早稲田建築AO入試 空間造形力エキスパートコーチ 高橋順一の日記:合格最短の秘密

国内外美大デザイン全科受験指導歴32年約千名累計合格89.9%
洋々早稲田建築AO入試エキスパート16年コーチング

”建築模型美術館ー建築倉庫ミュージアム”に建築コンペで落選した 建築模型の数々の展示である”UNBILT:LOST or SUSPEND”展と”「建築」への眼差し展を 尋ねた。

2018-09-30 12:15:13 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密
私は昨日、早稲田建築AO入試受験生の個人サポートをした帰りに、品川の天王洲にある、
寺田倉庫の施設である、”建築模型美術館ー建築倉庫ミュージアム”に建築コンペで落選した
建築模型の数々の展示である”UNBILT:LOST or SUSPEND”展と”「建築」への眼差し展を
尋ねた。

そこには国立競技場に落選させられた、”ZAHA”の初期の模型もあり、さまざまな
日本建築を率いて来た建築家の戦中の建築模型などコンペ落選の建築模型などが
展示されていた。また、その反対のフロアーは”現代写真と建築の位相展ー”の展示があった。
”建築模型美術館ー建築倉庫ミュージアム”に建築コンペで落選した
建築模型の数々の展示である”UNBILT:LOST or SUSPEND”展と伝代写真家の見る
建築への見方である、”「建築」への眼差し展を尋ねた。

 多摩美時代に一緒に数日間、同期の故M君(後にグラフィックデザイン助教授)と
奈良の古建築の写真を撮影の旅をした、雑誌住宅建築の編集部員を務めた後、社会派写真家
としてスタート同期の”宮本隆司”の写真があり、彼らしいストイックな哲学的な思惟の写真
が展示されていた。ゼラチン・シルバー・プリントの「ユダヤ博物館-ベルリン」である。







彼は建築雑誌SDに68年ぐらいから、ゼネコン批判である日本の風景を破壊する企業の
先鋭的で批判をモノクロの写真を通じて、自ら撮影してモノクロでプリント作品を制作し
続けてきた。作品は『九龍城砦』が有名だが、フランスの世界的行動哲学者フーコーなどとの対談
では独自の自己の世界観を展開した。我が国で活躍する社会派写真家であり長年”神戸工科芸術大学
写真科で造形教育者として活躍。

雑誌『住宅建築』の編集部員を務めた後、写真家となる

個展・作品集『九龍城砦』(1988年)、1989年には第14回木村伊兵衛写真賞を受賞。
1990年代には阪神・淡路大震災直後の神戸を撮影し、第6回ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展
(1996年)に宮本佳明と共同出展して金獅子賞を受賞

には、初の2004年回顧展『宮本隆司写真展‐壊れゆくもの・生まれいずるもの‐』
(世田谷美術館)を開催、2005年には第55回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。

2012年、紫綬褒章受章。世田谷美術館で回顧展を以前企画展を開催している。

”日本と異なる、CGキャラクターダザイン・イラストレーシヨンの現場と手法”

2018-09-28 14:43:12 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密


さて、早稲田建築AO入試も、1次出願書類提出も済んで、2次のドローイングや自己PR資料制作も

佳境に入りましたが、十分な準備はお済みでしょうか?1次書類審査が無事に通過後は、2次のドローイング実技試験や

自己PR資料制作に於けるリーダーシップや社会活動履歴や部活、あるいは短期留学、アート系作品制作、デッサンや絵画、

彫刻や立体造形、あるいは建築関連への考察や研究、建築模型制作などを進めていると思います。集団面接や個人面接あるいは

自己PRなどのプレゼンテーションなだ、数々の難問がいくつもの壁が立ちはだかっています。今回は大学建築家入学後に学ぶ

建築専門のソフトウエアのCADやその他の、ソフトウエアとも共通する考えのCGアニュメーションの先端のプロの仕事の

報告を共有してみたいと思います。たぶん、若い受験生はこちらの方の世界観のほうが身近に感じると思いますが、やはり基本は

自分の創りたいイメージを実際に自分の手で描くことから始まると思います。そうでないとソフトに使われて奴隷になるという

ことになります。あくまでそのソフトの機能の範囲でしか表現できなくなります。実際の空間のスケール感覚や材質に於ける手触りなどの経験がないとどこか嘘っぽくなりますね....頭でしか捕らえられないと人を感動させる事ができません。人間の感情は無限大に広くまた、深い深遠な世界観です。アートはそういう人間の心と向き合う自己対話であり、自己内省の表現でありある意味ではジャンル分けと言うのが本来はない世界で無限の領域と言えます。

