東白鬚公園へ行ったら陽光ザクラが咲いていた、
いや咲いていたというより満開になっていた。
ソメイヨシノが遅れているのにこれは普通に咲いている、
桜にもいろいろと都合があるんだね。
ソメイヨシノに比べるとかなり明るいというか濃いピンク色。
この公園にはあちこちにあるけどバラバラになっているのでちょっと残念。
鮮やかなピンクの花が春を誘います。
団地のすぐ下です、ここに住んでいる人たちはいいね居ながらにしてお花見ができます。
これから咲いてくるハナカイドウにも似たきれいなピンク色。
アマギヨシノと寒緋桜の交配種らしい、花は下を向いて咲いている。
こういう姿を見ると寒緋桜の影響が色濃く出ているみたい。
ソメイヨシノみたいに花は全開しないのね、ちょっと遠慮がちに咲いている。
「陽光」という名前は、天地に恵みを与え
世界を平和にする太陽の光から名づけられました。
この桜を作出した高岡正明氏は、戦前に青年学校で教鞭をとっていましたが、
教え子の戦死の報が次々に届いたことに心をいため、
戦地に散った教え子たちに桜を咲かせて見せてあげたいという思いから
寒い環境でも暑い環境でも咲くという、さらに病気にも厳しい気候にも強い
「陽光桜」を生み出したのでした。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 3月 27日 東白鬚公園
桜にも、いろいろ歴史や逸話があるのね。
それを知ると応援したくなりますね。
今は陽光ザクラが一人で頑張っています。
名前にそんな謂れがあるとは知らなかった
単なる陽の光みたいなきれいな桜と
思っていたけど深い意味が込められていたのですね。
知ってから陽光ザクラを見る目がちょっと変わりました。