な事実である。私はもともと視覚人間なのでそういう視点で早稲田建築AOを受験する受験生に入試だけでなく将来にも役立つ意見を述べて見たい。
私はアートスクールを設立し国内外の美大デザイン全科に32年間造形表現の受験指導を2009年まで行い閉校し、その後の約8年にわたり早稲田建築AO入試の空間造形表現指導をおこなってきたので、合計すると約40年携わってきました。
2. 新国立競技場のコンペを獲得しその後、急死した“ザハハデイット”は21世紀彫刻の騎手として期待されたイラン人女性建築家であり、その初期ドローイングはロシア構成主義であったが、後に女性独自の感性を生かした独自の造形言語を構築した。ザハと同じく建築の流れを変えた“フランクゲイリー”も革新的な建築スタイルを切り開いた“建築芸術家”と云えます。
フランクゲイリーは80代後半の現在も“うろこのような金属板”を建築外壁に使用するという、前代未聞の建築における新しい造形言語を打ち立て、後に全てガラスの外壁や一見まとまりのない多種多様な形体を生み出し続けています。
溶けるような外壁や安定感という“見たこともない建築造形作品”の風景で日常を破壊するような、シュペンターやニーチェの“創造と破壊”を実際に実現させて、もはや、建築というよりは抽象彫刻と形容できると思います。
3. こういう抽象形体の彫刻的建築は、有名なガウデイのサクラダ・ファミリアやシュールリアリストの“キースラーのエンドレス建築”などをはじめ、フランクロイド・ライトのグッゲンハイム美術館や、シドニーのオペラハウスなどに見る事ができます。
4. さて、そこで受験生から見るとそれが何で早稲田建築AOや横浜国大など実技試験がある大学を受験するのに関係あるのか?という話だと思いますが
それが大ありなのです、実はAO入試のキモは現在、マスコミを賑わしている将棋の中学生のプロ騎士の“藤井4段”のような若い“天才型の建築芸術家”を見つけ育成して世界で活躍させたいというところが、実は“本音”なのです。小学生の時からその道を究める為に自己研鑽してきてぶれない“強い建築への信念”をもつ未来の大器を見つけたいのです。
それには、ただ学科だけで頭がいいという人材では、これからの世界の建築界で“優れた独自の表現言語と様式”を期待させるような、優れた美術的なセンスと空間造形の能力をもつ人材を見出す事を、目標として手間暇かかる入試をほかの大学の工学部建築科が実施している一般入試で選択してからの4年間や大学院を入れてもたかが6年で、それらの美術や空間造形の基礎表現力を見につけるのでは無理なのです。入学後の成人してからサークルやバイト、恋愛、ほかにもさまざまな誘惑もあり、大学は管理できないのです。
だから、早稲田建築AO入試のドローイング入試と自己PR入試における重要な点は、ドローイング入試における、空間造形表現の最低必要な表現知識と表現能力と出題文の理解と、“解決提案を絵にできる表現能力”と、そのあとの
自己PR資料とは:リーダーシップ能力の証明と、空間造形表現能力を早稲田建築科に入学したい志望動機や理由書を自分の過去、現在、そして入学後の研究テーマ、卒業後の抱負、何によって達成し名前を知られたいのか、そういう“将来の野心的なブループリント”を簡単に言うと、“プレスキット”にして表紙(自分が早稲田建築でやりたい研究テーマを表現した)をつけるという事が、要項には詳しく述べていないが、行間の裏はそういう事が語れているのです。
5. だから抽象彫刻の研究がほかの受験生と差別化できる空間造形表現能力を手に入れる早道だと私が先ほどから話す事の“コアコンセプト”であり、“アルプやロシア構成主義のガボ、ブランク−シ”をはじめとする抽象彫刻作品は立体構成や建築模型などのアイデアの宝庫と云えるからです。ひたすら建築と言う中では専門馬鹿の一人になるだけですので、異なる発想を異なる隣接芸術から探してください。
「建築と彫刻」
”ジャコメッテイ展”は本当に魂の洗濯と充電を得た想いです。
そこにあるのは、静かな澄んだ透明な自分の魂と対話し、一つの希有なる魂が堅い岩盤から掘り出された
新たな昇華された、尊い世界でただ一つの宇宙観が彫刻という衣を借りてたたずむ静寂な空気感を形にしていた。
