早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密

国内外美大デザイン全科受験指導歴32年約千名累計合格89.9%
洋々早稲田建築AO入試エキスパート16年コーチング

私がなぜ美大デザイン科受験生に、美術史上の 画家の作品模写を演習させたのか?

2020-03-30 08:37:26 | AO入試自己PR資料アート系作品
絵画とデザインの境界は自分の言葉を探す意味では同じと言える。

 私はその意味をルネサンスのダビンチやミケランジェロが、絵画や彫刻以外に建築、図書館内観、衛兵のコスチューム、貴族の家紋、舞台装置、戦争兵器、都市計画、灌漑システム、ましてや医学解剖、飛行機、天体、工学、機械工学などをデザインした

事実や、時代をさかのぼりロートレックやボナールなど画家がポスタ ー、建築家のフランク・ライトやコルビジェなども椅子やテーブル、照明器具、ステンドグラス、インテリア、机、会社の受付、ビジネス空間と什器一式、キッチン関連、各種関連プロダクト

デザイン、絵画や雑誌、ポスターデザイン、映画芸術などを見ると、純粋芸術という概念とコマーシャルアートとの境界の意味はもはやないといえるのではないかと考えている。 

■受験生に模写の意味と意図。

 1. まず修復ということを目的としていないので、サイズも大きい画面に挑戦する者には1メートル以上で原寸でなくモヂュールは合わせ、描画素材も油彩やテンペラでなく受験生が普段使用している用具を使用した。狙いは受験のためのデッサンではなく、やはり絵が好きな人間がもつ好きな画家へのリスペクトと、その画家が持つ内面的な価値観や精神性などに触れ作業を通じ感じることにあった。 

2. また、全くの初心者には模写はできないということがあるので、時期は春に入学して基本的な様々なデッサンを学習し、秋の学内展覧会向けに自分の腕試しということで応用課題に組み込んだ。 

3. この扉を超えると自分の才能に気が付き、自然に長時間毎日集中する姿勢が身につき自信を持ち自尊感情をもつことができることを目的とした。それが実際の入試で全国から集まるライバルとの個人戦への心構えになる。 

4. またもう一つのねらいは、美術史上に残る偉大な作品は、みんなそれぞれ描き方が異なる事を識るということで、この意味はそれぞれの画家が一度の人生で「自分だけの視覚的なことば」を見出したということで、それは別の言葉ではスタイル、様式、テイスト、文体といった隣接芸術の音楽、文学、映画、身体芸術、情報芸術などでも同様の意味がある。だから、自分独自の言葉を探す旅が人生だと言える。 

➡ だから、人まねは意味がないもので自分を誰でもない存在にしてしまうことを模写は教えてくれる。自分は自分でいいのだということを知ることが、もう一つのこの演習の隠された意味だと言える。 同じ空間で仲間が無言で絵を描いたりする工房的な雰囲気ができることで頑張ろうという気になる。

中には人に見せずに自宅制作を希望する生徒もいるが自由に選択させた。結果的には1メートから1.8メートル大は自宅制作がむずかしいので、アトリエ制作に自然になった。イーゼルも大型のエレベーター型のイーゼルを使用。美大デザイン科の生徒が使用するのは日本の美大受験では初めてだったと思う。 


➡ 下記のメールは受験生から私の成績評価 フィードバックです。
現在はインディーズ創作系漫画作家として活躍中です。

(上記の大谷くんのダリ模写作品. 天地1m以上板画.アクリルガッシュ他)

■ Akito OOTANI 15:56 (26 分前) To 自分 

高橋先生 こんにちは。 造形表現メソッドお送りいただきありがとうございました! 読ませていただきました。 当時はまったく意識していなかったのに今の僕の芸術に対する根本的な姿勢と高橋先生のメソッドや志に共通点が多く不思議に思いつつも、わざわざ大手予備校を辞めてかなり遠いYASまで通っていたのはただの偶然ではなかったんだと感じました。

