
不可解な事件です。 最初は 総連側が差し押さえを逃れるために元公安調査庁長官/投資家らを巻き込んだものかと思っていたら、どうも 窮地に立った総連の土地建物をだまし取ろうしたという詐欺事件になってきました。
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「詐欺入念に計画か 先行登記迫り、契約急ぐ 緒方容疑者 総連本部詐取・東京地検」(6月29日 時事通信) _ ※追加1へ
「総連本部詐取容疑、緒方元長官ら逮捕 … 4億円報酬も立件へ」(6月29日 読売新聞) _ ※追加2へ
「朝鮮総連仮装売買 緒方元公安調査庁長官を逮捕 詐欺容疑」(6月28日 毎日新聞) _ ※追加3へ
「総連本部虚偽登記 取り巻く“やり手” “風雲児”」(6月27日 iza /産經新聞) _※追加4へ
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治安/安全保障上の脅威に関する情報収集 (諜報活動) を行う組織の元トップで、刑事訴訟における捜査/訴追/裁判の執行の監督などを行う検事の地方単位の長である高検検事長経験者が逮捕されるとは、前代未聞のことです。
しかも 朝鮮総連などの情報も収集する立場にあった公安のトップにいた人ですから、当初は被害者かと受け止めていました。
元公安調査庁長官/元高検検事長などと聞けば、社会的な信用力が絶大なことは明白です。 普通の人はそれを知っただけで、立派な人で 犯罪を犯すような人ではない、尊敬すべき人と思い込んでしまうでしょう。
その社会的な信用力を悪用して詐欺を犯したとしたら、これは大問題です。 更に捜査が進んで、彼らの後ろにまだ黒幕がいた? なんてことにならないとも限りません。 特捜部の徹底した捜査を望みます。
以上
以下は興味ある人のみ お読み下さい。
※追加1_ 在日本朝鮮人総連合会 (朝鮮総連) 中央本部 (東京都千代田区) の土地・建物をめぐる詐欺事件で、逮捕された元公安調査庁長官 緒方重威容疑者 (73) が、売買交渉に関与した当初から先行登記を総連側に迫り、契約時にはすぐに手続きができるよう司法書士を同席させるなど 詐欺を入念に計画していた疑いの強いことが29日、分かった。
東京地検特捜部は、総連から提供された 4.84億円 を分け合った緒方容疑者らが、総連に取引を中止させないよう、契約を急いだとみて調べている。 同日接見した弁護士によると、緒方容疑者は「罪とはならない。 よく調べろ」と捜査を批判したという。
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※追加2 _ 朝鮮総連 中央本部の土地・建物の移転登記事件で、東京地検特捜部は28日、土地などをだまし取ったとして、元公安調査庁長官の緒方重威容疑者ら3人を詐欺容疑で逮捕した。
緒方容疑者は容疑を否認している。 特捜部では、緒方容疑者らが売買契約前に朝鮮総連側から報酬などとして受け取った 4.84億円 についても、同容疑で立件する方針だ。
緒方容疑者は1993年7月から2年間、同庁長官を務めた後、仙台/広島両高検検事長を歴任した。 法務省によると、検事長経験者の逮捕は前例がないという。 ほかに逮捕されたのは、取引を仲介した元不動産会社社長・満井忠男 (73)、資金調達役とされたコンサルタント会社元役員・河江浩司 (42) の両容疑者。 満井容疑者は否認しているが、河江容疑者は容疑を認めているという。
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※追加3 _ 朝鮮総連 中央本部の仮装売買事件で、東京地検特捜部は28日、元公安調査庁長官 緒方重威容疑者(73) ら3人を詐欺容疑で逮捕した。 総連側に架空の売却話を持ちかけ、中央本部の土地・建物をだまし取った疑い。 中央本部の売却問題は、総連を調査する立場にあった元公安庁長官が逮捕される異例の刑事事件に発展した。
ほかに逮捕されたのは、売買仲介役となった元不動産会社社長 満井忠男 (73)、資金調達役とされた元銀行員 河江浩司 (42) の両容疑者。
調べでは、緒方元長官らは4月中旬から5月下旬、売買代金を支払う意思も能力もないのに、総連側代理人の土屋公献・元日本弁護士連合会会長 (84) らに対し、「金主が確実にいる」などとうそをつき、緒方元長官が社長を務める「ハーベスト投資顧問」が中央本部の土地・建物を購入する計画を説明。 さらに「先に所有権移転登記をして、それを確認できてから代金を払う形にしてもらいたい」と要請して、5月31日に売買契約を締結したうえ、翌6月1日に所有権移転登記をして、中央本部の土地・建物を詐取した疑い。