そこにやはり作家が存在している気配と、声高に主張するちまたに溢れる自己主張ではなく、薄皮を一枚一枚剥ぎ何度も何度もやり直していった、道なき道を這いつくばりながら前進した”至高の心”が彫刻という形にデッサンにも、彫塑にも、ブロンズにも通底していた。
詩人の自殺未遂に添えたデッサンもまた、そういう希有な2つの魂の邂逅であり、さまざまなデッサンもやはり、彫刻家のデッサンであるという確信を得た。画家ではないそれは彫刻家のみがもつ、厳しいまでも自身を大きな石や木材のかたまりからそぎ落としていく作業と同じ世界観を観た。
さまざまなイメージや外から見た巨像の価値観が溢れる世界の中でやはり、透明な魂と気質をもつのは芸術家という宿命を得てこの世に生まれてきた、希有なる魂しか現在の中では非力ではあるが、救いの一つがあるように私には感じられる。神の恩寵に触れたような今日の時間での出来事でした。
➡21世紀の脱構築建築の騎手であった一人の今は亡き、ザハ・ハデイットも最初のころの建築には
イランという地の文化とロシアアバンギャルドというソ連革命時の美術家達からの影響がある
建築のマスタードローイングスケッチが残されている。
また、現在86歳で世界で活躍する(グッゲンハイム・バルセロナやパリのルイビトン財団のガラス建築ほか)フランクゲイリーもザハ同様、20世紀建築の主流である、ミース、コルビジェ、ライトの建築を踏まえそこから、全く新しい彫刻的な発想手法での建築芸術という地平を切り開いた。
21世紀の脱構築建築はもはや、建築というよりも遙かに豊かな造形言語をもつようになったといえる。
受験生はこういう彫刻や絵画作品を鑑賞してそこから、作家が見ている世界観から多くを学んでほしいと思います。芸術は素晴らしい創造物であり豊かな大自然の美と同様に、人々の魂に残り心振わす普遍の時間を超えた恒久の感慨を刻みこみます。建築と彫刻
ぜひ、時間をとって観てください……
■「ジャコメッテイ展」 国立新美術館10周年企画
休館日は火曜日ですので、(月曜日ではないので気をつけて)
(六本木駅下車)10:00~18:00
2017年6/17~9/4(月)企画展示室1E
いま、東京乃木坂にあるTOTOギャラリーで、世界的に活躍している
坂茂さんの建築個展が開催されている。
TOTOギャラリー 11:00〜18:00 月曜休館 入場無料
坂茂さんは慶應大学のSFCの情報の先生もやっているので、早稲田建築AOや横浜国大建築AOをはじめ
建築家を受験する人は建築のプロセスやアイデア、コンセプト、建築過程、構造の部材のエレメントの
部品などをはじめ、坂さんのアイコンである紙筒のイスを始め、壁面構造における内部の紙製のハニカム
構造など、さまざまな地震などの被災地での紙筒や木製のパーテイション、プライベート空間、タイなどにおける木製型枠を使用しがれきやレンガをはめ込み
素人でも建築できる工法などもあり、是非観ておいてください。特に早稲田の建築AO入試などを受験する
受験生は、建築模型などが展示されてるので、自己PR資料に入れる立体構成や建築模型制作にさまざまな
ヒントを見いだせると思います。
1年にも及ぶコンペ期間を経てコンペで優勝した、パリ近郊のセーヌ側の中州の「ラ・セーヌ・ミュージカル」
(音楽ホールコンプレックス)をはじめ、フランスや中国、アメリカ と世界的に活躍して、建築最高賞のプリッカー賞も受賞し、熊本地震の被災者の人の為の、プライバシー確保スペースの仕切りのデザインを慶應の学生と現地で組み立て、若い女性の被災者からとても感謝されてます。世界中の火事や地震、天災の現地での活動が賞につながっています。プリッカー賞、フランス建築ゴールドメダル、ハーバード大学客員教授、エール大学客員教授、慶応大学環境情報学部特別招聘教授、京都造形大学教授、
ポンピドーセンターメッス、台南市美術館、富士山世界遺産センター、他多数
「早稲田建築AO入試合格するための5つの秘密と前提条件」: goo.gl/y5vxGf
— 高橋順一JunichiTakahashi (@jtakahashi771) 2017年6月13日 - 10:01
「早稲田建築AO入試合格するための5つの秘密と前提条件」:
➡本日のアドバイス あと出願まで3ヶ月….