 

1. 伝統的な絵画におけるデッサンと、現在の映画になどのCGアニュメーションの進歩は

すさまじく進歩していますので、今回はニュージーランドの3Gアニユメ-ションの専門学校の

出身者による、現在の最前線のまったく異なる理系的発想法におけるデジタルレンダリングという3次元に於ける、ワイアーフレームと表面におけるテクスチャー(材質表現を貼り付ける)という技法で、あら

 

ゆる方位と光と陰影の設定、また季節感、あるいは朝、昼、夕方、夜間などの時系列のある意味、奥行き感が存在していない、ある種の無機質のテイストと空気感が感じられない極めて特殊な空間が形成されていますが、科学的光学理論分析と材質感分析手法と医学に於ける解剖学などを基盤とした最前線の知識が生かされた絵画表現を見る事ができます。

 

 建築科に入学してから学習するCADのレンダリングは今回のソフトなどと考えは共通しています。パソコンやスマホのゲームも同様な技術を応用しています

 

2. こういう考え方はダビンチが発見した医学の最初の一歩である、人体の構造や仕組みなど私が美大時代の芸用解剖などの授業における、表層的ではない内部構造への科学的探求精神がこれらの3次元ソフトウエアの根幹に存在しているように感じます。

 

3. 私の美大受験時代はいわゆる”客観的描写力を見る、石膏デッサン”が主流で、日本画は精密描写などを日々描くという基礎訓練の時代でした。そういう基礎訓練を受けた世代から見ると、米国はまったく異なる絵画領域でも独自な科学的な体系が存在します。左脳領域である論理分析的な思考法があります。そういう世界からダビンチ同様にアップルのステーブ・ジョブスのような単なる口だけの評論家ではない、世界を変えた正規の天才の頭脳である”右脳・詩的な美(アート領域)”と”左脳・構造的な美(科学領域)”の交差点に立ち、それを通底させうる”全脳思考を併せ持つ天才”が生まれていると私は感じます。

 

4. 元々、西洋絵画の空間表現と日本画の空間表現は異なっています。構図も造形言語も、全てが異なる宇宙観と体系でもあります。マネージメントという領域を切り開いた、社会経済学者のドラッカーも若い時代にその異なる絵画の世界観に開眼して、何度か自分の書籍に書き、それが後年の日本びいきになり、その後の移民問題と英語による世界的発信への危惧へと警鐘をならていますが、ヒットラータイ台頭するオーストリアに若き日を過ごし、ナチスの本質を暴き英国に渡り、それから米国での学究生活を得て、世界的権威にいたりますが、世界の文化と保護主義台頭などを含め全て現在の日本に、当てはまっているのは驚くべき慧眼と言えます。

 

https://lnkd.in/g3KQnkA

 

http://area.autodesk.com/


”早稲田建築AO入試の2次筆記試験「ドローイングの上達の秘訣」” 分析的知識(構造の理解)と直感的知識(物事の本質の理解)の融合をめざす。

2018-09-17 09:26:05 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

”早稲田建築AO入試の2次筆記試験「ドローイングの上達の秘訣」”

分析的知識(構造の理解)と直感的知識(物事の本質の理解)の融合をめざす。

 

私は国内と海外の美大デザイン系全科の学部や大学院、転科、3年時編入

などの実技入試を少人数制個別指導を32年指導し約1000名を89.9%

の連続合格率で合格へ導いてきた。その後の9年間を早稲田建築AO入試の

”空間造形表現担当のエキスパート”として指導してきました。

 

 前から気になっているのは、理系の工学部をめざす受験生はやはり、みんな学力

優秀で性格も品行方正で、美大をめざす受験生とは異なる気がする。

しかし、どうもデッサン・ドローイングは苦手意識を持っているようで、

特に男子がそういう傾向が感じる事が多いので、今回はそのあたりを上達する

秘訣を簡単に述べていきたい。

 

知識には、分析的知識(構造の理解)と直感的知識(物事の本質の理解)

2種類があります。これはスポーツや格闘技、あるいは車や中型・大型バイクの運転、

船舶や飛行機などの免許、芸術系の専門家養成である音楽家、美術家、デザイナー、

建築家などにも当てはまります。

 

バスケットボールなどでもコーチから教えられる分析的知識だけではすぐにうまく

シュートはできないので、何度も何時間も長時間の練習を積み重ねて初めてうまく

できるようになります。これは機械的反復練習はただの暗記とは異なり、より深い

レベルで直感的知識として、頭と心そして身体が三位一体で自然体で表現できる

身についたセンスを自分の仕事に生かせる事ができるようになります。

 

