
2006年2月26日投稿分__
トリノ冬季オリンピックでの女子フィギュア競技で、日本人が初の金メダル獲得の快挙。 背景に流れていた音楽は、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」。 続く翌日のエキシビションでも リンクに入ったヴァイオリニストが奏いていたのは、プッチ
ーニのオペラ「トスカ」。 そういえばオリンピック開幕式でも伊テノールの大御所 (だった?) パヴァロッティが歌ったのも「トゥーランドット」。
プッチーニの曲は情感をしっとりと歌い上げる曲調が多く、聞いているうちに感情がこみ上げてきて、聞き終わると爽やかな気分になりますね。 いきなり感情を爆発させる曲調が多いヴェルディとはまた違った形で楽しめます。 勿論ヴェルディにも美しいメロディは山ほどあります。
一言でいうと、男性的な曲が多いヴェルディに対し、女性的な曲が多いプッチーニというと分かり易いかも。 オペラの曲名にもそれが現れています。「オテロ」「リゴレット」「ドン・カルロ」などのヴェルディ、「蝶々夫人」「マノン・レスコー」などのプッチーニ (例外もありますが)。
ともあれ、人類に豊かなメロディと感動を残してくれた伊オペラに感謝です。 特に20世紀はじめ、まだ西洋社会にとっては東洋の未知の国だった日本を「蝶々夫人」によって知らしめたプッチーニには、大感謝です。 韓国の某ソプラノが「大作曲家プッチーニは日本に蝶々夫人を、中国にはトゥーランドットを残したのに、なぜ韓国にはオペラの名曲を与えてくれなかったのか」といっていました。 分かりますよ、その感覚は。
想像するに プッチーニの心を打つような、この題材でオペラを書きたいという朝鮮の台本が当時なかったのでしょう。 今は韓国ドラマが多いですから、その中の1つでもオペラ向きのものがあるかも知れませんね。
以上
トリノ冬季オリンピックでの女子フィギュア競技で、日本人が初の金メダル獲得の快挙。 背景に流れていた音楽は、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」。 続く翌日のエキシビションでも リンクに入ったヴァイオリニストが奏いていたのは、プッチ
ーニのオペラ「トスカ」。 そういえばオリンピック開幕式でも伊テノールの大御所 (だった?) パヴァロッティが歌ったのも「トゥーランドット」。
プッチーニの曲は情感をしっとりと歌い上げる曲調が多く、聞いているうちに感情がこみ上げてきて、聞き終わると爽やかな気分になりますね。 いきなり感情を爆発させる曲調が多いヴェルディとはまた違った形で楽しめます。 勿論ヴェルディにも美しいメロディは山ほどあります。
一言でいうと、男性的な曲が多いヴェルディに対し、女性的な曲が多いプッチーニというと分かり易いかも。 オペラの曲名にもそれが現れています。「オテロ」「リゴレット」「ドン・カルロ」などのヴェルディ、「蝶々夫人」「マノン・レスコー」などのプッチーニ (例外もありますが)。
ともあれ、人類に豊かなメロディと感動を残してくれた伊オペラに感謝です。 特に20世紀はじめ、まだ西洋社会にとっては東洋の未知の国だった日本を「蝶々夫人」によって知らしめたプッチーニには、大感謝です。 韓国の某ソプラノが「大作曲家プッチーニは日本に蝶々夫人を、中国にはトゥーランドットを残したのに、なぜ韓国にはオペラの名曲を与えてくれなかったのか」といっていました。 分かりますよ、その感覚は。
想像するに プッチーニの心を打つような、この題材でオペラを書きたいという朝鮮の台本が当時なかったのでしょう。 今は韓国ドラマが多いですから、その中の1つでもオペラ向きのものがあるかも知れませんね。
以上