いつも頭に”砂時計を思い浮かべてください”
“ TIME IS RUNNING”ですよ…
”Secret of Things To Do List “
Do your best to pass the Waseda University
of Architecture AO Entrance Examination?
■今まで指導して来た中で合格した人と合格できなかった
人の最大の違いは、受かる人は早くからドローイングの過去問題に
取り組み、かつ早くから真剣に立体構成や建築模型に至る
プロセスを、何度もめげずに添削して修正する過程でやり直し
完成度を高めた事にあります。
中には指導開始時期が極めて短い期間(1ヶ月)で
まったなしのスパルタ式を根性と気合いで合格した
人もいますが、このやり方は私は薦めません。
1. デッサン力のチエック(文書課題を視覚的な図像イメージで
描写する能力のテスト):
➡早稲田建築AO入試過去問題の”ドローイング”全てを
解答して、私からの添削クリテイックをOKが出るまでやり直すこと。
2. 自己PR資料に入れるアート系作品制作資料:
➡きみの美術造形力と空間造形力の才能を証明する、立体構成や
自分が創りたい建築イメージの制作意図やアイデアコンセプトから
マスタードローイング、具体的な完成予想図のレンダリングや
ドローイングの数々、そして建築模型制作など。
建築科への情熱と、将来への”建築芸術家”としてのコミットメントと
自分の内面的な建築空間造形物の価値観とアートに対しての矜恃を
表現する具体的な空間造形制作物と言葉による文章の制作。
3. 自己PRプレゼン力資料全体の構成と編集やページレイアウト:
➡表紙などを含めた総合的編集とデザイン:絵画、デッサン、立体造形、
自分が創りたい建築のアイデア、コンセプトUSP,マスタードローイング/
完成予想図やレンダリング、建築模型作品などの複写撮影などを編集など。
4. 自己PR資料の表紙と内容との整合性:
5. 集団面接と個人面接での自己PRとプレゼン力:
➡アドバイス:
大学受験に王道はないので、いつも目標(合格)を頭と心におき
自分が出来る最大の事(上記の課題を地道にこなす事を習慣化する)
学科だけでは早稲田や横浜国大建築科などの、専門実技入試がある科の
合格は人数が少ない事もありますが、安心して合格する事はできません。
本気で合格を目指すなら、腹をくくり覚悟を決めベストをつくすことです。
”一生は一度の知識を知恵にする、ただ一度の時間芸術”です。
最大のライバルは時間と自分の自己管理ですよ…
あとで、あの時もう少しがんばっていればというのはない全国から集まる
ライバルとの”国内選抜の個人勝ち抜き戦”という、気構えと緊張感を
いつも胸に全力で入試当日までのあと4ヶ月をベストを尽くしで望んでください。
受験するのは私ではなく、きみ自身だからです。
➡いつも頭に”砂時計を思い浮かべてください”
“ TIME IS RUNNING”ですよ…
高橋 順一
Design & copyright all reserved by Junichi Takahashi©2017
美術とデザインの役割 goo.gl/VSRuYY
— 高橋順一JunichiTakahashi (@jtakahashi771) 2017年6月6日 - 11:40
美術とデザインの役割 goo.gl/iOp4ic
— 高橋順一JunichiTakahashi (@jtakahashi771) 2017年6月6日 - 11:41
美術とデザインの視覚的な表現世界には、“こころときめくワクワクする、あなたの心に瞬時に伝わる”まるでこの世のものでない不思議な世界があります。
“美術・デザインの力について”