うまく描けないから逃げの姿勢では、いつまで経っても同じレベルにとどまります。

下手でもなんでも、基本的な空間を表現する遠近法や陰影、材質感、人間のバランス

などの基本的な知識を最初に理解して、その次には実際にやはり描くという行為が

 

最初のスタートの一歩になります。そこで建築の歴史で”美しいドローイング”の描けた

フランク・ロイド・ライトなどを手本に、将来はライトとは異なる自分のスタイルで

描けるようにめざして目標にするといいと思います。ザハもロシア構成主義の画家に

深く影響されていますが、あとでは女性の感性が花開いた美しい”空間立体曲線建築美”

に独自な唯一無二の、21世紀建築にふさわしい様式に”昇華”しています。

 

やはり、過去問題はむろんのこと、自分が興味あるさまざまな身の廻りの自然や

人物をはじめ、人工物など数多く描いて練習して自然に描けるように習慣化して

継続することが上達の秘訣と言えるのではないでしょうか?バイオリンやピアノ、

あるいは管楽器、打楽器でプロを見てもクラシックだけでなく、ジャズやロック

などみんな、驚くべき時間を練習して来ています。

 

分析的知識(構造の理解)と直感的知識(物事の本質の理解)の融合で自分が

求めるイメージを創造するために、自然体(眼と手と頭)で習慣になるまで

最初は意識的に行動学習が必要だと感じますが、いかがでしょうか?


▶1次出願書類はもうできましたか? そのあとは自己PR資料制作や2次ドローイング

個人と集団面接や自己PRの練習などが要求され制作しなければなりません。

楽しいクリスマスと家族そろっての正月や、友達との卒業旅行、運転免許などの計画も

あるかも知れませんし、地方生はアパートなども探したり高校生活とは全く違う大学生活と都会生活が始まります。

下記に私のサイトを記載しますので、ご覧の上

質問等があれば、サイト内の問い合わせのページから

問い合わせください。

 

 高橋順一公式サイト

https:www.junichitakahashi.info

 早稲田建築AO/サイトアドレス

https://kenchiku-ao1.xsrv.jp

 美大合格塾サイト

www.bidaigokaku.com

 


”早稲田大学建築科が教育目標とする、「建築工学」と「建築芸術」についての所見”

2018-09-09 10:46:57 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

早稲田大学建築科が教育目標とする、建築工学」と「建築芸術」については、

たいがいの一般的の理系工学部は、”建築工学主体”で入試もまた理系学科のみであるが、

 

早稲田建築AO・一般(ドローイング+自己PR資料+面接)、横浜国大AO(立体構成+面接)、

京都工芸繊維大AO(ドローイング)、東京理科大AO(ドローイング)、東京芸大建築、

多摩美環境デザイン、武蔵野美大建築、日大建築(実技課題)などの入試にドローイング・

デッサン、立体構成などが課される大学もある。

 

そこで、この”工学と芸術”という両方の能力を考えると、”構造的な美である建築工学分野

の論理構築力の左脳”と”詩的創造力の美である感覚領域の右脳”の両方の能力を必要とされ

ている、高度な専門分野だといえる。

 

簡単に言うと構造だけでなく詩的創造力の美学が求められている世界と云える。

歴史的に見ると、ギリシャ神殿、アンコールワット、タージマハール、ガウデイのサクラダ

ファミリア、我が国では伊勢神宮や出雲大社、法隆寺などの木造建築が知られている。

 

▶ 芸術家でその両方を兼ね備えた天才は、やはりレオナルド・ダ・ビンチである。

常人よりも遙か遠くを見通し、他を導く存在といえるが、彼の言葉で、芸術について書いた

ことは、自然の中に存在するとすぐに失われるします「美」を、より普遍的な質の高いものに

翻訳変換できる高い技といえる。


■ 私が前にミラノにOGなどと海外写生旅行を企画して、尋ねた時の写真などもここにシエア

します。ここでは小さな三歳児前後の幼児もワークショップがあり、さまざまな実験を体感させて

いました。種まきは早いうちからフランスやイタリア、あるいは経済格差があるアメリカでも

ずいぶん前から行われています。全体主義的な価値観を植え付ける日本の教育システムとは真逆であり

人と異なる価値観を前提に、異なる価値観を持つ人を認め受け入れるという自由な価値観の民主主義

が見られました。

 

 「彼女(芸術)は、その基本的な原理、つまり意匠によって建物をいかに眼に心地よくするか

建築家に教える」。


 

 数々の言語の表現に使われるもには、彼女(芸術)が発見したものである。数学に使う数字も、

幾何学の図形の描き方も、彼女(芸術)が発見した。遠近法も天文学も彼女(芸術)が教えてくれた。

機械工も技師も彼女(芸術)の教育を受けている。


 

 芸術家は自然界と完璧に調和して生き無くては。自然界に起きることをつぶさに観察してその

内奥に隠れた何かを見つけ出すのだ。我々の魂が調和から成り立っていること、その調和は

全体の構成要素が全て同時に見えた時、聞こえた時にのみ作られてと言うことを、知って

いるか?