 「造形表現メソッド」は高橋先生の様々な実体験から生まれたものだからか、感覚的でありながら知的で先生が引用していたダビンチの「芸術とは一種の科学であり、自然に存在するとすぐに失われる「美」を、より質の高いものに出来る技術」という一節に集約されているように思いました。

高橋先生は個人指導というある意味非効率なやり方で、でも実はもっとも効率的に生徒一人一人の「美的センス」をより質の高いものに磨き上げてきたんだと感じます。 僕もYASに通う前の一年間で大手予備校で叩き込まれて凝り固まってさびついた感覚を先生に磨いてもらったからこそ美大に合格し、そして今があるのだと思います。 

また、後半の高橋先生の若い頃の奇跡のエピソードなどとても興味深く読ませていただきました。僕自身まだはっきりとした神秘体験のような超常現象には出会ったことはないのですが絶対にあるしいつか遭遇するんだろうなと漠然と考えており、高橋先生がそういう体験をしているのならその生徒の自分もいつかそういう体験をするかもしれないと改めて思いなおしました笑 

もしHPなどできた際には何か協力できることがあれば言ってください。僕に出来ることなら喜んで協力させていただきます。






この作品は写真をポスターカラーで模写
高校3年生の女子作品です。

早稲田ほか建築AO入試のデッサンが、そもそも何だかわからない受験生へ、

2020-03-25 17:58:27 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密
➡    1.   悩みの種は何か?
     2. その解決に対して、あなたは何ができるか?

□どういうドローイング(絵・デッサン)を書いていいのか分からない…….
□そもそも、AO入試で何を求められているか分からない?........
□何を基準に選んでいるか分からない……
□時間内に適切にいかに良い回答ができるかどうか、不安だ….
□自己PR資料に何を提出したらいいか分からない…….
□いろいろやることが多くて、何をどうすればいいのか、分からない…..
□早稲田建築の「芸術的建築」と「工学的建築」の意味が分からない?.....
□そもそもデッサンとは何かが分からない。
□立体や建築模型を創るにしても、、何で、どうやって、どのようなものを
創れば良いかわからない。
□建築家ではなく、ただ建築が好きで、将来建築に携われる仕事に就くのと
世界で活躍する芸術的建築家という、大きな志を持つことを導いてくれるのと、ただ単に、大学に受かる傾向と対策との違いが分からない…….
□自分が世界で活躍する芸術的建築家として生きたい理由が分からない……
□早稲田建築が目指す「芸術的建築」と「工学的建築」の統合された「前脳建築家」©の意味がまったく分からない………..
□学科力だけで何とかなると考えていて、他の優秀なライバルと芸術的才能で差をつけることができることが、知らなかった……….Q&Aの必ずしも美術や造形表現の専門的な訓練は必要ではないということを、鵜呑みにしていた……….
□芸術的な立体や建築、絵画における美の基準が全く分からない…….
□物まねと芸術との違いや、「構造的な想像力の美」と「詩的想像力の美」の違いが分からない……….

➡しかも、1次の志望動機やら理由書が通過すると、あと残りの自己PR資料とプレゼン試験をあと1ヶ月以内で完璧に行うことは、40年の世界と国内の美大デザイン科空間デッサンの実技試験というのがあるらしい?...

....いったいこれは何なんだと思った君には、まったく同意しますが、世界は君のためには動いてはいないのも事実です。世界には理系学科に優秀なインド系、東欧系やら様々な優秀な理系人間は数きれない数の人がいます。しかし、ダビンチやステーブン・ジョブスのような数世紀に1人の“創造的想像力”を持つ人はとても少ないのです。

そういう前提条件であなたは自分を建築AO入試で、自分の強みと知り未来の建築芸術家への可能性を完璧に、建築の専門家集団に自己をアッピールすることができますか?

 それは部活ですか?理系学科の成績ですか?海外短期留学やそういう高校が用意した後知恵(自分で考えたのではない、外部の大人のプログラムが強みですか? それはあなたの独自な考えですか?

