シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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大腸ポリープ摘除手術

2017年02月16日 | 世相あれやこれや
両端は、その筋肉と体つきはまさに超人ハルク。 イランのハルクとの異名を持つ男。 中央は手術を受けた病院。
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昨年12月 大腸の内視鏡精密検査を受けて、ポリープが見つかり、除去手術を勧められました。 しかし検査ををしたクリニックには設備がないので、近くの大病院を紹介するから そこで受けるようにといわれました。
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ウィキペディアから __ 大腸ポリープ (英: Colorectal polyp) とは、大腸 (直腸・結腸) に生じるポリープの総称。 近年は、大腸における「隆起性病変」ないし「大腸腫瘍」は、「大腸癌」や「ポリープ」を含めて一括の概念で総括され、総合的に評価される (※追加1へ)。
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14日午後3時から手術と決定。 その前日から食事制限があり、夕食は夜7時までに済ませておくように、しかも “素うどん” だけと。 以前の内視鏡検査の時もそういわれました。

前夜9〜10時に下剤を服用。 翌朝 (当日の朝) 7時から洗浄剤を2リットルの水に溶かして、1時間1リットル当りでゆっくり飲んでいきます。 1リットル飲んだ後 500ml の水を飲みます。 次いで 500ml の洗浄水を飲み、250ml の水を飲み、次いで 500ml の洗浄水と 250ml の水を飲みます。

途中の朝9時頃から通じがあり、柔らかい便が出た後、通じの度に徐々に茶色の色が薄くなり、水状になっていきます (腸内洗浄が進行しています)。 最後には黄色い水状のものしか出なくなり、ほぼ大腸洗浄は完璧です。

2時半に大病院に到着すると、着ているものを全て脱ぎ、地階売店で購入した穴空きパンツと 備え付きの薄いガウンというか丈の長い上っ張りを着ます。

3時ぴったりに8畳ほどの内視鏡の寝台に横向きに寝て手術を開始、肩に筋肉の動きを抑える注射をしただけで麻酔を掛けず、ほぼ1時間かけてポリープ摘除手術が終わりました。
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手術の間 医療チームと一緒に液晶モニター画面を見ながら、手術の様子を観察できます。 驚いたのは、ポリープを見やすくするために青い液を吹き掛ける道具、ポリープを挟んで除去するハサミ、除去した後を洗濯バサミのようなものを打ち出す道具、そして勿論 大腸内でそれらを映し出すカメラ、この4つもの道具を尻から挿入し、次々に処置していることです。 いや もっというと、摘除したポリープを回収するチューブもありますから5本も?

本人は勿論 楽ではなく、気持ちがいいともいえないのですが、我慢できないほどではありません。 日本の技術は相当に高いレベルに達していると感じました。 また それら手術設備はそれなりに高額だろうし、医療チーム3人が関わってますから、街のクリニックでは負担できないのだろうとも思いました。
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終わって着替えを済ませ 椅子で待つと、4時半頃 医療チームの1人がやってきて説明してくれました。 検査ではポリープは6カ所だったが、結局9つのポリープを除去したとのことです。 モニター画面で見たポリープは大きさが小豆大くらいでしたから、まあ豆粒といってもいいでしょう。 枝豆ほど大きくはなかったと思います。 装着した洗濯バサミは後日 自然に取れて流れてしまうとのことでした。

今後2週間ほどは激しい運動をしないように (除去した後の洗濯バサミが取れてしまうから)、また消化によいものを食べ、コーヒーやアルコールは飲まず 味の濃いものは食べないように とも。

今日は固形状のものは食べず、流動食を食べるようにとのことで、夕食はスープばかり飲みました。 翌朝は普通に食パンとヨーグルトを食べましたが、腸に何も入ってなかったから胃から大腸への消化は早く、ほぼ1時間後には “通じ” がありました (はやっ)。 水状に近い やや固形物といっても柔らかい物を含んだものが出ました。

取り出したポリープの検査も含めて、手術結果を27日に担当医から説明しますとのことで、また通院です。 会計処理後 5時頃帰宅しましたが、当然 あまり元気が出ませんでしたね。

以上


※追加1_ 形態 __ 形態観察分類には以下のものがある。基本的に表在型までを「ポリープ」と称し、隆起型以降は「癌」と称される場合が多い。

表面構造 __ 拡大内視鏡の開発により、5~100倍もの倍率観察が可能となり、ポリープの微細表面構造を観察し悪性度の評価が行われるようになった。 以前は生検による病理検査にて良悪性の診断が施行されていたが、現在では臨床診断の指標として広く施行されている。

治療 __ 主に「大腸ポリープ・早期大腸癌」に対する治療について記述する。

治療対象 __ 大腸癌の発生機序として “adenoma carcinoma sequence” と呼ばれる理論が考えられており、そこでは腺腫から癌が発生してくることが想定されている。 すなわち 大腸ポリープの治療の目的は、「大腸癌」ないし「大腸癌の発生となりうる病変」を切除することにある。 どのポリープがそれに該当するかは主に内視鏡的に臨床診断される。 ポリープすべてが切除対象ということは無く、経過観察を行う場合も多い。

治療選択 __ 大腸における「隆起性病変」ないし「大腸腫瘍」は、「大腸癌」や「ポリープ」を含めて一括の概念で総括されている。 治療においては主に以下の2つに大別して進められる。 内視鏡的観察診断から上記のどちらが適応であるかを診断し治療を選択していく。

● 大腸ポリープ・早期大腸癌:経過観察・内視鏡的治療・外科的手術 __ 大腸ポリープに関しては上記の通りに治療が必要と思われるポリープを治療していく。 稀に巨大ポリープ等の場合で内視鏡的切除が技術的に困難な場合に外科的手術治療が選択される場合もある。 早期大腸癌は「大腸癌が粘膜上皮内 (m) または、粘膜下層 (sm) までに留まるもの」を指し、このうち「粘膜下層に至ったものでも進達度が浅くリンパ節転移の可能性が無いと思われる病変」までに対して内視鏡的治療が行われる。 たとえ ポリープの大きさが小さくても、それ以上の進行があると臨床診断されれば外科的切除・リンパ節郭清の適応となる。

● 大腸癌:外科的手術・リンパ節郭清・化学療法

治療方法 __ 大腸ポリープ・早期大腸癌の治療法には大きく以下の3つの治療法が存在する。 病変の形態・大きさによってそれぞれ治療方法が選択される。

● ポリープ切除術 (polypectomy)
● EMR(内視鏡的粘膜切除術)
● ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)

以上

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