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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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悪女映画に欠かせない男

2006年09月21日 | シネマ何だかんだ
悪女もの映画に、「氷の微笑 Basic Instinct」(1991年) と「ディスクロージャー Disclosure」(94年) が思い浮かびます。
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「氷の微笑」(原題は「本能」) は、ヴァーホーヴェン Paul Verhoeven 監督、エスターハス Joe Eszterhas 原作/脚本、ゴールドスミス Jerry Goldsmith 音楽、マイケル・ダグラス Michael Douglas とシャロン・ストーン Sharon Stone が共演しました。 予算 $49M、興収 $352M のヒット。

この監督らしく際どい場面が多く、エロチシズムの一歩手前でスリルを作っています。 取調室で足を組みかえるシーンでは、生唾を飲むような取調刑事の表情もよく演出されていますね。 音楽も場面によく合っています。 撮影監督を務めたヤン・デ・ボンは後に「スピード」(94年) で監督デビューしました。 06年に続編の「Basic Instinct 2」が公開されましたが、話題にはならず不人気でした。

ストーンは、以前は秘宝冒険もの「キング・ソロモンの秘宝」などで普通の女を演じていましたが、ヴァーホーヴェン映画「トータル・リコール」(90年) からと、次いでエスターハス脚本の映画「硝子の塔 Sliver」(93年) でも 悪女を演じました。 「硝子の塔」は、殆ど忘れましたが「氷の微笑」と同じような映画だったと記憶、出来は大分落ちますね。
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「ディスクロージャー (暴露・発表)」は、レヴィンソン Barry Levinson 監督、クライトン Michael Crichton 原作、モリコーネ Ennio Morricone 音楽、マイケル・ダグラス Michael Douglas とデミ・ムーア Demi Moore が共演しました。 予算は不明ですが、興収 $212M とヒットしました。

これは先ず ハイテクに強い作者の原作が面白く、追いつめられたダグラスが起死回生を目指して 証拠をプレゼンテーションで披露する場面が痛快です (原作のほうがもっと効果的です)。 証拠ビデオを通信回線からダウンロードするなんて、映画製作当時は実現していたかどうか? また未来のデータベースを操作する場面もあります。 

モリコーネの音楽は印象薄く、もうメロディは涸れたようですね。 ムーアは、前にけなげなヒロインで評判となった「ゴースト/ニューヨークの幻 Ghost」 (90年) を否定する悪女役で 演技の幅を広げようとしたのでしょうが、逆効果となったのでは?
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悪女に翻弄される役にマイケル・ダグラスが共に出演、こういう演技が向いているのでしょうか? 父のカークとは違って、アクションよりはサスペンスものに重点を置いているようです。     以上


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