特捜部は13日、緒方元長官らが売買の実態が
ないのに虚偽の所有権移転登記をしたとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で関係先の家宅捜索に乗り出し、関係者の事情聴取を進めていた。 その結果、緒方元長官らに資金調達能力はなかったと判断し、詐欺容疑での立件に踏み切った。
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※追加4 _ 地上げと政界へのコネ/業界紙掲載のコンサル/詐欺事件敗訴の企業家 _ 朝鮮総連の中央本部をめぐり虚偽の所有権移転登記が行われたとされる事件で、緒方重威元公安調査庁長官 (73) や土屋公献元日弁連会長 (84) らによる売買交渉に関与したのは、やり手企業家としてメディアに取り上げられた人物たちだったことが27日、分かった。
交渉を仲介した元不動産会社社長 (73) は平成10年、強制執行妨害などの容疑で警視庁に逮捕され、退官したばかりの緒方元長官が弁護を引き受けたのが縁で付き合いが始まった。
元社長は、バブル期にビル開発など東京都内を中心に地上げを進め「業界の風雲児」に。 自民党の閣僚経験者に政治献金するなど、政界とのパイプも取りざたされた。
総連本部の購入資金 35億円 の調達役になった元信託銀行員 (42) は、元社長の知人。 賃貸住宅仲介会社幹部や就職情報会社社長などを経て、平成12年に経営コンサルタント会社を設立、業界紙に紹介された。
出入りしていた東京・八重洲の投資顧問会社の所在地に昨年9月、ハーベスト投資顧問を実質的に設立。 同社が総連本部購入の受け皿会社になり、緒方元長官が今年4月、社長に就任している。
最終的な「資金提供者」として登場した男性投資家 (41) は、元銀行員が紹介した。 米国で取得した資格を基に6年、ヘリコプター操縦士養成会社を設立し急成長。 ベンチャー企業家としてテレビ出演するなどして脚光を浴びたが、死者2人を出した12年の墜落事故を機に業績が悪化。
その後、詐欺事件への関与などが指摘され、クレジットカード会社をめぐる民事訴訟で昨年、別の男性とともに東京地裁で約 1,100万円 の賠償を命じる判決を受けた。
投資家は今年5月、初対面の緒方氏に「約 60億円 の自己資金が海外にある。 35億円 はすぐに出せる」と豪語したとされ、緒方氏は「波長が合う人物だと、信用した」と話している。
以上
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「詐欺入念に計画か 先行登記迫り、契約急ぐ 緒方容疑者 総連本部詐取・東京地検」(6月29日 時事通信) _ ※追加1へ
「総連本部詐取容疑、緒方元長官ら逮捕 … 4億円報酬も立件へ」(6月29日 読売新聞) _ ※追加2へ
「朝鮮総連仮装売買 緒方元公安調査庁長官を逮捕 詐欺容疑」(6月28日 毎日新聞) _ ※追加3へ
「総連本部虚偽登記 取り巻く“やり手” “風雲児”」(6月27日 iza /産經新聞) _※追加4へ
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治安/安全保障上の脅威に関する情報収集 (諜報活動) を行う組織の元トップで、刑事訴訟における捜査/訴追/裁判の執行の監督などを行う検事の地方単位の長である高検検事長経験者が逮捕されるとは、前代未聞のことです。
しかも 朝鮮総連などの情報も収集する立場にあった公安のトップにいた人ですから、当初は被害者かと受け止めていました。
元公安調査庁長官/元高検検事長などと聞けば、社会的な信用力が絶大なことは明白です。 普通の人はそれを知っただけで、立派な人で 犯罪を犯すような人ではない、尊敬すべき人と思い込んでしまうでしょう。
その社会的な信用力を悪用して詐欺を犯したとしたら、これは大問題です。 更に捜査が進んで、彼らの後ろにまだ黒幕がいた? なんてことにならないとも限りません。 特捜部の徹底した捜査を望みます。
以上
以下は興味ある人のみ お読み下さい。
※追加1_ 在日本朝鮮人総連合会 (朝鮮総連) 中央本部 (東京都千代田区) の土地・建物をめぐる詐欺事件で、逮捕された元公安調査庁長官 緒方重威容疑者 (73) が、売買交渉に関与した当初から先行登記を総連側に迫り、契約時にはすぐに手続きができるよう司法書士を同席させるなど 詐欺を入念に計画していた疑いの強いことが29日、分かった。
東京地検特捜部は、総連から提供された 4.84億円 を分け合った緒方容疑者らが、総連に取引を中止させないよう、契約を急いだとみて調べている。 同日接見した弁護士によると、緒方容疑者は「罪とはならない。 よく調べろ」と捜査を批判したという。