 

▶科学: 

     両腕を横いっぱい伸ばすと、端から端までの長さは身長と同じになる。

     誰でも、三歳の時の身長は、その人の最終的な身長の半分になる

 

大切なのは歩き廻り頻繁に、人の観察をする。興味を持った人自身だけでなく、

その周囲で見ている人の行動も観察する。………簡単でいいのでメモをとる。そのために小さな

メモ帳をいつも持ち歩く。

 

 ” 絵画には、文学のようにいくつもの言語に翻訳する必要はない” 。

 

高橋順一公式サイト

https:www.junichitakahashi.info

 

早稲田建築AO/サイトアドレス

https://kenchiku-ao1.xsrv.jp

 

美大合格塾サイト

www.bidaigokaku.com

 

gooブログ

blog.goo.ne.jp/junichitakahashi

 

 

高橋順一 ©

Design & Copyright all reserved by Junichi Takahashi©2013.2014.2015.2016.2017.2018 

 

 


”志望理由と入学後の抱負についてのアドバイス”

2018-09-01 10:56:25 | 早稲田建築AO受験マスタ−コーチの秘密

さて、もう8月もあっという間に終わりました。

ドローイングや自己PR資料の制作やそこに入れる、アート系作品のデッサンや立体構成”

”創りたい建築などへの記述や建築模型”など、建築へのあなたの夢や情熱が一杯詰まった自己PR資料

などの制作や、1次の志望者自己報告書の志望理由書”や、”入学後の抱負”、活動実績、推薦状、そして”1次の筆記(実技デッサン・ドローイング)”なども、完璧に用意できていると思いますが、まだ、

1次の志望者自己報告書の志望理由書”や、”入学後の抱負”などができていないひとは、アドバイスをあげますので参照してください。できたら親戚の建築家の人や高校の先生や塾の先生や予備校の先生などに見てもらってください。


なぜ志望動機(自分が、その大学に入りたいのか?)と

優れた志望理由書(自己推薦書)「志望大学が、なぜ自分を入れるべきなのか?」がAO試験で必要なのか?以下に述べます。

 

  • 建築科は専門領域が”工学+美術造形”なので持参した作品と自己PR資料(作品ポートフォリオほか)全体の質がその大学が求めるレベルの質があれば合格しますが、面接とプレゼンがありますので、

 

  • 自分の内面的で抽象的な世界観やビジョンなどを、建築科という前提で、明確に言葉と絵画作品などの視覚的イメージ(図像)で事前に表現化することで、感覚的な面と論理的な異なる両面が統一した整合性でデザインするからです。これは潜在意識と顕在意識の両方がある全脳思考と言います。

 

これにより二次筆記実技と面接試験でプレゼンを行い自己PRと面接に対して自信を持って望むことができます。

 

・自分の今までの自己分析や、志望校との関連ずけ(早稲田建築学報をamazonで購入する)、リサーチする事です。オープンキャンパスなどの進学相談や公開授業参加で教授や在校生から直に話を聞くことなども授業や研究テーマなどを聞く事も大事です。主任教授の著作を全て読む事も他の受験生との差別化として有効です。 

➡大学が求めるもの:

総合力:建築への情熱や夢(志望理由【自己推薦書】があり、第一志望であること。

自分ならではの独自な世界観(ビジョン)がある。

美術や建築への情熱と基本的教養、個性、意欲、将来性)などを兼ね備えている。

 

■「自分とは何か?」と言うと、下記の4つの集合体です

志望動機書と志望理由書を書くにはmどうしても必要なことであり、

また、自分の制作する作品の中核を示すものでもあるからです。

 では自分ならではの「世界観」とは何でしょうか?

 1 過去の自分 ➡ 2 現在の自分 ➡ 3 入学後の自分 ➡ 4 未来の自分

 自分の過去を見つめ 現在の自分 現在の自分を踏まえて自分はどういううまくいったことや 過去を踏まえて自分はとがしたいか?数年後か数十年後に挫折などそこから得たどんな人間か?   残りの人生で何を成し遂げたいのか             

考えや何を学んだか? ・個性、持ち味、適性、死後にどんな存在であったと認識評価、資格、性格、感心されたいのか?     