相手も建築のプロ集団です、まずは今の段階で実際の実技と書類入試までに残された時間を計算してください。そして、自分が本当に書類通過後に行われる、「空間デッサンの実技試験に対して何か、空間造形表現上の基礎的な表現技術のノウハウやアイデアの発想法を本当に持っていますか?

早稲田や光学系建築の空間造形実技試験は、客観的描写力という美大で行われる選抜試験方式ではありません。これだと、もう10月末試験にはむずかしいでしょう。

しかし光学系建築では与えられた文章題に対しての解決方法の提案などや、文章における場面の再現描写などになるので、 『解決するアイデアの提案を、絵にする空間のスケール観を描けるスケッチ力」といえます」。

そういう意味では基本的な遠近法や人や建築外観や内観、自然物、植栽などを適時に遠近感覚を伴う自分の体感覚を、自分の頭脳の延長である眼と手とを使い自然体で描けるスキルを習得することは、単に入試で必要と言う話ではなく、総合芸術家と

しての建築芸術家には絶対必要な空間のスケール感覚を持つものとしての前提条件と言えるのではないか? まず、何でもCADとかパソコンではなく打ち合わせ現場で手書きでクライアントの質問に答える、様々なスケッチがクライアントが望むもの

であるという重要な答えであるから、現在受験生が今マスターするのは空間感覚と君が、表現する君の独自のアイデアを最短で世界に発信する、独自アイデアと表現する、必要最低限の知的財産権というあなたの資産のビジュアルイメージなのです。







“人生の短期目標である志望大学合格に必要な鍵とは?”

2020-03-16 09:22:25 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密
➡ 未来を予測する最良の方法は自分で作り上げる事。
The Key for the pass the Examination of the Your Select University.

アラン・カーティス・ケイ
※アメリカ合衆国の計算機科学者、教育者、ジャズ演奏家。パーソナルコンピュータの父、スティーブ・ジョブズが、アラン・ケイのアイデアを大いに取り入れてLisa、続くMacintoshを開発した。

▶ 「人生という君に与えられた“ただ一度の人生という車の運転を、人に任せて君はただ助手席に座り全てを他の人に委ね、ただ奴隷のように従うのですか?」それとも目標を決め運転を自分ですることで達成したいと考えていますか?➡人生という車の運転は全て自分の責任で行うと考えるなら、たとえ失敗してもそれを成功するための一時的な挫折という、成功への修正フィードバックと捉える事ができます。

※エジソンの電球を発明するまでの1万回の失敗を成功へのフィードバックと捉えていました。彼は小学校も卒業していませんが松下幸之助も同様でしたので学歴が成功の物差しではありません。スティーブ・ジョブズも大学を意味がないので中退している事実があります。

成功への法則: 1. まず自分の頭で考え目標を決める。➡ 2. 達成までの締め切りを決める。そしてその時間の範囲内でベストの計画を創る。➡ 全ての行動を優先順位順に行う。➡ 進捗を自分またはコーチがいれば進捗フィードバックを見てもらう 3. 今回の早稲田建築AO入試合格に必要な事は、実技試験である「空間デッサン」のスキルを学ぶ事です。

➡ 自己PR資料の制作(早稲田建築が臨む自分の“強みを証明する”あらゆる裏付け資料+出来れば、他のライバルの受験生がもちえない強みであるアート系や、空間+立体系作品など自分に関する人間カタログ的な資料の全て)

※ 大学AO自己資料の制作体験は君のこれからの人生をどう生きたいかという、自己成長と自己実現への人生の旅のはじめての羅針盤を自分で制作することであり、世界で1人のあなただけの時間芸術作品をどう創るかという人生シナリオ・ライテイングの表明でもあり、自分自身と対話した結果で“内なるリーダーシップを呼び覚ますため”の自分への問いかけであり、とても重要な自己対話であり内省と内観のはじめての機会経験でもあるのです。

▶ 人生で必要な自分の「強みとは?」あなたの「価値観とは何か?」社会に貢献するためにどういう「場を求めるのか?」こういう人生でとても重要なことに対して、考えるはじめての貴重な機会と経験になると思います。

