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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

トスカの二の腕

2012年09月03日 | イタオペ小話色々
2006年4月29日投稿分__

インテル開発者会議 (Intel Developer Forum) に行ってきました。 そこで米インテル本社から来た 米人のプレゼンテーションと、ゲストスピーカーの日本人のプレゼンを見て感じました ... 何と体格としゃべりが違うのだろうと。

米人は胸板が厚くて、レスラーのような人もいます。 対して大概の日本人は小柄で貧弱に見えます。 話し振りも米人は自信ありそうにしゃべりますが、多くの日本人のしゃべりはトツトツとしていて 自信ありそうに聞こえません (タマニうまいしゃべりで話し慣れている人もいますが)。 例外的に米人にも分かりにくい英語で いかにも技術屋さんという人もいます。
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途中でプッチーニ「トスカ Tosca」の映像でドイツ人が NY メト (歌劇場) で歌うトスカ像が頭の中で浮かびました ... 顔はホッソリしているヒルデガルト・ベーレンス Hildegard Behrens の二の腕 (ヒジから上の部分) の太かったこと。 オペラの写真やイラストを見ていると、オペラ歌手は殆ど逞しい体格~横綱級が多いです (たまに痩せ型の人もいますが)。

日本人のオペラ歌手でも欧米の劇場で中堅どころはいますが、主役級はいないですね。 これは体格が大いに原因があると思います。 逞しい体格でないと、極端な話し ドラマチックソプラノのイゾルデ、ブリュンヒルデ、トゥーランドットや、ヘルデンテノールのトリスタン、ジークフリート、オテロの強靭な声は出ないでしょう。 

なにせ ドミンゴ Placido Domingo などは、舞台でソプラノ歌手を両手で抱き上げたまま歌ったこともあるくらい力がありますから、まず並の日本人にはそんなことは無理でしょう (そんなシュワルツェネガー Schwarzenegger ばりの体格が不要な弦楽器奏者の世界では、一流楽団で通用する日本人が増えています ... ベルリンフィルではコンマスやヴィオラトップに日本人が就任しています)。 

あと20~30年はかかりそうですね、小さい頃から肉をたくさん食べて 体格の良くなった日本人のオペラ歌手が世界の檜舞台で主役級を歌うのは。    

以上

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