音楽や文学と同様に、さまざまな視覚芸術分野におけるアーテイストがそれぞれの魂の中にある、その想い=イメージをそれぞれの芸術における方法で独自表現したものです。視覚芸術はその芸術家の精神性(うちなる想いのすべて)を眼に見える形で表現した世界に他なりません、それは顕在意識ではなくどちらかと言うと、潜在意識下の極めて抽象的な人間が持つ普遍性である、存在意義や感情、あるいは概念、観念などのイメージをかたちにしたものとも言えます。
だから異なる言語や文化などという壁もなく飜訳も必要ありません。それは音楽などの芸術表現と同様の心に瞬間に直接届く視覚言語と同じとも言えます。音楽がより直接的ですが、美術は最初にそこに向かう意識が必要です。眼の前に大きな森があるとすると
音楽は入らなくても、その中がどういう世界か暴力的にでも直接包み込む力がありますが、美術における絵画や彫刻、あるいは現代美術にはその眼の前の対象を知ろうとする
心構えや意識がないとその世界を識る、あるいは本当の意味で体感することができません。
その眼の前の森の世界を知る/識りたいというという好奇心がなければなりません。
そういう意味では、文字という表現手段を手段とする、ある意味では“時間芸術”である映画と同様に文学という芸術もまた“時間芸術”とも言えます。最後まで読まないと全体
の作家が表現したい世界が分からないからです。この言葉という世界を適当に飛ばしてつまみ食いができませんね… 速読ではその作家の奥深い世界観が分からない世界観とも言えます。作家の魂を理解するには、評論家など他人のフィルターでは真に理解で
きないからです。それは音楽のテイストや美術におけるフィール(感じや雰囲気)などやはりテイストになります。いくらまねをしても本家本元の“魂/スピリット”の世界は、技術的にコピーして再現できないからです。
だから、それを受け取る人が真っ白な心であれば、直接体験ができるからです。説明も理屈も能書きも何もかも要らないのです。
潜在意識の世界観は非個人的であり普通は非選択的です、ある意味では女性的でもあります。意識としてとらえることができない世界です。
視覚表現にたずさわる芸術家は、それぞれ自分のその魂の内なる言葉と雰囲気や味わい(テイスト)、また独自の感情を内に持っています。それがその作家独自の精神的世界観に昇華したものが、長い年月をかけて構築したものが、その作家独自の“スタイル(様式)”であり統合されたすべてであると言えます。それは絵画、彫刻、映画、建築、デザインなどはそれらを表すメデイアです。
それがあるときには悲しみの底で苦しんでいる人に、そっと寄り添い包み込んで悲しみを癒し、あたらしい明日への希望へと再生してくれます。そういう多くの人の心の願いや祈りが集まり、長い年月の中で教会や神社そして寺という宗教になり、人々の魂を癒す建築空間やその世界観を表す絵画や彫刻が普遍的なものとして、伝承され継承されて来たと言えます。
また、人は精神的にも物質的にもひとりでは生きていけない、限られた寿命がある生命です。あなたは限りある命である、“ただ一度の人生を大いなる宇宙の叡智から選ばれてこの世に誕生した”のです。だから、自分が“この世での使命を見出し” そして自覚し自分の“強みや価値観“を自覚し表現することで、自分が選んだ人の役に立つ仕事を通じて他の人を助けることすることは、
自由で心豊かな本当の自分を表現する一生で一枚の大きなキャンバスである”人生という知識を知恵にする、ただ一度の時間芸術”に自分の歩みを残すことが、とても良い人生であると昔から観じて歩んで来ました。
自分の人生を自由に、世界に一つしかない“自分独自のシナリオでプロヂュ—スしデザインする”ことが、幸せな時間芸術であると私は考えています。
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