シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

助っ人はつらいよ?

2016年01月04日 | 音楽界よもやま話
15年2月 中国新疆ウイグル自治区の川で、くちばしが凍ったハクチョウ。
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26日に桜美林大学オーケストラの定期演奏会が駅そばのホールでありました。 当初は行かない予定でしたが、”ご声援を賜りたい” との招待状の葉書も届いたこともあり、これまで何回となく無料で楽しませてもらっていたので、義理を感じて “拍手をしに” 会場に出向きました。
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37回定期演奏会__メンデルスゾーン 序曲「ルイ・ブラス」/チャイコフスキー バレー音楽「白鳥の湖」組曲より抜粋/シューマン 交響曲1番「春」
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半年前にこの予定曲目を見て、うわ〜 プログラム・ビルディングが悪いと思った。 チャイコ以外は不人気曲だからです。

聴いた感想は __ やっぱり その通りでした。「ルイ・ブラス」はやたら “やかましい” だけで、メロディーが記憶に残りません。「春」はもともとシューマンのオーケストレーションが悪く、各楽器の音が “ごった煮風” で、分離の悪いステレオ装置で聴いているようなものでした。

「白鳥の湖」は有名なメロディーが多く、全体として良かったです。 しかし 終曲「ハンガリーの踊り」のコーダでは金管の音が大き過ぎて、一方のメロディーを弾く弦楽器の音がかき消されてしまいました __ 要するに楽器群のバランスが悪い __ といってしまうと身も蓋もない表現になりますが、(そよそよ?と弾く) 弦楽器の音が小さい学生アマオケにバランスを求めるのは無理かも。

ただ 上半身を大きく揺らしながら弾くコンミスの音は大きく、10列目位に座った私にまでその音が届いていました。 コンミスのステージ衣装は、やはり 最も派手目でした (といっても 肩から手首までの袖部分が何かの模様の編み目風なだけですが)。

終わって ゆっくりアンケートを書いてトイレに寄って会場を出たら、エレベーターホールのところで、エレベーターを待つ人たちの中に ヴァイオリンケースを背負った若い女性が立っていました。 ええっ さっきまで弾いていたオーケストラの一人?と思ったが、メンバーリストに賛助、OB、OG などもあったから、それらの中の1人なのかも __ それにしても退場し 着替えて出てくるのが早い。 10分くらいだったでしょうか。

桜美林大学の現役学生なら、恐らくこの後 “打ち上げパーティ” があって直ぐには帰らないだろうから、助っ人の1人なのでしょう。 或は 現役学生でも何か私用の用事があるのかも … しかし 急いでいる様子でもなかったですね。

助っ人だと パーティには参加しにくい雰囲気があると想像します (別件ですが、私も昔 卒業した学科の同窓会があって出席したことがありましたが、同じ学科でも年度が違う人たちばかりでは話しが弾まず、早々に会場を後にしたことがあります)。

あらためてメンバーリストを眺めると、低弦群には学生が少なく、特にコントラバスは他大学、賛助、OB、OG だけで、現役学生が1人もいない。 やっぱり メロディーラインを弾くことが少なく、楽器も大型で扱い易いとはいえないから、希望者が少ないのでしょう。

最後のアンコール曲 「くるみ割り人形」から “トレパック” (組曲より第4曲 ロシアの踊り) が元気な演奏で良かったです。 時々 楽器群毎に演奏者が立ち上がるのも ご愛嬌でした。
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客席の7割くらいは埋まっていたが、また 後ろ辺りの席に、いつもの (?) ぺちゃくちゃお婆さんたちがいました __ この前 孫と電話してたら、ハッキリいうのよ。 おばあちゃん、見たい番組があるからもう電話切ってもいい?って __ 別に聞きたくもないのだが、女性の声はキーが高いからよく聞こえるのです。

常連のようですが、開演前の待ち時間、休憩時間には口のチャックを締めておいてもらいたいものです。 昔見た ポパイのアニメでは、口のチャックを締める場面がよくありましたね。

以上

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