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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

新潟県にもワイン製造所があった?

2025年05月28日 | アート/書籍/食事
WineryStay カーブドッチのブドウ畑からの外観。 下左は内部ホールからブドウ畑を見たところ。 下右は夜の外観 __ 一休の HP から。
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父の17回忌法事で何年ぶりかで新潟県を訪れ、当日は新潟市西浦区 (にしかんく) にあるワイナリーにある宿泊所に泊まりました (上記写真)。

新潟市は平成の大合併 (2005年) で急に市地域が広がり、80万人近い人口になりました。 新潟県全体の人口が 210万人ですから、県の3分の1の規模です (旧来は3区のみだったのが、5区増えて8区になりました)。 私が60年前住んでいた (新潟市の南に隣接した) 新津市は、新潟市秋葉区となっています。

新潟県にワイナリーがあるとは、今回 宿泊するまで知りませんでした。 土質が砂の成分が多く、水はけが良くてブドウの栽培に適しているからのようです。
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新潟市西蒲区の越前浜や角田浜ではワインの生産が行われており、「ワインコースト」と呼ばれる集積地に5軒のワイナリー (1つは広さ約2万坪のブドウ畑) が立地する。 カーブドッチ (駐車場200台)、フェルミエ (同30台)、ドメーヌ・ショオ (同10台)、カンティーナ・ジーオセット (同7台)、ルサンクワイナリー (同6台) など。 
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駐車場の台数がワイナリーの規模を表していると想像しますね。 確かに泊まったカーブドッチは宿泊施設・温泉施設・レストラン・ワイン販売店などの施設が多く、かなり賑わっている印象でした。

200台収容の駐車場は満杯に近く、こんなに客がいるのかと不思議に思いましたが、宿泊施設はそれほど混んでいなく、夜に離れの温泉施設へ行った後の帰りの10時頃に駐車場を抜けると ほぼガラガラ状態に変わっていました。 昼の入浴やワイナリーツアー、食事客の車だったのだろうと推測しました。

ワインは私はそれほど詳しくないので、こうとは断言できないのですが 夕食で飲んだハウスワインはそれなりの味でした。 普段 私が飲んでいるのは、フロンテーラ (下記画像) など5~6百円のチリ・ワインです。 なぜかというと “安くてうまい” からです。



私が愛飲するフロンテーラ2種 (カベルネ・ソーヴィニョン、シャルドネ どちらも数百円)、今回購入したカーブドッチ1種 (シャルドネ 数千円) のワイン。
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コンチャ・イ・トロ (Concha y Toro) は、チリ最大のワインメーカーである。 1883年 スペインの名門貴族一族のコンチャ・イ・トロによって創業され、8720ha のぶどう園を管理している。 日本においては、メルシャンが取り扱っている。 フロンテーラ (Frontera)・サンライズは普及品で、日本のスーパーマーケットで容易に入手できる。
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私にしてみたら 同じような味なのに “価格差がうんとある” ので不思議でなりません __ なぜ チリ・ワインはフロンテーラなど5~6百円の価格販売を実現できるのか? なぜ 日本のワインはウン千円もの価格でしか販売できないのか?

(全くの門外漢の私が推測したとして) 5百円のフロンテーラの原材料価格は100~150円でしょう。 それに利益・設備償却費・運搬費・倉庫費・販売費を積み上げると5~6百円になります。 では 日本の5千円のワインの原材料価格は? 私は多くても倍の200~300円ほどと推測します。 けれど それに利益・設備償却費・運搬費・倉庫費・販売費を積み上げると5千円になるのだと推測します。 なぜそうなるのか?
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その理由は生産規模に拠るところが大きいと想像します。 生産規模が大きいと単品価格を下げられますが、生産規模が小さければ単品価格を下げられないのです。 生産規模が大きいと 当然 生産数量が大きく、多くの販売店にも品物を回せますが、生産規模が小さければ 生産数量が小さく、(直営店など) 少数の販売店にしか品物を回せません。 

生産規模を大きくするには 当然 多くのブドウ畑を運営し、多くの設備を投資する事になります。 それには莫大な資金が必要になりますが、無名の新興ワイナリーに資金が唸るほどある、とは思えません (銀行も直ぐにハイヨと簡単に貸してくれないでしょう)。

しかも それらを経営者一人で行うなどできるはずもなく、ブドウ畑を維持運営する多くの熟練者、醸造所を維持運営する多くの熟練者が必要になり、簡単に人材が集まるとも思えず、さらに何万本ものワインが積み上がっても 宣伝販売する人や販売ルート・販売店も必要です。
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そうしたものは一朝一夕には なかなか 実現できないでしょう。

すると 老舗ワイナリーと新興ワイナリーで 同じような味のワインができたとしても価格差がどうしても生じてしまう、という事になります。 いわゆる規模の格差が価格差に直結する例ですが、これは大抵の製造品についてもいえるのではないかと考えた次第です。

もう一つ 門外漢の私が気づいたのは、ワインボトルのラベルです。 美味いワインは必ず 綺麗なデザインやロゴをあしらっています。 文字を並べただけだと、印象に残りにくいのです。 ラベルデザインでも まだまだやる事はありますよ。

いや それは違うよ こうですよ、というウンチクをお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひお聞かせ下さい。

今日はここまでです。


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