そして大学受験でも社会に出ても必要な「何によって知られるか?」有名になるかならないかではなく、自分の立ち位置で深掘りをしていくことを通じ、社会貢献する自尊心や誇りがとても大切だからです。

※ 私が使用している「人生は知識を知恵にする、ただ一度の時間芸術」という、メッセージは知的所有権であり私自身で申請し登録商標化されて使用しています。







高橋 順一

早稲田建築AO入試の造形表現についてのアドバイス。

2020-03-12 09:33:56 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密
早稲田の建築科AOや一般入試で、デッサン(ドローイング)をはじめ自己PR資料に入れるアート系資料制作や、空間立体系の入試必要ですのでやはり基礎的なデッサンつまり遠近法の基本である透視図法の1点、2点、等角投影などは、理解してないと書類選考後の実技選考でデッサン(ドローイング)の時におかしい形や空間につながるので減点されないように、基本は理解して、室内でも屋外空間でも描けるようにしておく事が必要と言えます。

➡ 20世紀建築家の3人の革命的建築家のひとりであるコルビジェは、自分の弟子や若い建築家に植物、貝殻、雲などの自然を良く観察して、デッサンすることを習慣にすることをアドバイスしています。

フランクロイド・ライトの建築ドローイングはとても美しい芸術作品で、日本画からも大きな影響を受けています。

構図も色彩も形も、構造もそしてその時代にはない、新しい革新的なイメージを創造しています。ミースファンデルローエのコラージのコートハウスのイメージレンダリングも美しい形と構造を創造しています。

3人ともまったく異なるコンセプトと表現スタイルが特徴と言えます。


建築科を受験する人を見ていて思うのは、学力もありとても論理的でいいのですが
新しい発想をするのに慣れない人がいます。自由に自分の感覚やイメージで描くのではなく見えない枠を作りその中で安全にいこうとする時があります。


芸術は過去の解答を記憶しトレースするのではなく、破壊すなわち今までの価値観ではなく新しく創造する自由が前提条件なのです。でもいきなり絵を描けと言われても、進学校では美術や音楽の授業もない高校がほとんどだと思いますので、ふだんから何でも描く事です。簡単なスケッチブックやなければアートやアイデア用のノートを1冊作り、そこに身の周りのものを描く事を薦めます。


家にいる猫、家族、果物、植物、魚、花、雲、石、貝、川、神社、校舎、部活の人など....目と手と頭はふだん意識してないでしょうが、アーテイストはまず自分の心の中の想いやイメージを絵やことばや夢想とも言えますが、そういう作為をドローイング
あるいはマスタ−ドローイングという形で最初に大事にします。
自分の目と手と頭でとにかく沢山描いてください。その内に思ったことを自分なりに描けるようになりますので継続してください。将来にも必ず役に立つ良い習慣になります。


レオナルドダビンチの構想ノートを見たことのある人も多いと思います、天才的画家で建築家で彫刻家でもあり500年後の科学、医学、天文学、工学、数学、飛行機、潜水艦、時計灌漑、戦争兵器、建築などの新たなジャンルをすでにノートに書き記しています。


➡あとは人の形を空間との関係で正しく描けると良いですね、美大とは視点基準が異なり、描写力をもとめるのではないのでうまいデッサンを目標とするのではなく自分独自のアイデアを絵で描けるようにするという事です。それでもただの線描ではなく、陰影や遠近法の基本は理解して描けるように、過去門を全て解答して専門家に見てもらうことを薦めます。

元々、早稲田の建築は私が受験した時代から”石膏デッサン”などがありましたので、

総合芸術としての建築という考えがあるので、実技入試のない一般大学の工学部とは異なるポジションを確立してきた歴史があります。今ではいくつかの建築科では実技入試があり、横浜国大建築などは美大同様立体構成の入試があります。

➡ 結論から言うと、「現代は新しい建築芸術のための、見た事のない”美しいイメージの創造”と”かたち”そして”構造”の3つの事を創る建築芸術家であり革命家」を求めている世界的な流れがあるのではないかと言えます。