問題意識はどんなものか? ・強みや弱み、好きなこと、苦手なこと?


3 の「志望大学とのかかわり」とは?志望理由書(自己推薦書)に

1番関わりがあります。なぜならば、下記の2つの要素に答えられないと合格はできないからです。

 

  1. 自分が早稲田大学建築科に入学する必要性をアッピールする事。

 

・すなわち、「自分が(志望校)に入学する必要性」を示すためには

自分の建築への情熱と早稲田大学建築科でなければならない理由(研究室の内容、授業、留学システム、他の学部への選択授業参加)、自分の強み(過去の活動履歴等)などを明確にする必要性があるからです。

 ・そのためには、たとえば以下のような要素を盛り込む事が必要です。

 A. 未来と現在のギャップ(将来の目標を達成するために、今の自分

  や、大学にないもの)を明確にする。

B. A.の全部/一部が、志望大学においてしか埋めることができない

  早稲田大学建築科で埋めるのがもっとも合理的

C. B.について、具体的な学習計画を有している事を示す。

 

■志望大学が入学させる必要性

 志望校があなたを入学させる必要性を示すためには、他の受験生との差別化を図る必要性があるからです。言い換えると「なぜ他の受験生ではなく、自分を合格させるべきなのか」を明確にしなければなりません

その為には、たとえば以下の要素を盛り込む事になります。

 A. 自分が”早稲田大学建築科のアドミッションポリシー(求める学生像)に適合

  した人物”であることを示す。文章(志望動機・志望理由)、2次ドローイング

  作品や自己PR資料(アート系+立体造形作品等)、プレゼン、面接などで示す。

B. 早稲田建築科への貢献可能性、すなわち、「自分を合格させる事で、在学中/卒業後に、大学に対してどのようなメリットが生じるのかを示す。」

 以上の事を踏まえ、志望理由書を書くための4つのステップを踏みまずは書き出してください。

 

■第一のステップ:.上記にある自己分析

 上記の「自分」「過去の自分」「現在の自分」「未来の自分」を明らかにする(ストーリー作り)。

第二のステップ:志望校との関連ずけ、

 第三のステップ: 文章化(第一のドラフト)

 第四のステップ: 推敲化 (何度かのドラフトを重ねる)

         第三者(できれば複数)による受験のプロまたは、建築家や

         建築科在学生、高校の国語の先生によるフィードバック等の意見を聞き

         改良点があれば修正して何度も推敲を重ねながら、最終 

         的に世界観の結晶化へと、高い精度の文章にする。

         その後に、締め切りを厳守して投函する。

 

    ▶ 作る ➡ 直す ➡ 叩くを繰り返します。

 最終段階が、志望動機書と志望理由書完成、自己PR資料作品展開と複写、作品名材質、制作意図、サイズなどの基本データーを統一する、編集最終化して表紙からの構成配置及び、校正後にプリント。

 ➡自己PR資料の素材及び細部テキスト他、イメージとストーリーの最終チエック。

 ➡ 模擬プレゼンテーション


 ■「仮面浪人として他大学に籍を置く人の場合の注意点」

  重要な点は「志望大学に入り直さなければならないという必然性」を示すことです。「将来、世界的に活躍するためには、………を修得しなければならない」を

 「国内では貴学、早稲田大学建築科でないと学ぶ事が出来ない」という視点が必要であり、その中心には”早稲田建築学報に記載された各研究室指導教授の……先生の実際の建築や著書をはじめ、建築科の授業内容、留学システム、卒業制作展、オ-プンキャンパス、在校生、設備(具体的に述べる)のです。この辺がいわゆる学部入試のとは異なり、AO入試や就職試験に近く、いかに自分をアッピールするか、大学にとっていかに有意義な人材か、また自分を合格させる事で大学にとりどのようなメリットがあるかを示す試験なのです。だから以前から言うように、通常の学部入試よりも厳しい事でもあり、また前向きで積極的な姿勢を持つ人にはチャンスでもあると話して来た理由です。ダメでも、また一般入試もあるし他大学の建築科AO入試を受験することは十分可能だからです。長期目標あればあとは大量行動を行う事は、いけない事ではありません。前向きに挑戦する事は人生でいつも必要な事だからです。

 

 

                      高橋 順一


早稲田建築AO/サイトアドレス

https://kenchiku-ao1.xsrv.jp

 

高橋順一公式サイト

https:www.junichitakahashi.info