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※追加2 _ 朝鮮総連 中央本部の土地・建物の移転登記事件で、東京地検特捜部は28日、土地などをだまし取ったとして、元公安調査庁長官の緒方重威容疑者ら3人を詐欺容疑で逮捕した。
緒方容疑者は容疑を否認している。 特捜部では、緒方容疑者らが売買契約前に朝鮮総連側から報酬などとして受け取った 4.84億円 についても、同容疑で立件する方針だ。
緒方容疑者は1993年7月から2年間、同庁長官を務めた後、仙台/広島両高検検事長を歴任した。 法務省によると、検事長経験者の逮捕は前例がないという。 ほかに逮捕されたのは、取引を仲介した元不動産会社社長・満井忠男 (73)、資金調達役とされたコンサルタント会社元役員・河江浩司 (42) の両容疑者。 満井容疑者は否認しているが、河江容疑者は容疑を認めているという。
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※追加3 _ 朝鮮総連 中央本部の仮装売買事件で、東京地検特捜部は28日、元公安調査庁長官 緒方重威容疑者(73) ら3人を詐欺容疑で逮捕した。 総連側に架空の売却話を持ちかけ、中央本部の土地・建物をだまし取った疑い。 中央本部の売却問題は、総連を調査する立場にあった元公安庁長官が逮捕される異例の刑事事件に発展した。
ほかに逮捕されたのは、売買仲介役となった元不動産会社社長 満井忠男 (73)、資金調達役とされた元銀行員 河江浩司 (42) の両容疑者。
調べでは、緒方元長官らは4月中旬から5月下旬、売買代金を支払う意思も能力もないのに、総連側代理人の土屋公献・元日本弁護士連合会会長 (84) らに対し、「金主が確実にいる」などとうそをつき、緒方元長官が社長を務める「ハーベスト投資顧問」が中央本部の土地・建物を購入する計画を説明。 さらに「先に所有権移転登記をして、それを確認できてから代金を払う形にしてもらいたい」と要請して、5月31日に売買契約を締結したうえ、翌6月1日に所有権移転登記をして、中央本部の土地・建物を詐取した疑い。
特捜部は13日、緒方元長官らが売買の実態が
ないのに虚偽の所有権移転登記をしたとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で関係先の家宅捜索に乗り出し、関係者の事情聴取を進めていた。 その結果、緒方元長官らに資金調達能力はなかったと判断し、詐欺容疑での立件に踏み切った。
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※追加4 _ 地上げと政界へのコネ/業界紙掲載のコンサル/詐欺事件敗訴の企業家 _ 朝鮮総連の中央本部をめぐり虚偽の所有権移転登記が行われたとされる事件で、緒方重威元公安調査庁長官 (73) や土屋公献元日弁連会長 (84) らによる売買交渉に関与したのは、やり手企業家としてメディアに取り上げられた人物たちだったことが27日、分かった。
交渉を仲介した元不動産会社社長 (73) は平成10年、強制執行妨害などの容疑で警視庁に逮捕され、退官したばかりの緒方元長官が弁護を引き受けたのが縁で付き合いが始まった。
元社長は、バブル期にビル開発など東京都内を中心に地上げを進め「業界の風雲児」に。 自民党の閣僚経験者に政治献金するなど、政界とのパイプも取りざたされた。
総連本部の購入資金 35億円 の調達役になった元信託銀行員 (42) は、元社長の知人。 賃貸住宅仲介会社幹部や就職情報会社社長などを経て、平成12年に経営コンサルタント会社を設立、業界紙に紹介された。
出入りしていた東京・八重洲の投資顧問会社の所在地に昨年9月、ハーベスト投資顧問を実質的に設立。 同社が総連本部購入の受け皿会社になり、緒方元長官が今年4月、社長に就任している。
最終的な「資金提供者」として登場した男性投資家 (41) は、元銀行員が紹介した。 米国で取得した資格を基に6年、ヘリコプター操縦士養成会社を設立し急成長。 ベンチャー企業家としてテレビ出演するなどして脚光を浴びたが、死者2人を出した12年の墜落事故を機に業績が悪化。
その後、詐欺事件への関与などが指摘され、クレジットカード会社をめぐる民事訴訟で昨年、別の男性とともに東京地裁で約 1,100万円 の賠償を命じる判決を受けた。
投資家は今年5月、初対面の緒方氏に「約 60億円 の自己資金が海外にある。 35億円 はすぐに出せる」と豪語したとされ、緒方氏は「波長が合う人物だと、信用した」と話している。
以上